ライチョウ会議

ライチョウ会議とは、日本アルプスとその周辺に生息するライチョウの解明を通し、
生息環境を含めた保護と人との共存の道を探ることに寄与するために、平成12年に
大町市が発起人となり発足した組織(議長 中村浩志)です。各分野のライチョウ
研究者、行政関係者、自然保護団体、山小屋関係者等に一般市民が加わり年一回の大会を
開催し、ライチョウに関する情報交換と連携、調査・研究の充実と現状の把握、具体的な
保護活動の立案と提言、ライチョウについての知識の普及と啓発などを行っています。
事務局は、大町山岳博物館が務めています。
1998年にライチョウ会議の前身である「ライチョウを語る会」が開催され、2000年から
各県持ち回りで「ライチョウ会議」として開催されています。
報告書などから発表テーマや発表者を掲載しました。時代とともに変わってきたのがわかります。

第1回  第2回   第3回   第4回    第5回   第6回  第7回
第8回  第9回  第10回  第11回   第12回  第13回  第14回
第15回 第16回 第17回
上記をクリックすると該当会議の先頭行に飛びます。

会議名 開催日 内容
ライチョウを語る会 1998年8月29日 長野県大町市 大町建設労働者研修センター
「ライチョウの生活」 中村浩志 信州大学教育学部教授
「高い山の上とはどんな所か」 中山 冽 長野県植物研究会会員

Q&Aライチョウを語ろう
 司会進行 古林賢恒
「山ってなーに?ライチョウってどんな鳥!」
第1回ライチョウ会議 2000年8月31日 長野県大町市フレンドプラザ大町
基調講演「ニホンライチョウと人と」 講師 平林国男

事例発表
ライチョウ研究の現状
山岳博物館での取り組み             宮野典夫
富山雷鳥研究会の調査              加納哲夫
乗鞍岳のライチョウ調査             直井清正
白馬岳のライチョウ調査             北原正宣
ミトコンドリアDNA塩基配列から見たライチョウ 馬場芳之
ライチョウ生息数3000羽の根拠について      中村浩志

野生動物保護の現状と考え方
環境省鳥獣保護業務室              野口明史
林野庁中部森林管理局指導普及第一課       有井寿美男
文化庁における野生動物保護の現状と考え方
ライチョウ保護対策の経緯と今後の計画      松為幸夫
第2回ライチョウ会議 2001年8月29〜30日 長野県大町市長野県山岳総合センター
1日目 これからのライチョウ研究の課題
「これからのライチョウ研究の課題」       野口明史(座長)
モニタリング調査の方法と今後の問題点      北原正宣
ライチョウの遺伝的構造とMHC遺伝子分子の試み 馬場芳之
ライチョウの生育技術の確立、放鳥について    宮野典夫

総合討論                    古林賢恒(座長)

2日目 ライチョウの保護と高山環境の保全
「ライチョウの保護と高山環境の保全」      藤巻裕蔵
立山における人と自然への影響          林 一彦
乗鞍岳における人と自然への影響         直井清正
植生破壊の現状                 五十嶋博文
今後の登山のあるべき姿             佐伯 守

総合討論                    藤巻裕蔵(座長)

一般公開講演
「これからのライチョウ研究の課題」       中村浩志
「人はいかに高山の自然と関わるべきか」     河野昭一
第3回ライチョウ会議 2002年8月25〜26日 富山県天狗平 立山高原ホテル
第1セッション 立山におけるライチョウの生態と個体群動態
立山におけるライチョウの生息環境の現状と標識ならびにテレメトリー法による長期モニタリング調査の成果  (富山雷鳥研究会 肴倉孝明)
立山地域におけるライチョウのメタポピュレーションの動態       (富山雷鳥研究会 河野昭一)

第2セッション 高山環境
立山の気象―近年における環境変動の影響は?             (立山カルデラ砂防博物館 飯田肇)
ライチョウ保護対策への提言・ライチョウ会議の今後の進め方      (富山雷鳥研究会 熊木信男)
第4回ライチョウ会議 2003年9月6〜7日 東京農業大学100周年記念講堂
<1日目>
第一部 調査・研究報告 座長:北原正宣(山岳環境研究所)
細菌学的解析によるライチョウの生息環境評価      山口剛士ら(岐阜大・農・獣医微生物)
ライチョウの衛生対策                 渡邊忠雄(東京農大・農・家畜衛生)
野生ライチョウに認められたロイコチトゾーン感染    村田浩一(日大・生物資源科学部・野生生物学研究室)
ライチョウの血液原虫感染に関する調査・研究      村田浩一(日大・生物資源科学部・野生生物学研究室)

南アルプス光岳周辺のライチョウの生息状況       朝倉俊治、増田章二(静岡ライチョウ研究会)
乗鞍岳におけるライチョウ個体群に関する研究      北原克宣(長野県茶臼山自然史館)・中村浩志(信州大・教育)
ライチョウを用いたMHC分析の進行状況        馬場芳之(九州大学大学院・比較社会文化研究部)
ニホンライチョウの隔離個体群調査の必要性       肴倉孝明・北原正宣(山岳環境研究所)

繁殖期における番い雄と独身雄の行動          本間一成(上越教育大・生物学教室)
植物群落から見たライチョウの営巣環境         西條好廸(岐阜大学流域圏科学研究センター)
抱卵中のメスライチョウの採食・離巣行動        栗原沙希ら(東京農工大・農・森林生物保全)
ニホンライチョウの人工孵化について          宮野典夫(市立大町山岳博物館)
抱卵中のメスライチョウの採食植物および抱卵の中・後期におけるついばみ回数の一時例 安間勇樹ら(東京農工大・農・森林生物保全)

関係機関のニホンライチョウ保護事業
市立大町山岳博物館におけるライチョウ保護事業について 宮野典夫(市立大町山岳博物館)
中部森林管理局のライチョウ保護管理事業について    有井寿美男(中部森林管理局指導普及第一課)
富山県におけるライチョウの保護対策の経緯       中島 剛(富山県自然保護課)
乗鞍岳のライチョウ生息調査について          田中高行(岐阜県自然環境森林室)
大蓮華山(白馬岳〜朝日岳)における高山環境の保護事業について 蓬澤正二(大蓮華山保勝会)
ニホンライチョウの保護管理の指針           田辺 仁(環境省自然環境局野生生物課鳥獣保護業務室)

<2日目>
生物多様化の道                    本谷 勲(東京農工大学名誉教授)
高山の環境と植物群落                 丸田恵美子(東邦大学理学部)
ニホンライチョウの生態                北原正宣(山岳環境研究所)
ニホンライチョウの生息状況・ツキノワグマの役割とコリドーの意味  古林賢恒(東京農工大学農学部)

パネル討論
加藤幸子(作家)
服部一景(森の手帳編集長)
松田輝雄(元NHKアナウンサー)
本谷 勲(東京農工大学名誉教授)
丸田恵美子(東邦大学理学部)
北原正宣(山岳環境研究所)
古林賢恒(東京農工大学農学部)
第5回ライチョウ会議 2004年8月22〜23日 岐阜県高山市市民大ホール
セッション1 乗鞍岳のライチョウ―調査の歴史と現状報告―
乗鞍岳のライチョウ調査の歴史と現状報告              (日本野鳥の会岐阜県支部 福井強志)
最近30年間における乗鞍岳のライチョウなわばり数および分布の変化 (信州大学 瀧澤輝佳)
環境保全税を利用したライチョウ生息調査              (岐阜県自然環境森林課 山崎靖)
乗鞍岳の植生環境について                     (高山短期大学 小野木三郎)
自然公園管理の問題点                       (乗鞍岳の自然を考える会 飯田洋)

セッション2
ニホンライチョウの遺伝的多様性と集団の遺伝的距離         (東京大学緑地植物実験所 笠原里恵)
減少が懸念される南アルプスのライチョウ              (信州大学 中村浩志)
南アルプス北部地域における高山生態系の撹乱要因調査について    (山梨県みどり自然課 村山力)
立山室堂におけるライチョウの採餌植物とその季節変動        (富山雷鳥研究会 肴倉孝明)
GISを用いたライチョウの生息環境分析の試み             (長野県自然保護研究所 掘田昌伸)
ノルウェー、トロムセ大学におけるライチョウ飼育について      (市立大町山岳博物館 宮野典夫)
ディスカッション
今後のライチョウ研究

基調講演
ニホンライチョウの現状と地球温暖化    (信州大学 中村浩志)
パネルディスカッション
第6回ライチョウ会議山梨大会 2005年8月20〜21日 山梨県南アルプス市立芦安小学校体育館

セッション1
ライチョウってどんな鳥?               (日本野鳥の会甲府支部 中村司)
南アルプスのライチョウ調査の歴史           (日本野鳥の会甲府支部 依田正直)
ライチョウの生息を脅かす環境要因           (山梨県 村山力)
地球温暖化が南アルプスのライチョウに与える影響    (信州大学 四方田紀恵)

セッション2
南アルプスの貴重な高山植物              (都留文科大学非常勤講師 鈴木憲仁)
南アルプスのライチョウの遺伝的多様性         (信州大学 森口千英子)
MHC(主要組織適合遺伝子複合体)対立遺伝子から見た南アルプスのライチョウ  (九州大学 馬場芳之)

シンポジウム1
南アルプスのライチョウの保護と高山環境の保全

特別講演
地球環境を考える                 (高円宮妃殿下)

基調講演
日本における野生動物の保護と課題         (山階鳥類研究所所長 山岸哲)
基調講演
野生生物との共存の道をさぐる           (信州大学 中村浩志)

シンポジウム2
ニホンライチョウの保護と課題
第7回ライチョウ会議静岡大会 2006年8月26〜27日 静岡県静岡市「もくせい会館」
(第1日目)
「ライチョウってこんな鳥」      (信州大学 中村浩志)
「南アルプス南部のライチョウ」    (静岡ライチョウ研究会 朝倉俊治)
「南アルプス北部のライチョウ」    (NPOライチョウ保護研究会 肴倉孝明)
「立山のライチョウの25年間の推移」  (富山雷鳥研究会 松田 勉)
「乗鞍岳のライチョウ」        (日本野鳥の会岐阜県支部長 大塚之稔)
「南アルプスの現状及び保護対策」   (静岡県自然保護室 鵜飼一博)

(第2日目)
   「ライチョウによる種子散布」     (滋賀県立大学 曽根綾子)

パネルディスカッション「南アルプスのライチョウは守れるか?」
      コーディネーター 山階鳥類研究所    山岸 哲
          パネラー 信州大学       中村浩志
               日本大学       村田浩一
               静岡大学       増沢武弘
               静岡ライチョウ研究会 朝倉俊治
第8回ライチョウ会議長野大会 2007年8月18〜19日 長野県大町市サンアルプス大町

第1部 ライチョウの生息域内保全と生息域外保全との連携
「希少種の保護保全について」              (環境省 北橋義明)
「近代登山の概要と自然保護」              (大町山岳博物館 柳澤昭夫)
「ライチョウの感染症と生息環境」            (鳥取大学 山口剛士・岐阜大学 福士秀人)
「南アルプス市による登山者アンケート調査の取り組み」  (芦安山岳館 塩沢久仙)
「大町市のライチョウ飼育の取り組みと今後の計画」    (大町山岳博物館 宮野典夫)
「種の保存と動物園」                  (上野動物園 小宮輝之)
「コウノトリをシンボルとしたまちづくり」        (豊岡市 佐竹節夫)
「総合討論」

第2部 高山に何が起きているのか
「氷河期からの高山植生の変遷と現在の高山環境」     (東京学芸大学 小泉武栄)
「南アルプスの保護林(北部)におけるシカ被害調査」   (中部森林管理局 元島清人)
「高山昆虫の現状について」               (信州大学 伊藤建夫)
「高山環境の現状と地球温暖化問題」           (信州大学 鈴木啓助)
「日本アルプスに生息するニホンザル、ニホンジカの生態について」 (信州大学 泉山茂之)
「総合討論」

第3部 ライチョウの保護と高山環境の保全 基調講演「日本のライチョウの現状と生態」        (信州大学 中村浩志)
基調講演「北アメリカのライチョウ類の生態」       (カナダ ブリティッシュ・コロンビア大学 キャシーマーチン)
パネル討論「ライチョウと高山環境をいかにして守るか」
第9回ライチョウ会議新潟大会 2008年11月15〜16日 ウェルサンピア新潟
基調講演「日本のライチョウとその危機的状況」 信州大学 中村浩志

セッションT 新潟県のライチョウ-昔と今-
火打山におけるライチョウ調査の歴史と現状              (新潟県野鳥愛護会 本間隆平)
火打山および焼山におけるライチョウ調査状況について-1年間の標識調査からわかったこと-
(国際アウトドア専門学校 長野康之・信州大学 中村浩志・国際アウトドア専門学校 伊藤雅文 原田浩光 馬場祐希 東澤晃平)
火打山周辺山塊におけるライチョウの生息状況      (新潟県野鳥愛護会 木下徹 渡辺央 本間隆平 白井康夫)
火打山の植生                            (上越教育大学 五百川裕)
日本のライチョウの遺伝的構造と系統分化-火打山個体群の遺伝的特性-  (信州大学 中村浩志 所洋一 森口千英子 熊野彩)

セッションU 山岳環境とライチョウ
北アルプスのライチョウ-生息環境と保護対策-        (中部森林管理局 元島清人・山岳環境研究所 肴倉孝明)
雷鳥が絶滅した山岳における絶滅の経緯                (信州大学 中村浩志)
南アルプスにおけるニホンジカによる食害について           (中部森林管理局 元島清人)
雷鳥がいない飯豊連峰の自然と鳥類                  (日本野鳥の会 渡部通)

セッションV 希少鳥類の保護に向けて
「新潟県の希少鳥類                         (日本歯科大学 千葉晃)
長野県におけるブッポウソウの分布の変遷と保護対策          (上村中学校 田畑孝宏)
新潟県におけるブッポウソウの生息状況と保護対策           (新潟県野鳥愛護会 渡辺央)

パネルディスカッション ライチョウを守るために何ができるのか?
(千葉晃・中村浩志・本間隆平・元島清人・五百川裕・佐渡トキ保護センター 戸貝純夫
第10回ライチョウ会議東京大会 2009年11月3日 東京大学弥生講堂 一条ホール

午前 講演会「ライチョウを取り巻く課題」
  「南アルプスにおける高山植生とニホンジカによる食害」静岡大学理学部教授  増沢武弘
  「ニホンジカの保護と管理」早稲田大学人間科学部教授  三浦慎悟
  「地球温暖化について」国立環境研究所地球環境研究センター温暖化リスク評価研究室室長  江守正多

 午後 シンポジウム「日本のライチョウは守れるか?山で増やすか、飼って殖やすか」
  講演
  「日本のライチョウの現状と課題」信州大学教育学部教授  中村浩志
  「域外保全の課題」恩賜上野動物園飼育展示課長  伊東員義
  「ライチョウと文化について」作家  国松俊英
  「日本のライチョウと山」(仮)日本野鳥の会会長  柳生博
  「域外保全事業の現状と方針」環境省野生生物課  塚本瑞天
第11回ライチョウ会議石川大会 2010年11月13〜14日 石川県金沢市 石川県政記念しいのき迎賓館2Fガーデンルーム
第1部 白山の自然とライチョウ
西限の高山白山の地形と気候             (青木賢人 金沢大学)
白山高山帯の植生                  (野上達也 石川県白山自然保護センター)
文献に見るライチョウ                (小坂 大 白山市立鶴来博物館)
白山で見つかったライチョウ             (上馬康生 石川県白山自然保護センター)

第2部 ライチョウ生息地からの報告
立山でのライチョウの生息状況-生存年数と分散を中心にして-        (松田 勉 富山雷鳥研究会)
御嶽山におけるライチョウの生息環境                   (元島清人 中部森林管理局 ・ 肴倉孝明 有限責任中間法人山岳環境研究所)
乗鞍岳におけるライチョウの冬期の生態                  (中村浩志 ・ 小林篤 信州大学)
小谷村に生息するライチョウとその保全-白馬乗鞍岳周辺におけるライチョウの利用環境-  (肴倉孝明 有限責任中間法人山岳環境研究所) 33

第3部 ライチョウの生息域外保全の取り組み
ニホンライチョウの域外保全に向けた動物園の取り組み           (堀 秀正 恩賜上野動物園)
スバールバルライチョウの生息地を訪ねて                 (堀口政治 富山市ファミリーパーク)
いしかわ動物園が考えるライチョウ飼育計画                (竹田伸一 いしかわ動物園)
「質疑応答」
「総合討論」

(公開シンポジウム)
プロローグ「ライチョウスライドショー」                 (森勝彦 日本ライチョウ友の会雲上の羽根)
基調講演1 ニホンライチョウの現状と課題                (中村浩志 信州大学)
基調講演2 白山のライチョウ                      (上馬康生 石川県白山自然保護センター)

パネルディスカッション
コーディネーター:水野昭憲(石川県立自然史資料館)
パネラー:中村浩志(信州大学)・上馬康生(石川県白山自然保護センター)・青木賢人(金沢大学)・美馬秀夫(いしかわ動物園)・山本茂行(富山市ファミリーパーク)・浪花伸和(環境省)
第12回ライチョウ会議長野大会 2011年7月23〜24日 長野県松本市 Mウィング

第1日目
第1部
各山岳集団の生息状況と課題 座長:堀田昌伸(長野県環境保全研究所)
世界南限に生息するライチョウの生息環境と生息状況        朝倉俊治・増田章二・室伏幸一(静岡ライチョウ研究会)、堀田昌伸(長野県環境保全研究所)
南アルプス白根三山北部に生息するライチョウの現状        中村浩志(信州大学教育学部)
乗鞍岳に生息するライチョウの現状                小林篤・西野優子・中村浩志(信州大学教育学部 生態研究室)
御嶽山に生息するライチョウの現状                肴倉孝明(山岳環境研究所)・元島清人(中部森林管理局 指導普及課)
頸城山塊に生息するライチョウの現状               長野康之(国際自然環境アウトドア専門学校)・小林篤・中村浩志(信州大学教育学部 生態研究室)

第2部
域外保全への取り組みと今後 座長:堀 秀正(恩賜上野動物園)
恩賜上野動物園・多摩動物公園の取り組み             (高橋幸裕:恩賜上野動物園)
富山市ファミリーパークの取り組み                (堀口政治)
いしかわ動物園の取り組み                    (竹田伸一)
長野市茶臼山動物園の取り組み                  (野口敦子)

第2日目
第3部
域内保全への取り組み 座長:宮野典夫(市立大町山岳博物館)
ライチョウの家族の孵化直後から1か月間高山帯でのゲージ飼育とその後の放鳥    中村浩志・小林篤(信州大学教育学部 生態研究室)
航空写真による乗鞍岳のライチョウの棲息環境の解析  熊谷清・渋谷研一・江藤稚佳子(朝日航洋株式会社)・中村浩志・小林篤(信州大学教育学部 生態研究室)
長野県におけるニホンジカの棲息状況について             小池一成(長野県林務部野生鳥獣対策室)
北アルプスへのニホンジカ等の侵入に対する中信管理署の取り組み  有井寿美男(中部森林管理局中信管理署)
乗鞍岳へのイノシシの侵入と被害状況                 元島清人(中部森林管理局 指導普及課)
ライチョウ保護の環境省の取り組み                  浪花伸和(環境省自然環境局野生生物課)
全体討論 座長:中村浩志(信州大学教育学部)

公開シンポジウム
基調講演
日本のライチョウの現状と課題 信州大学教授 中村浩志
世界の高山と日本の高山    登山家    田部井淳子

パネル討論「北アルプスの高山環境とそこに棲むライチョウをいかに守るか」
登山家           田部井淳子
松本市商工観光部      平尾 勇
信州ツキノワグマ研究会   泉山茂之
市立大松山岳博物館     宮野典夫
長野県環境保全研究所    堀田昌伸
環境省自然環境局野生生物課 浪花伸和
コーディネーター      中村浩志
第13回ライチョウ会議岐阜大会 2012年10月13〜14日 岐阜県高山市 高山市役所地階 高山市民ホール
(第1日目)
第1部 独立峰のライチョウの現状と課題 座長:堀田昌伸(長野県環境保全研究所)
標識による乗鞍岳ライチョウの個体群研究    小林篤(東邦大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)
航空写真による乗鞍岳ライチョウの生息環境解析  渋谷研一ら(朝日航洋)・小林篤(東邦大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)
日本最小の個体群である火打山のライチョウはなぜ絶滅しないのか  中村浩志(信州大学教育学部)、小林篤(東邦大学理学部)、長野康之(国際自然環境アウトドア専門学校)
日本のライチョウ集団の絶滅可能性解析  高須夫悟・鈴木綾香(奈良女子大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)、小林篤(東邦大学理学部)
笠ヶ岳のライチョウ調査(岐阜県)の現状について   熊崎詔之(乗鞍岳と飛騨の自然を考える会)
白山におけるライチョウの生息状況について   高木丈子・瀬川 涼・世良裕次(環境省中部地方環境事務所)
乗鞍岳における繁殖期のライチョウの行動圏   澤 佑介(日本鳥類標識協会)、小林篤(東邦大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)
マイクロサテライトDNA解析により解明された日本のライチョウの遺伝的分化  笠原里恵(立教大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)、西海 功・四方田紀恵(国立科学博物館)

第2部 高山帯への野生動物侵入の現状と対策 座長:浪花伸和(環境省自然環境局野生生物課)
乗鞍岳の高山帯におけるイノシシ等野生動物の侵入と被害状況  片岡清和(中部森林管理局指導普及課)
赤外線センサーカメラによる爺ヶ岳周辺の高山帯における鳥類相・哺乳類相の把握   堀田昌伸(長野県環境保全研究所)、宮野典夫(市立大町山岳博物館)ら
北アルプス高山帯への野生動物の侵入と被害状況  片岡清和(中部森林管理局指導普及課)
高山帯に侵入したシカの駆除について  (信州大学教育学部)

第3部 ケージ飼育による域内保全の取り組みと今後の進め方 座長:宮野典夫(市立大町山岳博物館)
乗鞍岳における巣立ち後の雛の生存率および移動・分散  小林篤(東邦大学理学部)、中村浩志(信州大学教育学部)
乗鞍岳で実施するケージ飼育の試みと今後の展望 中村浩志(信州大学教育学部)、小林篤(東邦大学理学部)

第4部 域外保全への取り組みと今後 座長:堀 秀正(東京都恩賜上野動物園)
都立動物園におけるスバーバルライチョウ飼育と今後の展望 高橋幸裕ら(東京都恩賜上野動物園)、下川優紀ら(東京都多摩動物公園)
いしかわ動物園のスバーバルライチョウ飼育と今後の展望  竹田伸一ら(いしかわ動物園飼育展示課)
長野市茶臼山動物園のスバーバルライチョウ飼育と今後の展望  野口敦子(長野市茶臼山動物園)
富山市ファミリーパークのスバーバルライチョウ飼育と今後の課題  山本茂行ら(公財富山市ファミリーパーク公社)

(第2日目)
☆基調講演1 ライチョウの現状と課題
  中村浩志:信州大学名誉教授

☆基調講演2 野生動物との共存の道をさぐる−哺乳動物の高山帯への侵入−
   羽山伸一:日本獣医生命科学大学教授

☆パネルディスカッション
   パネリスト
      下野綾子氏  (日本山岳会自然保護委員)
      浪花伸和   (環境省自然環境局野生生物課)
      羽山伸一   (日本獣医生命科学大学教授)
      中村浩志   (信州大学教育学部)
   コーディネーター
      大塚之稔:日本野鳥の会岐阜代表
第14回ライチョウ会議山梨大会 2013年11月3〜5日 南アルプス市櫛形生涯学習センターあやめホール

(第1日目)
第1部 南アルプスと北アルプスにおけるライチョウの生息状況
南アルプス南部におけるライチョウの生息状況           朝倉俊治(静岡ライチョウ研究会)
南アルプス北部におけるライチョウの生息状況           中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)村山力(やまなし野鳥の会)澤 佑介(日本鳥類標識協会)
南アルプ鳳凰三山におけるライチョウの生息状況          小林珠里(薬師岳小屋)廣瀬和弘(南アルプス市)
北アルプス爺ヶ岳周辺におけるライチョウを中心とする高山生態系モニタリング  堀田昌伸・尾関雅章(長野県環境保全研究所)
北アルプス立山・薬師岳・朝日岳におけるライチョウの生息状況

第2部
乗鞍岳など独立峰における生息状況
乗鞍岳における最近13年間の繁殖つがい数の年変化      中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)
乗鞍岳におけるライチョウの年齢と繁殖成功率           中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)
火打山・焼山におけるライチョウの生息状況            中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)
御嶽山ににおけるライチョウの生息状況    片岡清和(林野庁中部森林管理局)・肴倉孝明(山岳環境研究所)
第3部 温暖化によるライチョウへの影響と高山帯へのシカなどの野生動物の侵入による植生への影響

温暖化によるライチョウ生息域への影響−その予測と評価  堀田昌伸・尾関雅章(長野県環境保全研究所)ら
南アルプス北岳周辺におけるニホンジカの生息状況と食害状況    長池卓男(山梨県森林総合研究所)
北岳の固有種 キタダケソウの保護活動              清水准一(日本高山植物保護協会)
南アルプス食害対策協議会の活動                 竹田謙一(信州大・農学部)
南アルプス国立公園における生態系維持回復事業計画        中村 仁(環境省関東地方環境事務所)

(第2日目)
第4部
生息現地での保護対策(域内保全) 乗鞍岳における孵化後の雛の死亡率と死亡要因           中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)
乗鞍岳で実施された孵化後の家族ゲージ保護の取り組み       中村浩志(信州大・教育)小林 篤(東邦大・理)

第5部
動物園でのスバーバルライチョウの飼育・繁殖(域外保全)
都立動物園における取り組み                   高橋幸裕(上野動物園)
富山市ファミリーパークにおける取り組み             堀口政治(富山市ファミリーパーク)
いしかわ動物園における取り組み                 田島一仁(いしかわ動物園)
長野市茶臼山動物園における取り組み               野口敦子(長野市茶臼山動物園)

第6部
「種の保存法」におけるライチョウの保護増殖事業について
ライチョウ保護の課題 中村浩志(信州大・教育)
種の保存法による保護増殖事業への環境省の取り組み 中島慶二(環境省)

公開シンポジウム 「ライチョウ保護と高山環境の保全−新たな段階へ−」
御講演 「鳥を通して地球環境を考える−バードライフ・インターナショナルの活動」 高円宮妃殿下

基調講演 「ライチョウの現状と課題」 中村浩志(信州大学名誉教授)

パネルディスカッション
コーディネーター 増沢武弘(静岡大学理学部特任教授)
パネラー 中島慶二(環境省)
      中村浩志(信州大学名誉教授)
      朝倉俊治(静岡ライチョウ研究会)
      廣瀬和弘(南アルプス市)
      清水准一(芦安ファンクラブ)
第15回ライチョウ会議東京大会 2014年11月1日〜2日 第1日恩賜上野動物園会議室 2日目東京国立博物館

(第1日目)専門家会議
第1部 生息域内保全に向けた取り組みについて
「乗鞍岳ライチョウ個体群における繁殖成功率と死亡要因の季節変化」   小林篤(東邦大学理学部・中村浩志(信州大学教育学部)
「南アルプスにおける過去30年間のライチョウの繁殖数の変化」    中村浩志(信州大学教育学部)
「南アルプス最南端(上河内岳〜イザルガ岳)におけるライチョウの生息状況」   朝倉俊治(静岡ライチョウ研究会)<
「頸城山塊におけるライチョウの生息状況」   長野康之(国際自然環境アウトドア専門学校)

第2部 生息域外保全に向けた取り組みについて
「ライチョウ生息域外保全実施計画(案)の概要」   安田直人(環境省自然環境局野生生物課希少種保全推進室長)
「スバーバルライチョウの導入からJAZAライチョウ生息域外保全PT設立までの経緯」   堀 秀正(恩賜上野動物園)
「飼育下スバーバルライチョウの飼育環境」   野口敦子(長野県茶臼山動物園)
「飼育下スバーバルライチョウにおける光条件が生殖腺活動に与える影響」   楠田哲士(岐阜大学応用生命科学部)
「飼育下スバーバルライチョウの自然繁殖」   堀口政治(富山市ファミリーパーク)
「飼育下スバーバルライチョウのペアリングと産卵成績」   田島一仁(いしかわ動物園)
「スバーバルライチョウの人工排卵」   白石利郎(横浜市繁殖センター)
「飼育下スバーバルライチョウの発生卵輸送試験」   高橋幸裕(恩賜上野動物園)
「飼育下スバーバルライチョウの死因調査」   太田香織(多摩動物公園)

(第2日目)
第1部 生息域内保全に向けた取り組みについて
基調講演01 「ライチョウとはどんな鳥なのか?−現状と課題−」   小林 篤(東邦大学理学部)

基調講演02 「飼って増やす動物園での取り組み」   堀 秀正(恩賜上野動物園飼育展示課・(公社)日本動物園水族館協会生物多様性委員会保全戦略部長)
第16回ライチョウ会議静岡大会 2015年10月24日〜25日 【第1日目:公開シンポジウム】
日 時:平成27年10月24日(土)12:30開場 13:00〜16:30
    (南アルプスフォトコンテスト表彰式13:00〜13:30)
場 所:しずぎんホール「ユーフォニア」
内 容:
13:00〜 南アルプスフォトコンテスト表彰式
13:30〜 オープニング 南アルプスイメージソング披露(シンガーソングライター「yosu」)
13:55〜 基調講演
     (1)南アルプスはどのようにできたのか (明星大学 長谷川裕彦)
     (2)ライチョウってどんな鳥 −保護の未来は?- (東邦大学 小林篤)
     (3)南アルプスのニホンジカ −生態系保全のためのシカ管理−
         (静岡県森林・林業研究センター 大場孝裕)
     (4)気候変動とライチョウの生息環境 (長野県環境保全研究所 堀田昌伸)


【第2日目:専門家会議】
日 時:平成27年10月25日(日)9:30開場 第1部10:00〜12:05 第2部13:05〜16:00
場 所:しずぎん「ユーフォニア」7階大会議室
内 容:
10:00〜【第1部】生息域内保全に向けた取り組みについて(野生のライチョウに関する調査研究発表)
    (1)ライチョウ保護増殖事業について (環境省野生生物課 安田直人)
    (2)乗鞍岳で実施したライチョウの卵採集事業(環境省)の報告
       (信州大学 中村浩志、東邦大学 小林篤)
    (3)南アルプス北岳で実施した孵化後の家族ケージ保護事業(環境省)の報告
       (信州大学 中村浩志、東邦大学 小林篤)
    (4)日本の南限に生息するライチョウの現状と課題
       (静岡ライチョウ研究会 朝倉俊治・増田章二、長野県環境保全研究所 堀田昌伸)

    (5)H27ライチョウ緊急保全対策事業(長野県)による北アルプス常念山脈(燕岳〜常念岳〜大滝山)に
      おけるライチョウのなわばり分布と雛の生存率調査結果(信州大学 中村浩志、東邦大学 小林篤)
    (6)北アルプス大天井岳で確認されたニホンザルによるライチョウ雛の捕食
       (信州大学 中村浩志、東邦大学 小林篤)

13:05〜【第2部】生息域外保全に向けた取り組みについて(動物園での飼育技術などに関する調査研究発表)
    (1)動物園で行うライチョウの域外保全 (上野動物園 渡部浩文)
    (2)ライチョウ生息域外保全実施計画におけるデータロガーを用いたデータ収集の結果報告
       (上野動物園 宇野なつみ)
    (3)乗鞍岳における産卵期の種卵によるファウンダー確保経過報告 (上野動物園 高橋幸裕)
    (4)乗鞍岳における抱卵期の種卵によるファウンダー確保経過報告
         (富山市ファミリーパーク 堀口政治)
    (5)野外の雌雄ニホンライチョウにおける生殖内分泌に関する調査の試み (岐阜大学 山本彩織)
    (6)野生ニホンライチョウの腸内菌叢の特徴と飼育下スバールバルライチョウの腸内菌叢再構築の試み
       (京都府立大学大学院 牛田一成)
    (7)スバールバルライチョウを用いたライチョウ飼料開発基礎研究
       (日本獣医生命科学大学 太田能之)
第17回ライチョウ会議長野大会 2016年10月15日〜16日 【第1日目:ライチョウサミットシンポジウム】
日 時:平成28年10月15日(土)11:30開場 13:00〜16:30
場 所:大町市文化会館大ホール
内 容:
アトラクション 湯澤かよこミニライブ
オープニングセレモニー
リレートーク
     @「ライチョウってどんな鳥?〜現状と課題〜 小林 篤(東邦大学理学部訪問研究員)
     Aライチョウが生き続ける山岳環境とその保全について 増澤武弘(静岡大学 客員教授)
     Bライチョウを守るための未来へのメッセージ 三四六(タレント)
パネルディスカッション
「ライチョウ保護から山岳環境保全を考える
コーディネーター:神谷有二(且Rと渓谷社Yamakei On Line部長)
パネリスト:中村浩志(中村浩志国際鳥類研究所代表理事)
      赤松健至(燕山荘代表取締役社長)
      三四六(タレント)
      牛越 徹(大町市長)


【第2日目:専門家会議】
日 時:平成28年10月16日(日)9:30開場 第1部10:00〜12:05 第2部13:05〜16:00
場 所:サン・アルプス大町大会議室
内 容:
【第1部】生息域内保全に向けた取り組みについて
  座長:中村浩志国際鳥類研究所代表理事 中村浩志
    @御嶽山のライチョウ数の変遷と噴火による生息数の影響 中村浩志・大西 結(岐阜県環境生活部自然環境保全課)・小林篤
    A乗鞍岳におけるファウンダー確保2年目の経過 福田 真(環境省長野自然環境事務所)
    Bライチョウのヒナを捕食したニホンザルの群れ行動圏の棲み分け 市川哲生(信州ライチョウ研究会)
     C南アルプス北岳におけるケージ保護2年目の試み 小林篤、中村浩志
    Dケージ保護と捕食者除去の効果に関する数理解析 阿部詩央璃・高須夫悟 (奈良女子大学理学部情報科学科)、中村浩志、小林篤 
    E爺ヶ岳・岩小屋沢岳におけるライチョウの生息状況及びセンサーカメラによる哺乳類相・鳥類相のモニタリング 堀田昌伸・尾関雅章(長野県環境保全研究所)


【第2部】生息域外保全に向けた取り組みについて
   座長 東京都恩賜上野動物園副園長 渡部浩文
    @動物園で取り組むライチョウ生息域外保全 石原祐司(富山市ファミリーパーク)
    A上野動物園におけるライチョウ人工孵化・育雛経過報告 高橋幸裕・吉村映里・宇野なつみ・小川美紀・野瀬修央・林笑・小池奈央子・平野雄三・豊嶋省二・山本康生・渡部浩文 (東京都恩賜上野動物園)
    B乗鞍岳において抱卵期に採取した卵の飼育経過報告  山本茂行・石原祐司・村井仁志・小峠拓也・穴田美佳・堀口政治・秋葉由紀・須藤一行(富山市ファミリーパーク)
    C市立大町山岳博物館におけるニホンライチョウの孵化・育雛経過報告 宮野典夫・佐藤真・内田木野実(市立大町山岳博物館)
    Dスバールバルライチョウを用いた飼育方法の検討及び個体群管理 白石利郎(横浜市繁殖センター)
    Eニホンライチョウの保護増殖に資する腸内細菌研究 牛田一成・土田さやか(京都府立大学)
    Fスバールバルライチョウを用いたライチョウ飼料開発研究2-栄養モニタリング報告1− 太田能之(日本獣医生命大学応用生命科学部)
       


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