あけぼの大楽団

2002年4月結成 〜 2004年11月解散



2004年 (平成 16年)



2004年11月6日(土) 袋井の喫茶店マムゼルにて解散コンサート




曲目 メンバー

1 The Final Analysis (Don Ellis)  13:13
TB森口谷口−TP澄田−DS川嶋

2 Night of Skopje (Dusko Goykovich)  7:10
TP深谷−武田

3 Rock Odyssey (Hank Levy)  9:50
TP澄田−TB田崎

4 The Messenger (Paul Mckee)  10:20
TS影山−TP錦織−武田−DS川嶋

5 Pussy Wiggle Stomp (Don Ellis)  8:02
TS大村−武田−TP錦織−DS川嶋

6 Boogie Stop Shuffle (Charles Mingus)  12:57
AS水野−TB茂野−TS影山−BS早澤
谷口−溝尻−DS川嶋

7 Concerto For Trumpet (Don Ellis)  12:10
TP澄田

8 Indian Lady (Don Ellis)  10:08
TP錦織−武田−TB森口AS水野−DS川嶋

9 Naadam (林栄一)  12:48 *
溝尻−谷口−TB田崎−SS大村



Alto Saxophone,Soprano Saxophone
,Flute 水野恭伸
Alto Saxophone,Clarinet,Percussion
,Shanai 渡辺正志
Tenor Saxophone,Soprano Saxophone
,Clarinet,横笛,Recorder 影山宜延
Tenor Saxophone,Soprano Saxophone
,Clarinet 大村(益次郎)幸徳
Baritone Saxophone 早澤孝行
Trumpet 村岡督朗
Trumpet 深谷益弘
Trumpet 澄田錬
Trumpet,Piccolo,Flute 早澤妙子
Trumpet,Flute,横笛,Percussion 錦織琢
Tenor Trombone,Percussion
田崎(サボール)義
Tenor Trombone 森口昌基
Tenor-Bass Trombone 茂野しのぶ
Tuba 新見忠士
Gibson ES-175,Moon ST
,西野春平エレガット 谷口順哉
Piano,Synthesizer 武田隆子
Acoustic Bass 溝尻真也
Drums,Percussion 川嶋隆宏

Miscellaneous Percussion,Slide Whistle
中野(ケガ人)誠至 *




怒涛のライブだった やりたい放題やらせていただいた感じである

前回の演奏から1年以上空けて 全9曲 あけぼの大楽団最初で最後の2ステージだった
1曲10分が目標タイムだったらしい・・・って自分で言ってただけなんだけどさ
バラードは無く 勢いあるのみ ひたすら大音量だったかも
お客様も災難だったと思う・・・m(_ _)m

1曲目はDon Ellisの「The Final Analysis」
「Don Ellis at Fillmore」に収録されている(14分00秒)
思えば私がドン・エリスに取り付かれたのはこの曲からだった
15年ほど前に自分でコピーしてオレンジジャズオーケストラで演奏してもらった事もある
そういった意味でも思い入れの深い曲 今回はちゃんと売り譜を使用した
パワーのあるイントロで始まり 拍子も9拍子と3拍子と5拍子がぐるぐる変わっていくのだが
これが自然につながるのである
解説によるとベートーベン風だという?エンディングがこの曲のキモであろう
タイトルもそれらしいし・・・
終わりそうでなかなか終わらないエンディングで 練習の時は必ず誰かがはみ出していたのだが
本番は初めて誰もはみ出さずに決まった さすがである!!
この曲は2DSでやってみたいなぁ

2曲目はDusko Goykovichの「Night of Skopje」
今回のコンサートの中で最もおとなしい曲だと思う
5拍子であるがBASSが4分音符でランニングするので
ちょっと気をそらすと頭が分からなくなりやりにくい
簡単そうで危険な曲なのである

3曲目はHank Levyの「Rock Odyssey」
ある日自分が歳をとって楽器を吹けなくなった時のことを想像していたら
この曲をやっておかないと後悔する事になりそうな気がしたので
思い切ってこのバンドを立ち上げたのであった
そんな訳でこれも思い入れの深い曲 演奏できてよかったよかった
中盤の12拍子のソロのバックがなんといってもかっこいいんだよね〜!!
Hank LevyはStan Kentonに多くの曲を提供している変拍子ものを得意とする作曲家で
やわらかいハーモニーと歌うメロディーが持ち味である
昔 社員旅行でハワイに行った時にタワーレコードでHank Levyの曲の入っている
Stan Kentonのレコードをごっそり買ってきたことがある・・・重かった

4曲目はPaul Mckee(知らないけど)の「The Messenger」
Frank Mantoothの「Sophisticated Lady」に収録されている(10分1秒と10分13秒)
2バージョンが同じCDに入っているのできっとお気に入りの曲なのだろう
片方はBobby Shewもう一方はRandy Breckerがフューチャーされている
Woody Shawにささげられた曲である
ところでBobby ShewとWoody Shawの名前がごっちゃになる事ありませんか・・・(゚o゜)\バキ
イントロとエンディングは私が指揮をしたのだが
タップリやろうと思ったらちょっと間延びしてしまった 残念!!
それにしてもこのCDのジャケットときたら・・・


ここで休憩した


5曲目はDon Ellisの「Pussy Wiggle Stomp」
去年の浜松ジャズデイで演奏した 7拍子の曲でなかなか演奏が難しい
特にサックスのソリの部分が個人的に出来ないのだがなんとかごまかしたつもりだ
手拍子が2・4・6・7拍に入るので客席にちょっと御願いしてみたらちゃんとついてくる方が結構いた

6曲目はCharles Mingusの「Boogie Stop Shuffle」
いろいろなバージョンがありそうだがコンボ版は「Mingus Ah Um」に収録されている(3分41秒)
ビッグバンド版は「Live At The Theatre Boulogne-Billancourt/Paris Vol.2」に収録されている(15分20秒)
あけぼの大楽団では以前にも「Fables of Faubus」を演奏したことがあったが
今回もMingusの曲を1曲演奏した あの屈折感がいいんですね・・・(^_^)v
どうしてもアマチュアのビッグバンドはアドリブをある程度の長さに抑える傾向があるように思えるので
今回のライブでは他の曲でも極力長さをフリーにしてやってみた
達者な方が多いのでこういった事もできるのだが結構良い試みだったと思っている

7曲目はDon Ellisの「Concerto For Trumpet」
昨年のジャズデイでも演奏した
最初にクラとフルートの掛け合い?があるのだが今回はクラの音が大きかった様だ
この曲は最初のクラとフルートの部分があまりJAZZっぽい感じがしないので
当初は演奏してもらえないだろうなと思っていたのだが すんなり対応して頂いてメンバーの皆様には感謝している
どんな曲でもとりあえずやって頂ける様な雰囲気だったのかもしれない 大変良い事ですね・・・(^_^;

8曲目はDon Ellisの「Indian Lady」
最初に譜面を取り寄せたのは「Rock Odyssey」と「Indian Lady」だった
この2曲の譜面を見て驚いたのだがどちらもDS(ダル・セーニョ)もDC(ダ・カーポ)も無い
ドン・エリスの様な作曲家はメロディーが湯水の様に出てくるので同じ所を2回使ったりしないんだなぁ
等と感心したものである
中学の時に音楽の先生が音が3つでも素晴らしいメロディーがありますと言って
「ホフマンの舟歌」を紹介してくれたのだが 「Indian Lady」もテーマの部分(サビ以外)は音が3つである
結構いいかげんなメロディーの様な気もしたのだがやってみると勢いがあっていい曲である
この曲は是非2BASSでやってみたい

9曲目は林栄一の「Naadam」
那達慕(なあだむ)という
渋さ知らズの「渋さ道」に収録されている(9分10秒)
同じく「渋星」他にも収録されている(12分29秒) 今回は「渋さ道」版を参考にした
「渋星」版のイントロも結構いいんだけどね
テレビを見ていたらモンゴルに那達慕祭というものがあるらしいので何か関係があるのかも知れないが分からない
練習の時に途中でこの曲をやったら アンブシャーは壊れ音程はがたがたになり体力も使い果たし
その後他の曲の練習に差し支えるような事があった
本番で途中にこの曲をやるんなら抑えて演奏しなければならない 等という発言もあったので
目一杯演ってもらおうと思い最後にした この曲の後は一切演奏しないという条件付きだ
コンボのライブなんかでも例えば全10曲のうち9曲までまともな?スタンダード等を演奏していても
最後の曲で例えばちょっとフリーがかった色物?を演奏してしまうとバンドの印象としては
毛色の変わったバンドということになってしまうような気がする
そういった意味でこの曲を最後に持ってくるのは「日本のドン・エリス・オーケストラ」を目指してきた
あけぼの大楽団としては極力避けたかったところであるが
手を抜くって言うんなら(誰もそうは言ってないんだけどさ)仕方あるめぃ
とばかりにこの曲をもって花と散るのだった
みんな燃え尽きたと思う


多くのお客様にお越しいただきました
ありがとうございました・・・m(_ _)m


−−−−−−−−−−

2年半の間に 浜松ジャズデイで2回 袋井市の喫茶店「マムゼル」で2回 全部で4回演奏した 
メンバーは浜松方面の方が多かったので浜松で(ジャズデイ以外でも)ライブをやりたかったのだがそれはかなわなかった

最後ぐらいレギュラーメンバー全員で演奏したかったが直前になって中野くんが
自転車で転んでしばらくTBを吹けなくなってしまい急遽森口くんにトラを頼んだ
森口くんには昨年に引き続き難曲を短期間でこなしてもらい感謝している
結局一度もレギュラーメンバーで演奏する事はなかった・・・これもちょっと残念だ

これで解散するのであるが やってみたい事もまだあるし 未練もたっぷりである
好き放題の事をやってしまうと でもやっぱりスタンダードがちゃんと吹けなくっちゃなぁ
何ぞと反省?したりするのだが いつもその場限りの事で
また元気が出てきたら打ち上げで話の出ていた「帰ってきたあけぼの大楽団」もあるかもね・・・(^_^;


ありがとうございました・・・m(_ _)m




2003年 (平成 15年)


2003年9月21日(日) 13:20〜浜松ジャズデイ 浜松駅北口



曲目 メンバー

1 Pussy Wiggle Stomp (Don Ellis)
TS大村−P大橋−TP錦織
−DS川嶋

2 A New Hymn (Carla Bley)
TB田崎−TS影山

3 Concerto for Trumpet (Don Ellis)
TP澄田


SAX 水野恭伸 渡辺正志 影山宜延
大村幸徳 早澤孝行
TP 村岡督朗 深谷益弘 澄田錬
早澤妙子 錦織琢
TB 田崎義 中野誠至 太田八生

TUBA 宮原幸男
PIANO 大橋聖
BASS 溝尻真也
DRUMS 川嶋隆宏



雨降りだった
今回はマムゼルのコンサートが終わってから3回の練習でドン・エリスものを2曲追加するという
かなり無謀な事をやってしまった とりあえず途中で止まることもなく通った
1回やっておくと次にやる時に幾分こなれた演奏になると思う

1曲目はDon Ellisの「Pussy Wiggle Stomp
Don Ellis の「Autumn」に収録されている (6分42秒)
他に「Don Ellis At Fillmore」にも収録されている (11分54秒)
 我々が参考にしたのはAutumn版である Fillmore版はちょっと早すぎて・・・(^_^;
7拍子の曲で手拍子が2・4・6・7拍目に入る
最初の練習のときはこの手拍子も合わなかった様な気がする
前の週に練習したのだがやはり1週間すると大分忘れている
ジャズデイはリハーサルもないのでぶっつけ本番といった感じだった
途中無伴奏(手拍子だけ)のTPソロがあった (難)

2曲目はマムゼルでもやったCarla BleyのA New Hymn
前回はTBを茂野さんがやったのだが今回は田崎さんのソロだった
あけぼの大楽団で使わせてもらっている田崎さんのスコアは静かめに書いてあるのだが
そこへ土足で上がりこみ? ちょっとうるさい演奏にしてしまった
田崎さんはやりにくかったと思う・・・(^_^;

3曲目はDon Ellisの「Concerto for Trumpet
おお なんとこの曲をやってもらえるとは・・・
Don Ellis の「'LIVE' AT MONTEREY!」に収録されている (12分59秒)
5拍子の曲である 2−3の5拍子のようなのだが ず〜っと聴いていたら3−2のような気がしてきた
川嶋くんがカウントを出す時は12123で 私がカウントを出す時は12312である
最初のテーマ?の部分はクラリネットとフルートになっている
クラリネットも少しぐらいならなんとかなるだろうと思っていたのだが
譜面を見てみるとずいぶん音が高い 運指表にも無い高さである (難)
私はフリガナを振ってしまった・・・(^_^;
フルートも同様に音が高い SAXセクションだけではどうにもならないので
TPの2人(フルートも吹く)に手伝ってもらってなんとかこなした・・・と思う
タイトル通りほぼ全編TPがフューチャーされている




2003年 7月12日 袋井の喫茶店マムゼルにてあけぼの楽団とライブ



曲目 メンバー

1 Blues for 500 (自作)
TP澄田−TS大村
2 A New Hymn (Carla Bley)
TB茂野−TS影山
3 Night of Skopje (Dusko Goykovich)

TP錦織−P川嶋弘美
4 Fables of Faubus (Charles Mingus)
AS水野−TP深谷−B溝尻
5 Rock Odyssey (Hank Levy)
TP澄田−TB森口
アンコール Indian Lady (Don Ellis)
TP錦織−P川嶋弘美−TB中野
−TS影山−DS川嶋隆宏



SAX 水野恭伸 渡辺正志 影山宜延
大村幸徳 早澤孝行
TP 村岡督朗 深谷益弘 澄田錬
早澤妙子 錦織琢
TB 中野誠至 茂野しのぶ 森口昌基
TUBA 新見忠士
PIANO 川嶋弘美
BASS 溝尻真也
DRUMS 川嶋隆宏


2回目であった 結成以来1年4ヶ月の練習でレパートリーは6曲のみ

1曲目は自作の「500系新幹線のブルース」
5年ぐらい前に川嶋夫妻が「あけぼの楽団でもオリジナルをやりたい」と言い出したので
一時期何曲か作曲した事があったのだが(今は全く作っていない)
5曲目であり5拍子であり作ったあと新幹線の脇の道を車で走っていたら
突然見た事もない新幹線とすれ違ったので驚いたのだが それが試験走行中の
500系新幹線だったのでこのタイトルにした あんまり意味は無いっす
最初にあけぼの楽団で5管でやり 次にオレンジ・ジャズ・オーケストラで
TPユニゾンのテーマでやったのだが やっぱりなんだかしっくりこないので
TP+TSの2管によるテーマにしてやってみた アレンジャーの大変さが良く分かる

2曲目はCarla Bleyの「A New Hymn」 Carla Bleyの「Diner Music」に収録されている
渋谷毅オーケストラでも取り上げており「酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図」に収録されている
今回は参加しなかったがあけぼの大楽団の正式メンバーである田崎さん(TB)のアレンジで演奏した
同じ様な事を8小節づつやっているように見せかけておいて実は半音づつKEYが上がっていく
渋谷氏も「カーラ・ブレイは(ピアノはいまいちだけど)曲作りが上手いね」と何処かで言っていたと思うが
この曲も好きな曲であけぼの楽団で5管でやった事がある ちなみにゆっくりした4拍子である

3曲目はDusko Goykovichの「スコピエの夜」 スコピエはマケドニアの首都
マケドニアは昔のユーゴスラビアの一部 ゴイコビッチ氏はユーゴスラビアの出身である
ゴイコビッチ氏はマムゼルのマスターが大ファンであり来日した時にマムゼルで演奏することも多い
この曲はあけぼの楽団でも何度もやっている曲であるが今回は本人のスコアによるビッグバンド版
5拍子である

4曲目はミンガスの「フォーバス知事の寓話」 Mingus Big Band の「Gunslinging Bird」に収録されている
黒人と白人の共学に反対したアーカンソー州のフォーバス知事を皮肉ったミンガスらしい曲
この事件は「リトル・ロック・セントラル・ハイスクール危機」と呼ばれているらしい
この曲もあけぼの楽団で何度もやっている曲であった ミディアムの4ビート!!

5曲目は去年のジャズデイでもやったHank Levyの「Rock Odyssey」 ドン・エリスものである
途中管だけの12拍子(4+3+3+2または4+3+2+3)になるところがあり
ここを4+3+3+2でとるのか無理やり2+2+2+2+2+2と考えてしまうのか2派に分かれていたのだが
今回は2+2+2+2+2+2派が増えたかもしれない (私もそのくちですが・・・)
そのせいか?前回よりいくらか合っていたと思う

6曲目も去年のジャズデイでやったDon Ellisの「Indian Lady」
大筋はうまく流れるのだが一部TP・TB・SAXのリズムが交錯する部分があり
前回は破綻寸前だったので心配していたのだが 今回は大分落ち着いてできた




2002年 (平成 14年)


2002年 9月29日 浜松ジャズデイ 浜松「銀座ライオン」



プログラム メンバー

1 Rock Odyssey (Hank Levy)
TP小林−TB田崎

2 Indian Lady (Don Ellis)
TP錦織−P川嶋弘美−AS水野
−TS松本−DS川嶋隆宏


SAX 水野恭伸 渡辺正志 久保勉
松本忠雄 早澤孝行
TP 村岡督朗 深谷益弘 小林 健
早澤妙子 錦織琢
TB 田崎義 中野誠至 茂野しのぶ
TUBA 寺田憲重
PIANO 川嶋弘美
BASS 溝尻真也
DRUMS 川嶋隆宏



初陣であった 月に1回半年間の練習でレパートリーは2曲のみ

1曲目は私のもっとも好きな作編曲家Hank Levyの「Rock Odyssey」
Don Ellis の「Don Ellis At Fillmore」に収録されている (9分48秒)
ややゆっくりした7拍子(4+3)で始まり途中12拍子(4+3+3+2または4+3+2+3)となり
また7拍子(4+3)に戻って終わる 12拍子でTP−TBにアドリブがあった (難)

2曲目はDon Ellis本人の曲 Hank Levyの様に洗練された雰囲気はないが
反面ごつごつした感じがまたいいんです
Don Ellis の「Electric Bath」に収録されている (8分7秒)
再発版のCD「Electric Bath」には(Single) としても収録されている (2分58秒)
他に「Autumn」にも収録されている (17分42秒)
もともと早い5拍子なのだが「Autumn」版はもう物凄く早い
今回はTP−P−AS−TS−DSのアドリブがあったがKEYが”A”だった (難)




こんなページも作ってます ドン・エリス




ホームへ戻る | その他