静岡教育映画社

■映画センター全国連絡会議加盟■フィルムレンタル、出張映写

35ミリ映写機

平和・福祉のページ

自主上映会、会館主催事業などで好評な作品です。
老人問題、平和などをテーマとした秀作です。
各タイトルをクリックしますと詳しい解説がごらんいただけます。

夕凪の街 桜の国

好評上映作品

三本木農業高校馬術部
劔岳 点の記 さまよう刃
いのちの山河 日本の青空Ⅱ 鶴彬 こころの軌跡
蟹工船 2009年版 蟹工船
ラストゲーム 最後の早慶戦 ふみ子の海
ウィニング・パス 夕凪の街 桜の国
新・あつい壁 日本の青空
アイ・ラブ・ユー 月光の夏
折り梅 川の流れのように
ユキエ 機関車先生
ホーム・スイートホーム ジョニーは戦場へ行った
最新洋画フィルムレンタル 最新邦画フィルムレンタル 
韓国・中国フィルムレンタル 名作フィルムレンタル

三本木農業高校馬術部

三本木農業高校馬術部

盲目の馬と、ひとりの女子高生の絆が、
今、奇跡を起こす!

2008年/日本/1:57
原案:橘内美佳 『私、コスモの目になる!』(主婦と生活社刊)
監督・脚本:佐々部清
出演:長渕文音, 柳葉敏郎, 奥村知史, 森田彩華, 西原亜希
製作:「三本木農業高校馬術部」製作委員会

 三本木農業高校の馬術部に所属する女子高生、菊池香苗。彼女が世話をするのは視力を失いかけたタカラコスモス(通称コスモ)。猜疑心が強くなかなか懐こうとしないコスモに手を焼きながらも献身的に世話を続ける香苗。やがてコスモは香苗の愛に応えるように心を開き、ふたりは強い絆で結ばれていく。
 菊池香苗(長渕文音)は三本木農業高校、馬術部の2年生。顧問である古賀先生(柳葉敏郎)の指導は厳しく、また、早朝から夜中までかかる馬の世話は重労働のため、香苗の他に部員は、先輩の帆乃夏(西原亜希)、同級生の陽子(森田彩華)と賢治(奥村知史)、後輩の高橋(小林裕吉)の4人だけである。泥だらけになりながら馬の世話を懸命にする部員たちは、学校と馬場を往復するだけの毎日。素朴だが清々しい高校生活を送っていた。
 香苗の担当は、タカラコスモス(通称コスモ)。過去には馬術競技界で名を馳せた名馬だったが、左目を患って引退し、三本木農業高校に引き取られたサラブレッドだ。プライドが高いうえ気性も荒く、香苗の言うことをまったく聞かない。優美な馬の姿に憧れ、軽い気持ちで入部した香苗にとってコスモの担当は荷が重く、日々辟易することばかりであった。そんなある日、散歩中に突然コスモが暴れ出した。言うことを聞かないことに腹を立てた香苗は、コスモをその場に置き去りにして帰ろうとする。その時、ふとコスモの異変に気づいた。視力はさらに低下し、地面の小さな起伏すら認識できなくなっていたのだ。
「左目はもう見えないの?」
 初めてコスモの苦しみを理解した香苗は、その日を境に献身的に世話を始めるようになる。目が見えない恐怖から、なかなか部員に心を開かなかったコスモが、ひたむきに世話をする香苗を信頼し、ついには香苗の声に反応するまでになっていった。香苗もまたコスモと触れ合うことにより、生命の愛おしさ、尊さを学んでいく。コスモの出産や仔別れ、厳しい練習、馬の死、仲間とのけんか、淡い恋心…。かけがえのない経験をしながら馬術部員たちは少しずつ大人になっていく。
 季節は流れ、香苗たちにとって高校生活最後の馬術大会が近づいてきた。香苗はコスモとの絆を確かめるように、コスモとともに大会へ出場することを決意する。
「私がコスモの目になります!」
 周囲の反対を押し切り香苗とコスモは、ついに馬術大会当日を迎える!!

■35ミリ・DVD 日本語字幕付 一人 525円(157,500円〜)
■リンク ▲「三本木農業高校馬術部」公式サイト

劔岳 点の記

劔岳 点の記

日本の心がここにある

2009年/日本/2:19
原作:新田次郎
監督:木村大作 脚本:木村大作 菊池淳夫 宮村敏正
出演:浅野忠信 香川照之 松田龍平 仲村トオル 宮崎あおい
井川比佐志 夏八木勲 役所広司
製作:「劒岳 点の記」製作委員会

明治39年。日露戦争を終えた陸軍は、国防のため日本地図の完成を急いでいた。最後の空白地点である雪山・剣岳への初登頂と測量は、陸軍参謀本部の測量手である柴崎芳太郎(浅野忠信)に任された。立山連峰に屹立する剣岳は、多くの優秀な測量部員にも未踏峰なほどの険しさで知られていた。しかし、ここでの測量を終えなければ、日本地図は未完成のままである。一方、創設から間もない日本山岳会の小島(仲村トオル)らは、ヨーロッパ製の最新道具を備えて、剣岳への初登頂の名誉を狙っていた。民間に先駆けられることは、国家の威信に賭けても避けねばならない。重い使命を背負った柴崎は、妻の葉津よ(宮崎あおい)から励まされながら、案内人の宇治長次郎(香川照之)と前人未到の剣岳へと調査に向かう。そこで出会ったのは、行者(夏八木勲)だった。「雪を背負って登り、雪を背負って降りよ」という彼の謎の言葉だけを胸に、登頂への手掛かりすら掴めないまま柴崎たちは下山した。翌年、測夫の生田信(松田龍平)ら7名とともに測量本番の登山へ向かう柴崎たち。しかし、立山連峰の過酷な雪と暴風雨、そして雪崩は、柴崎たちの行く手を厳しく阻む。絶望的な状況の中、前任の測量手である古田盛作(役所広司)からの手紙も苦悩する柴崎の心の慰めとなった。日本山岳会の小島たちも、剣岳の困難さを身をもって体験して、あらためて柴崎への敬意を深める。自分たちは登ることが目的でも、彼らは登ってからが仕事なのだ。もういちど仲間たちと連帯し、そびえ立つ剣岳に柴崎たちは挑む。そこでヒントになったのは、いつかの行者の言葉だった。ようやく頂上へと到達できた柴崎は、地図づくりの測量を果たすことに成功した。しかし、そこで彼が目にしたのは、古代の行者が残していた痕跡だった。剣岳に初登頂したのは柴崎ではなく、彼らだったのだ。柴崎の複雑な感慨も、無言のまま山は包み込む。

■35ミリのみ 210,000円
■リンク ▲「劔岳 点の記」公式サイト

さまよう刃

さまよう刃

父親は犯人を追う。刑事は父親を守りたかった。

2009年/日本/1:52
原作:東野圭吾
監督・脚本:益子昌一
出演:寺尾聰 竹野内豊 伊東四朗 長谷川初範 木下ほうか 池内万作
 岡田亮輔 佐藤貴広 黒田耕平 酒井美紀 山谷初男
製作:「さまよう刃Ⅱ」製作委員会

残虐な犯罪を続ける少年犯。彼らは"少年法"に保護されている。「妻を亡くした私にとって、娘・絵摩はただ1人の肉親です。かけがえのない宝です。あの子がいるからこそ、これからの人生を生きていく意味を持てました。」
最愛の娘が、少年達によって、凌辱され殺された。ある日、謎の密告電話により、失意のどん底に落ちていた父親・長峰重樹は、犯人を知ることになる。「我が国の法律では未成年者に極刑は望めない!」復讐が何も解決しない虚しい行為だと分かっていながら、父親は自ら犯人を追う―。
そして、長峰を追う2人の刑事。織部孝史と真野信一。被害者の絶望は、永遠に消えない。そして、少年達は犯した罪と同等の刑を受けることはない。 「我々はあんな奴のために毎日捜査を続けている。あいつに更正するチャンスを与え、そして被害者の目の届かないところに隠そうとしている」「それがこの国の司法制度だ」法律を守る。という建前の正義を優先する警察組織に、不条理さを感じる刑事たち。「俺たち警察は、市民を守っているわけじゃない。警察が守ろうとしているのは、法律の方ってことですか」それぞれが苦悩しながら、この事件は予想外の結末を迎える。

■35ミリ 210,000円 16ミリ 126,000円
■リンク ▲「さまよう刃」公式サイト

いのちの山河 日本の青空Ⅱ

いのちの山河 日本の青空Ⅱ

“いのち”に格差があってはならない

2009年/日本
原作 「村長ありき(及川和男著、れんが書房新社「沢内村奮闘記」(あけび書房)
監督:大澤 豊 脚本:宮負秀夫
出演:長谷川初範 とよた真帆 加藤剛 大鶴義丹 宍戸開 小林 綾子
製作:「日本の青空Ⅱ」製作委員会

「豪雪・貧困・多病」という大きな問題を抱えていた山あいの小さな村 沢内村(岩手県)・・・
長く無医村であったこの村で、父親から医者になることを期待されつつも、村を離れた深澤晟雄は、再び村へ戻り、村のために悲惨な状況を打破しようと立ちあがる。村長となった晟雄は、『生命尊重』の信念を掲げ、憲法25条を盾に当時は違法であった老人医療無料化に踏み切り、さらに全国最悪の乳児死亡率を乳児医療も無料化することで全国初の死亡率“ゼロ”に塗り変えるまでに導いたのであった。しかし、そこに行きつくまでには、晟雄と村民たちの奮闘の日々とドラマがあった・・・。
■日本国憲法 第25条
一、 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
ニ、 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に
努めなければならない。

■10月より上映開始 総収入の60% 有料上映のみ
■リンク ▲「いのちの山河」公式サイト

鶴彬 こころの軌跡

平和のために生きぬいた詩人の魂

2009年/日本/90分
監督:神山征二郎 脚本:加藤伸代
出演:池上リョヲマ 樫山文江 高橋長英 安藤一夫 河野しずか 角谷栄次
製作:映画「鶴彬 こころの軌跡」製作実行委員会

少年喜多一二(きた かつじ)は生れてまもなく子供のなかった叔父夫妻の養子となった。同じ町内に実父母兄妹がいたが、八歳の時実父と死別、やがて再婚した母とも遠く離れくらすことになった。やはり孤独は人一倍であったろうと想像できる。
 少年は詩を愛し、石川啄木に憧れた。目と鼻の先に日本海があり、海を見ては詩を書いた。―暴風と海との恋を見ましたか―
 早熟な少年詩人に成長していった。文学に夢中になった。しかし、少年の生きていたのは戦争の時代だった。暗く重い時代だった。その時代を生きた文芸者の多くが傾倒していったプロレタリア文学に彼もまた目覚めていった。「弱き者を見捨るな」と活動をした。青年になったからだ。だが、暗黒の歯車は止らず、第二次世界大戦が現実のものとなりつつあった。「その道を行くべからず」と両手を拡げたが「邪魔者、そこをのけ」と権力は力ずくに出た。「断じて退かず」と詩人。悲劇は必然であった。詩人の名は鶴彬=B
 だれよりも鮮明に時代の行末が見えてしまった、愛すべき詩人、その心の軌跡を追いかけてみようと思う。
<創作ノート>監督 神山征二郎

■DVDのみ 一人600円(120,000円〜)
■リンク ▲「鶴彬 こころの軌跡」公式サイト

蟹工船 2009年版

蟹工船

支配する者と支配される者
果てなき欲望と絶望の激突!!

2009年/日本/109分 原作:小林多喜二
監督・脚本:SABU
出演:松田龍平 西島秀俊 高良健吾 新井浩文 柄本時生
木下隆行  木本武宏 皆川猿時 谷村美月 大杉漣 森本レオ
配給:IMJエンタテインメント

再び脚光を浴びるプロレタリア文学の金字塔を、SABU監督×松田龍平で映画化!
カムチャッカ沖。蟹を缶詰に加工する蟹工船・博光丸の船内では、出稼ぎ労働者たちが安い賃金で過酷な労働を強いられていた。少しでも手を抜くと監督・浅川の容赦のない暴力に晒されてしまう。労働者たちは仲間の1人・新庄の言葉に従って自殺しようとするも、結局死ぬことすらできなかった。そんなある日、新庄と塩田は漁の最中に博光丸とはぐれてしまう。そして冬の海で寒さに凍える彼らを助けたのは、ロシアの船だった……。

■一人 525円(157,500円〜)
■リンク 「蟹工船」公式ページ

蟹工船

濃霧の北氷洋を行く蟹工船で展開する男の激斗と生活の叫び!

1953年/日本/109分 原作:小林多喜二
監督・脚本:山村聰
撮影:宮島義勇 仲沢半次郎 音楽:伊福部昭
出演:山村聡、日高澄子、森雅之、森川信、中原早苗、花澤徳衛
製作:現代ぷろだくしょん

昭和初年の頃、北洋の母船式蟹漁業は、幾多千人の涙ぐましい努力によって発展を遂げつつあった。しかし当時の蟹工船は、航海法・工場法どちらの適用も受けず、悪徳斡旋屋が跋扈し、作業員の不当な酷使、雇用契約の不合理など幾多の問題を抱えていた。
映画「蟹工船」は、母船博光丸に起きた地獄船事件、それに付随する暴動を素材とし、当時の労働者の様々な「人間の哀しみ」に迫ります。併せて、鎮圧に現れた駆逐艦の姿を通し、かつての帝国軍閥の横暴をも写し出しています。

■16ミリ・DVD一人315円(63 000円〜)  35ミリ 126 000円〜

ラストゲーム 最後の早慶戦

太平洋戦争下、野球を愛した若者たちの
青春と友情の物語

2008年/日本/96分
監督:神山征二郎 脚本:古田求
撮影:阪本善尚(J.S.C.) 照明:大久保武 美術:春木章
音楽:和田薫 主題歌:鬼束ちひろ「蛍」
出演:渡辺大/柄本佑/柄本明/石坂浩二/和田光司 /脇崎智史/片山享
中村俊太/原田佳奈/宮川一朗太/三波豊和/山本圭/藤田まこと/富司純子
「ラストゲーム最後の早慶戦」製作委員会 配給:シネカノン

青い空の下、グラウンドで無心に白球を追いかける若者たち。1943年、太平洋戦争が彼らから青春の日々を奪おうとしていた。「野球は敵国アメリカのスポーツだ」と六大学野球が廃止、さらに学生に対する徴兵の猶予が停止、彼らはバットを捨て、銃をとらねばならないのだ。
しかし、早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲は、出陣のその日まで学生たちと野球を続けると誓う。野手の戸田順治は、厳格な父から「この非常時に」となじられたが、志願した兄の「戦争は俺に任せて、お前は野球をやれ」という言葉を胸に練習に励む。「試合がしたい」選手たちの願いは、ただそれだけだった。
ある日、慶応義塾塾長の小泉信三が、飛田に「早慶戦」を申し込む。二度と帰れないかもしれない若者たちに生きた証を残してやりたい―小泉の切なる願いを飛田も喜んで受けとめるが、早稲田大学総長は頑として拒絶する。飛田の強行突破で、遂に幕を開ける早慶戦。それは、別れであると同時に、明日への希望に満ちたゲームだった…。

■35ミリ 150,000円 16ミリ・DVD 105,000円
■リンク ▲「ラストゲーム 最後の早慶戦」公式サイト

ふみ子の海

ふみ子の海

ほんとうに大切なものは目に見えない

2007年/日本/105分 原作:市川信夫「ふみ子の海」(理論社刊)
監督:近藤明男 脚本:篠原高志
撮影:会田正裕 照明:大久保武志 美術:竹内公一/増本知尋 音楽:沢田完
出演:鈴木理子/藤谷美紀/遠野凪子/遠藤憲一/山田吾一 /高松あい/尾崎千瑛/あおい輝彦(友情出演)/中村敦夫(友情出演)/宮路オサム(友情出演)/平田満/水野久美/高橋長英/高橋惠子
配給:パンドラ/シネマ・ディスト

昭和のはじめ。貧しさゆえに、その瞳から光を奪われた少女ふみ子。それでも彼女の心の奥底には光があった。眼が見えなくとも読める文字、点字の存在を知り、盲学校への進学を希望するふみ子。母もその願いを受け止めた。しかし女に学問は不要と言う風潮の強い時代、母娘の前にそびえる壁は厚かった。母の苦悩を前にしてふみ子はあんまへの道を選んだ。つらくきびしい修行の日々の中でもふみ子は夢を捨てなかった。いつかへレン・ケラーの自伝をも読めるようになったふみ子。そんなふみ子に更なる試練が・・・。

「ふみ子の海」は、新潟県の高田盲学校で教鞭をとり、生涯を視覚障害者教育に捧げた粟津キヨさんの少女時代を描いた、市川信夫原作の同名小説(1991年・児童福祉文化賞受賞)に基づいた、実話の映画である。ヒロイン・ふみ子には、オーディションで選ばれて本作が初主演映画デビューとなる鈴木理子。彼女を支えて、高橋恵子、藤谷美紀をはじめ日本映画界の実力派キャストが勢揃い。ハンデにもかかわらず前向きに生きるふみ子と彼女を温かく見守る大人たちの姿が、人間の本当の優しさや目に見えない大切なものの存在を教えてくれる。

■料金 一人800円・150 000円〜 
■リンク ▲「ふみ子の海」公式サイト

ウィニング・パス

ウィニング・パス

僕はひとりじゃない

2003年/日本/1:48
監督:中田新一
音楽:千住明
出演:松山ケンイチ/堀北真希/角替和枝/矢崎滋/佐藤めぐみ
三浦誠己/加藤大治郎/ベンガル/寺島進/石井めぐみ/柄本明/加藤剛
配給:シネマ・アルチ

事故で下半身不随となった高校生が、車椅子バスケとの出会いを通して再起していく姿を描いた青春ドラマ。
NBAの選手を夢見る北九州市の高校生・健太は、ある日、バイク事故で下半身不随となり、車椅子での生活を余儀なくされる。現実を受け入れられず、一時は自殺も考えた健太。だが、車椅子バスケットと出会い、“北九イーグル"のメンバーとなってからは、明るさを取り戻し、厳しい練習にも打ち込むようになり、学校への復学も果たした。そして、全日本選手権九州予選に出場することになった彼は、恋人・香織が見守る中、その決勝戦で強豪“大分ロッキーズ"と息もつかせぬ攻防戦を展開。残り5秒で逆転シュートを放つ--が、惜しくもボールはゴールを逸れ、北九イーグルは敗退してしまう。しかしその時、健太は生きていることの素晴らしさを実感するのだった。

■料金 一人525円(157 500円〜)  ブルーレイ(字幕・副音声付)・35ミリのみ

夕凪の街 桜の国

生きとってくれて ありがとう

2007年 1:58
監督:佐々部清 脚本:佐々部清、国井桂
撮影:坂江正明 照明:渡辺三雄 美術:若松孝市
音楽:村松崇継 ハープ演奏:内田奈織
出演:田中麗奈 麻生久美子 藤村志保 伊崎充則 堺正章 金井勇太 吉沢悠 田山涼成 小池里奈 粟田麗 中越典子
製作:「夕凪の街 桜の国」製作委員会

 映画『タ凪の街桜の国』は、平成16年度文化庁メディア芸術賞漫画部門大賞馴第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した、こうの史代原作の同名漫画を完全実写映像化した作品です。ここには過去と現在の時代を背景に、二人の女性にスポットを当てたふたつの物語が描かれます。ひとつは原爆投下から10数年後の広島を舞台に、いつ原爆症が発病するかもしれない恐怖を抱えながら生きる女性・平野皆実(麻生久美子)が、同僚の打越(吉沢悠)から愛を打ち明けられたときに、幸せの一方で被爆した心の傷が再び痛み出していく『タ凪の街』。もうひとつの時代は現代。ある日、皆実の弟顧旭(堺正章)が家族に内緒で東京から広島へと向い、娘の石川七波(田中麗奈)が彼の後をつけていくうちに、七波が自分の家族のルーツを見つめなおしていく『桜の国』。皆実の忘れられない被爆体験と、父の行動から伯母の残した思いを知っていく七波という二人の女性を通して、'家族愛、兄弟愛、男女の恋愛など様々な形の愛が映し出されます。そこから実感として浮かび上がるのは平和の尊さと、生きることの喜び。名もなき普通人である彼女たちの目線から、感動の人間ドラマが静かに紡ぎだされます。

■料金 35ミリ 157 500円〜 16ミリ・BD 105 000円〜
■リンク ▲「夕凪の街 桜の国」公式ページ

新・あつい壁

新・あつい壁

らい病予防法廃止10周年記念・ハンセン病国賠償訴訟勝訴5周年記念

2007年 1:51
監督:中山節夫
脚本:横田与志 
撮影:古山 正
出演:安藤一夫、 夏八木勲、左時枝、ケーシー高峰
映画「新・あつい壁」製作・上映実行委員会/中山映画株式会社

  現代青年・野々村卓也が、たまたま聞いた50年前の事件のことを契機として、ハンセン病問題に出会っていく物語。
初めハンセン病について何も知らなかった卓也は、ハンセン病療養所の入所者たちとの出会いを通して、事件の不合理さはもちろんのこと、過酷なハンセン病差別の現実が決して過去の問題ではないということにも出会っていく。しかしその一方で、そうした厳しい現実を抱えながらも懸命に人間としての生き方を選び取っていこうとする人々の姿にも出会う。こうした出会いの中で卓也は、ハンセン病問題が、今の自分自身にとっても非常に大切な問題であることを深く受けとめていく。
今回の映画化は、中山節夫監督による40年ほど前の作品「あつい壁」の当時から温められてきた構想。その夢が、モチーフとなった事件で死刑となった故人の名誉回復はもちろんのこと、ハンセン病問題の根底に常に指摘される「差別の壁」を打ち砕く一助にとの全国のハンセン病療養所入所者や退所者、その家族、支援の人々の熱い思いが一つになって実現する。
そのカット一つ一つの撮影の中で中山監督は、セリフや動作の奥にある思いや願いを写し撮ることに努めたという。
何気ないきっかけからハンセン病問題と出会った現代青年・卓也のとまどいや葛藤、そして驚き。無らい県運動を背景としてハンセン病患者とされ、思わぬ事件に巻き込まれながらも、自分の立場を不利にしてまで家族や親族のことを心配する勇吉の思い。また、勇吉に直接かかわった入所者、弁護士、支援の人々の誠実さと無念。さらに、単純な善悪という価値基準だけでは表しようのない親族や家族の苦渋。そうした日本の誤ったハンセン病政策の中で翻弄された小さな人々の切々たる心情が深くていねいに描かれていて、観る人の心を必ずや揺さぶらずにはおかない確かな作品となった。
スクリーンに映し出されるそれぞれの思いや願いが、映画を観ることによって初めてハンセン病問題に出会う人々の思いや願いとも響き合い、共にハンセン病差別の”あつい壁”を打ち砕いていく大きな力となっていくことが願われている。

■料金 有料上映:総収入の60% ※300名以上目標
無料上映:一人 840円 (157 500円〜)
■リンク ▲中山監督の「新・あつい壁」映画製作ノート

日本の青空

日本の青空

日本国憲法誕生の真相。
60年を経て いま明らかに!

2007年 2:03
監督:大澤豊 原作・脚本:池田太郎
撮影:丸池納 美術:丸山裕司
出演:高橋和也/藤谷美紀/田丸麻紀/加藤剛
宍戸開/谷部央年/頼三四郎/伊藤克信
山下洵一郎/児玉謙次/水野久美/左時枝/岩本多代
ナレーション:山本圭 挿入歌「愛は空のかなた」 歌:久嶋美さち
製作:「日本の青空」製作委員会・(有)インディーズ

 沙也可(22)は「月刊アトラス」編集部の派遣社員。今度の夏の企画「特集・日本国憲法の原点を問う!」で、先輩編集部員達がベアテ・シロタ・ゴードン、白洲次郎など著名人の取材を任される中、沙也可も企画を出すようチャンスを与えられる。そんな折、母の助言により、沙也可は全く名も知らなかった在野の憲法学者・鈴木安蔵の取材を進めることになる。安蔵の娘・耿子(けいこ)と露子への取材に成功した沙也可は二人の証言から、戦時下での憲法学者としての安蔵の苦労と崇高さを知る。そして沙也可は耿子から渡された古びた安蔵本人の日記帳を手がかりに、日本国憲法誕生を巡る真実のドラマの核心に近づいてゆく―。
戦後まもなくの日本では民主主義国家の形成に向けて知識人たちがいち早く行動を開始する。大日本帝国憲法にかわる、真に民主的な新憲法は民間人から生まれてしかるべきだという気運が彼らを取り巻いていた。安蔵(41)はそんな時代の流れの中で高野岩三郎、森戸辰男、室伏高信らとともに    「憲法研究会」の中心となり民間憲法草案完成に向けて力を尽くす。彼らは、新しい時代に求められるべき憲法を探るために論議を重ねていく。
政府によって作成された憲法草案はおよそ民主的とは言いがたく、大日本帝国憲法と基本的には代わり映えしないものであった。それに対して「憲法研究会」によって熟考を重ねられ遂に完成した草案は国民主権、人権保障、男女平等などを謳った真に民主的なものであった。
政府による新憲法案はGHQ側にあっさりとはね返されたのに対し、憲法研究会による草案は英訳され、GHQ案に多大な影響を与えることに・・・・

■料金 一人 600円 ( 60 000円〜)
■リンク ▲「日本の青空」公式ページ ▲「日本の青空」応援サイト

アイ・ラブ・ユー

伝えたい、愛のひびき

1999年 1:52 原作:岡崎由紀子(「アイ・ラヴ・ユー」ひくまの出版刊)
監督:大澤豊/米内山明宏 脚本:岡崎由紀子
撮影:岡崎宏三 照明:山本眞生 美術:丸山裕司
音楽:佐藤慶子 音楽監修:稲垣潤一(主題歌・挿入歌)
出演:忍足亜希子/田中実/岡崎愛/不破万作/西村知美
高野幸子/関千里/植村梨奈/砂田アトム/あき竹城/宍戸開/黒柳徹子
配給:協同組合 全国映画センター/「アイ・ラヴ・ユー」製作上映委員会

ここは静岡県豊田町の郊外。
ろう者の水越朝子(31)は、聴者の消防士の夫・隆一(33)と、おませな小学三年生の娘・愛と三人で、平凡ながら幸せな日々を送っていた。
ある日、思いがけないことが起こった。愛が、学校でいじめられているというのである。いじめっ子は、朝子と愛が手話で話しているのを見たらしく、「お前のかあちゃん、変な奴!」と、愛をからかっていたのである。
朝子は自分が原因でいじめられていることを知ってショックを受ける。愛の悩みを、どのようにしてやわらげられるだろうか。隆一とも、真剣に話をした。朝子は元来、前向きに生きる明るい性格だったので、自分が一生懸命生きていく姿を見せることで、愛も強い子に育っていくのではないかと期待した。そのため昔、ろう学校時代の演劇部で一緒だった友人の勝子がいるろう者劇団に入ることを決意した。だが、次々と問題がおきていく。・・・楽しいことも苦しいことも・・・。さて、結末は?

■料金 35ミリ173 250円/16ミリ157 500円 
■シリーズ「アイ・ラブ・フレンズ」「アイ・ラブ・ピース」もあります。
■リンク▲こぶしプロダクション公式ページ

月光の夏

月光の夏

お母さん、私たちは笑っていってまいります。
きこえてきます。「月光」の調べと爆音と…

1993年 1:52 原作:毛利恒之
監督:神山征二郎 脚本:毛利恒之
撮影:南文憲 音楽:針生正男 美術:春木章
出演:若村麻由美/田中実/石野真子/永野典勝/
仲代達矢/山本圭/渡辺美佐子/田村高廣
製作:(株)仕事

太平洋戦争末期の昭和20年6月に、佐賀県鳥栖の国民学校(現・小学校)を訪れたふたりの若者がいた。彼らは、出撃をひかえた特攻隊員で、音楽を愛していた。この学校にグランドピアノがあると聞き、死ぬ前に一度思い切りピアノが弾きたくて駆けてきたのだ。ひとりが楽譜をめくり、ひとりがベートーベンのピアノソナタ「月光」を見事に弾くと、去ったきり二度と戻らなかった。
当時の女教師(故上野歌子さん)がその思い出を忘れられず、語り伝え、秘話はよみがえった。半世紀の歳月を越えて、一台のピアノと「月光」のメロディが語りかけてくる戦争犠牲者への鎖魂と平和への願いをこめた映画です。

■料金 有料上映:総収入の63%(105000円∼)  無料上映:一人840円(105000円∼)

折り梅

折り梅

「真実」にうれしい涙が止まらない
ありのままを受け入れよう…それが家族の絆になった。

2002年 1:51 原作:小菅もと子「忘れても、しあわせ」(日本評論社)
監督:松井久子 脚本:松井久子/白鳥あかね
撮影:川上皓市 音楽:川崎真弘 美術:斎藤岩男
出演:原田美枝子/吉行和子/トミーズ雅/加藤登紀子
製作:エッセンコミュニケーションズ

それは、ある日突然、平和な家庭にふりかかった・・・・。名古屋郊外のベッド・タウン、愛知県豊明市。サラリーマンの夫・裕三とパート勤めの妻・巴、中学生と小学生の子ども二人の4人家族に、夫の母・政子が同居することになった。ところが同居してまもなく、政子が変調をきたし始める。雑巾を縫ってはそれを忘れてしまい、毎朝、巴に雑巾を渡す。かと思えば、突然激昂し、巴が政子のためにつくったお弁当をぶちまける。巴は嫌がる政子を病院に連れて行き、そこで政子はアルツハイマー型痴呆症と診断される・・・。
『折り梅』は、義母がアルツハイマー型痴呆症になったことで、崩壊しかけた家族が、さまざまな葛藤を経て、見事に再生した実話を通して、人間の無限の可能性を描いた感動作である。

■料金 有料上映:総収入の63%(157500円〜∼)  無料上映:一人630円(105000円〜)
■リンク  ▲「折り梅」公式ページ

川の流れのように

川の流れのように

誰しも、ふと立ち止まり 
それまでの人生を振り返りたくなるときがある。!

2000年 1:48 原作:「最後の場所∼川の流れのように∼」
監督:秋元康 脚本:遠藤察男/秋元康
撮影:岡崎俊彦 音楽監督:久石譲 主題歌:「川の流れのように2000」
出演:森光子/田中邦衛/谷啓/いかりや長介/滝沢秀明
製作:エイティーワン・エンタテインメント/東宝/電通

美空ひばりの名曲“川の流れのように”の作詞家・秋元康が同曲をモチーフにした人生ドラマ。
この物語は、ひとりの女流小説家がその村に行き着いたことから始まった。
かつての活気を失った漁村。ある雨の日の午後、女性小説家・百合子はその村にやってきた。誰も住まなくなっていた岬の一軒家に落ち着き、この村での生活を始めた。村の老人達は百合子を変人扱いし、好奇の目で見た。意外なことに、百合子の最初の理解者となったのは慕っていた姉を亡くし悲しみから抜け出せないでいたカメラマン志望の青年・明だった。百合子の明るい笑顔と生きる事へのひたむきさは、やがて、沈んでいた老人達の気持ちを少しずつ動かし始める。百合子は老人達に忘れていた何かを思い出させたのである。百合子に勇気を与えられ、希望を胸にニューヨークヘと族立っていく明。それは、終わりに近づこうとしているひとつの川の流れから、新しい川の流れが始まったかのようであった。生きることに前向きになった老人達と明の姿を喜ぶ百合子。だが、彼女の内面では自分自身の過去との葛藤が続いていることを誰も知らなかった・・・・

■料金 有料上映:総収入の63%(105000円∼) 無料上映:一人525円(157500円∼)

ユキエ

ユキエ

愛する人に「スロー・グッドバイ」
夫婦の深い愛の絆。

1997年 1:33 原作:吉目木晴彦(『寂寥郊野』講談社刊)
製作・監督・編集:松井久子 脚本:新藤兼人
撮影監督:阪本善尚 音楽: 川崎真弘
出演:倍賞美津子/ボー・スベンソン/羽野晶紀/草村礼子
製作:エッセン・コミュニケーションズ

『ユキエ』は、アメリカ・ルイジアナを舞台に、初老をむかえたアメリカ人の夫と、アルツハイマーという難病におそわれた日本人の妻の夫婦愛のドラマ。「スロー・グッドバイ」(ゆるやかな別離)にいたる日々を薄れゆく記憶と懸命にたたかう妻と、彼女を励まし愛し続ける夫の姿を、抑制のきいた静かなタッチで描き、生きること、愛することの美しさを、深い感動で伝える。
ユキエは、朝鮮戦争時に米軍パイロットだったリチャードと結婚して海を渡った戦争花嫁である。人種差別の根強く残るアメリカ南部ルイジアナ州、バトンルージュの町で、彼女は夫への愛だけを頼りに、息子を生み、育て、40年余を生き抜いた。ふたりの息子が親元を巣立った直後、リチャードは友人の裏切りにあい、財産も名誉も失ってしまう。失意の彼にとって、唯一の理解者は妻のユキエであったが、彼女は突然のアルツハイマー病におそわれる。

■料金 有料上映:総収入の63%(157500円〜∼)  無料上映:一人630円(105000円〜)

機関車先生

話さなくても、伝えられるものがある。

2004年 2:03 原作: 伊集院静「機関車先生」
監督:廣木隆一 脚本:加藤正人、及川章太郎
出演:坂口憲二/倍賞美津子/大塚寧々/伊武雅刀/堺正章
製作:「機関車先生」製作委員会

瀬戸内海に浮かぶ小島、菜名島。そこで学ぶ全校生徒7人の小学校に、ある1人の青年が臨時教師としてやって来た。春風の到来と共に現れた先生は、大きな体に優しい眼差しをうかべているがなぜか一度も口をきかない。
“ぼくは話をすることができません。でもみなさんといっしょにしっかり勉強します。”先生が黒板に書いた言葉に子供たちは目を丸くする。しかし、すぐに“機関車先生”とあだ名をつけ大はしゃぎする。
こうして、口をきけない“機関車先生”と7人の子供たちの交流が陽気に幕を開ける。

■料金 特別料金 16ミリ字幕あり

ホーム・スイートホーム

誰にでも帰りたい家がある

2000年 1:52 原作:松山善三
監督:栗山富夫 脚本:松山善三
撮影:佐々木原保志 音楽:甲斐正人
出演:神山繁/小林稔侍/風吹ジュン/喜多嶋舞/酒井美紀 /横山通乃
配給:『ホーム・スイートホーム』上映委員会

人の命はやさしく、人の絆はあたたかい。
元オペラ歌手、山下宏(75歳)は痴呆症である。部屋でも街頭でも力の限り歌い徘徊する毎日。取り巻く娘夫婦達の苦悩と軋轢は限界に達し、ある決断をする。それは岩手のグループホーム「おばんでがんす」の前に宏を置き去りにすることだった。宏は一通の手紙をもたされ、ひとりたたずむ。「おじいちゃんを預かってください。おじいちゃんがいると、わが家は全滅、このままでは家族崩壊です」壮麗な岩手山、グループホーム「おばんでがんす」を舞台に心やさしき日本人達のふれあいと再生のドラマが展開する…。

■料金 35ミリ・16ミリ・字幕副音声付DVD 各157,500円

ジョニーは戦場へ行った

ジョニーは戦場へ行った

極限状態に置かれた人間を主人公に、反戦を強烈に訴えた不朽の名作。

1971年 1:52
監督・原作・脚本: ドルトン・トランボ
出演:ティモシー・ボトムズ キャシー・フィールズ ドナルド・サザーランド
ジェイスン・ロバーズ マルシャ・ハント ダイアン・バーシー
配給:角川映画

1971年カンヌ映画祭審査員特別賞受賞 / 1972年度芸術祭大賞受賞
第一次大戦、アメリカも参戦し、そして青年ジョー・ボナムもヨーロッパの戦場へと出征していった。
逃げ込んだ大きな穴の底で砲弾にやられたジョニーは、両手両足、顔面を吹き飛ばされ、名前をあらわす全ての特徴を失ってしまう。
<407号>となったジョニーは、軍医長の命令で人目につかないよう倉庫に運び込まれてしまった。何も見えず、話せず、動けないジョニーはただ考え、昔のことを思い出し、幻想にひたり続けた。しかし、ついに頭を枕に打ち付け、モールス信号で訴えた。S.O.Sと・・・。

■35ミリ・16ミリ 一人525円・105,000円〜

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