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パチンコ寺子屋 其の十三〜マジカルカーペットの釘講座

 ハネモノの新機種がようやくチラホラ登場するようになりましたが、その中でも「マジカルカーペット」が導入されている店舗が目立ちます。当然、店の営業はCR機が主体ですので設置台数は多くはありませんが、ハネモノファンの方は勿論、CR機に少々食傷気味の方、たまにはこういう機種を打つと結構面白いですよ。
 と、言う訳で(どういう訳だ?)、今後、店の一番端のシマで(笑)末永くファンに愛されるであろう「マジカルカーペット」の基本的な釘講座のページを作成しましたので、よろしければ見て下さい。

 ハネモノを打った事がある方は御存知だと思いますが、特にこの「マジカルカーペット」は台毎のクセの差が大きい機種です。よって、理想の釘の話しをしても、釘が良い台を選べば勝てるとは申しません。却って、釘が良い台はクセ悪の台だと考えるのが妥当だと思います。店側としては、クセ悪台は簡単には出ないので、ある程度釘を良く調整しておいても大丈夫だと考えるからです。
 ハネモノで出来る限り良い成績を収めるには、とにかくまず、店に設置されている一台毎の役モノのクセと、全体的な釘の形を把握し、釘調整の変化を見極める事が大事です。面倒な事かとは思いますが、それが本来のパチンコの醍醐味ではないでしょうか。

 「マジカルカーペット」の釘を見る際、殆どの人がまず眼がいくのは「1チャッカー(オトシ)」の入賞口です。店側はここを大きめにしておけば見映えが良いので、出来る範囲で大きくしておきたいところです。しかしその分、他の箇所をシメておくという方法はいくらでもあるのです。
 釘調整の基本は、当然CR機などにも応用出来ますので理解して損はないと思います。では、「マジカルカーペット」の何箇所かあるチェックポイントを順を追って話しをしていきます。

ハネ周辺と天部分の釘
まず、1チャッカー(オトシ)や2チャッカー(ヘソ)と同等に重要な部分である「ハネへのヨリ」の釘から。
当たり前ですが、ハネ物はハネが開いただけでは玉は増えません。役物内の「Vゾーン」へ入賞して初めて大当りになる訳ですから。その為には当然、開いたハネに玉が入らなければチャッカーの入賞は意味が無いのです。
また、せっかく大当りしても、1Rにつき10個入賞する前に開閉が終了してしまう事が頻繁に起こるようでは、パンクの可能性が高くなるのは勿論、出玉がそれだけ削られているという事ですから相当な損になります。もし、CR機で10個(或いは9個)入賞する前にアタッカーが閉じてしまうラウンドが頻繁にあったら頭の血管が切れそうになりますよね。でも意味は同じ事です。ハネ物だからといって軽視しないようにしましょう。
上の写真はハネ周辺です。この部分で大事なのは「1」と「2」のコースの間隔です。多くの店でここをシメる調整を見かけますが、これは効果絶大。ハネの開閉は厳密に言うと、ハネの根元部分(マル1と2)の方が先部分(マル3)よりも長く開いている事になる訳ですし、先部分ですと乗りかけた玉が、閉じる勢いでこぼれてしまう事も頻繁にあります。ハネ周辺の釘を見る際にはこの「1」と「2」の部分が、写真の青矢印のようにシメられていないかチェックしましょう。もしここがシメられていたら、たとえ他の寄り釘がノーマル調整でも入賞率はガタ落ちします。極端な話し、ここの調整だけで前日の優秀台が回収台になり得ますので是非チェックしましょう。
下の写真は天釘の部分です(この写真はいろいろと事情で右盤面を反転していますが、ゲージは同じです)。ここも写真の矢印のように、元々ハネに玉を寄らせないよう、外に逃がす(当然チャッカーへの寄りも悪くなります)という調整をする店が多いので、必ずチェックしましょう。
1チャッカー(オトシ)上の風車とさらにその上部分
マジカペには、1チャッカー(オトシ)上の風車のさらに上に、外へ玉を逃がすべく「コボシポイント」があります。写真でもお解かりかと思いますが、その部分の釘を赤矢印の方向に調整されると、せっかく盤面中央コースを辿ってきた玉が、チャッカーに向かう手前で、さよ〜なら〜という事になります。
盤面全体の釘をチェックするうえでは、比較的地味な箇所ではありますが、その分、店側としては、落とし穴的な要素としてマイナス調整にし易い箇所にもなります。
また、写真でも補足してありますが、ハネモノほぼ全ての機種にある「オトシの上の風車」は、下げ調整になっている場合は「マイナス調整」である、という事を承知しておいて下さい。下げ調整だと玉が風車に絡み難くなります。言い換えると、勢いよく、左右遠くに飛ばされ易くなるという事になりますので、風車の真下に位置しているオトシに寄り難くなる訳です。基礎的な事として承知しておいて下さい。
1チャッカー(オトシ)のハカマの釘
1チャッカーの入賞口は、大半の人が真っ先に眼がいく所ですね。やや上向きに開いているのが理想です。店としてはここを少しでも開けておけば客も打つ気になります。しかしそれは、あくまでもオトシを通過すれば、の話しです。
左の写真のようにハカマの入口が小さければ、入賞口の釘がたとえ大きくてもあまり入らない、という事になります。ここもチェックしましょう。
右の写真はハカマが広がっていて、通過した玉が真下へ絞られ難い事を説明しています。昔からハネモノの「1チャッカー」のハカマには、主に「6本ハカマ」と「7本ハカマ」がありまして、読んで字の如く、ハカマの釘の本数で分類される訳ですが、マジカペは「6本ハカマ」です。例えば「7本ハカマ」の機種は「鉄骨親父」なんかがそうです。
勿論、元々のゲージにもよりますが、基本的には釘の本数が少ない分、「6本ハカマ」のほうがハカマを通過した玉が真下へ絞られ難いとされます。その「6本ハカマ」で右の写真のようにハカマを広げられてしまうと、落ちてきた玉がブレてしまい、より一層、入賞口で跳ね易くなってしまいますので、ここもチェックが必要です。
2チャッカー(ヘソ)の道釘
通常、2チャッカー(ヘソ)の入賞口自体が大きいという事は殆どありませんが、写真で説明している「道」が良ければ、ヘソがそんなに大きくなくても、案外入るものです。
ヘソの両横(写真の青矢印の先にある釘)にある釘は、上げ調整になっていないのが理想なのは勿論です。これが上げ調整になっていると、いかにも見映えが良くないのですが、この釘がたとえノーマルの高さでも、写真の青矢印の釘が下げ調整になっていても同じ事です。これは店でもよく見かけるので、釘を見る際、斜め上の方から覗き込んで、「逆八の字(釘の頭側の方が狭く見える)」になっていないか確認しましょう。これだけでヘソへの入賞率はガタ落ちします。

これまで説明した箇所を全てシメ調整にしておけば、その分、1チャッカーの入賞口を大きくしておいても店側としてはそんなに心配ではないでしょうから、1チャッカーの入賞口だけに惑わされないように盤面全体をチェックしましょう。

デジパチのように決まっている大当り確率が無いのがハネモノです(デジタルの振り分けの確率の事ではないですよ)。ですから、普段よくハネモノを打つ店では、日頃の経験・印象や、頭上のナンバーランプなどのデータも参考にして台毎の大まかな「大当り確率」を把握しておき、さらに前回来店した時の釘の記憶を元に、変化を見極めて台選びが出来れば一番の理想です。まあ、私自身も含めて非常に難しい「理想」ではありますが(笑)。

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