【 LAN 設定講座】 特別編( Wake on lan ) (Since 98/04)
WOLは、Wake On Lan の略です。
WOLは、TCP/IPのプロトコルでLANで接続されたEtherNetカードを利用して、あるパソコン(ホスト)の操作によって、もう一つのパソコン(リモート)の電源のONにする機能です。(というか、ソフトウェアが、TCP/IP用のものばかりです。)
ホスト 「起きろ〜」(電源ON命令)
リモート「…。おはよう。」(起動)
この「起きろ〜」という命令が、「MagicPacket(tm)」と呼ばれるものです。これは、プロセッサで有名なAMDの提供する命令セットです。
この命令は、Ethernetアダプタ(Lanカード)があらかじめ持っている個別アドレスに対して直接命令するもので、「192.168.1.1」というTCP/IPのアドレスに対して命令するのとは違います。(そりゃ、そうです。立ち上がってもいないマシンのアドレスを投げても反応なんかするわけはありません。^^;)
※図注
WOLのハードウェア 3条件(起動させるパソコンのみ)
電源ユニット(ATX2.01対応)
ショップなどで、「2.01」として購入したもの以外には、ATX2.01といっても、実際には、「2.01」と書いてあるわけではありませんし、自分の持っているATX電源が、そうなのかどうか解らないと言う方も多いでしょう。
ここで問題になるのは、電源がOFFの時にも、マザーボード上に電流が一定値以上流れていることが重要です。取りあえず、この電流の値を、電源ユニットのスペック表で確認してみます。
「5V/sb===0.85A」などと書かれていれば、まずOKでしょう。これは、待機電流が0.85A(アンペア)あると言うことです。たとえ、それより小さくても、実際にLANカードが使用するのは、300mA程度ですから、その他のカードの合計値と、マザーボード上の電源スイッチコントローラに流れる電流を確保できればOKでしょう。
マザーボード(WOL対応)
まず、ケースを開けずにBIOSで確認してみます。
ROM ISA BIOS
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ズバリ、Wake On LAN の項目があれば、間違えありません。
万が一BIOSに表記が見あたらなくても、サポートの可能性もあります。次に、実際にマザーボードを確認してみます。
マザーボードのマニュアルがある場合は、まずマニュアルを参照してみましょう。WOLコネクタの表記があればばっちりです。440BXなどの最近のマザーボードであれば、ほとんどの場合サポートしています。
マニュアルがない場合でも、マザーボードのPCIスロット周辺を探し、WOL
コネクタ(3本ピン)が存在すれば、OKです。シルク印刷などで
[ WOL
SLOT] の文字を確認してみてください。
WOL対応のLANカード
対応品は、そう多くありませんし、通常のLANカードより少々高めです。また、ほとんどの場合「WON対応」と表記されているはずです。(99/10現在)
表示されていない場合もあると思いますが、カードを見て、3pinのWOLコネクタがあれば、対応品の可能性が高いです。ショップで確認してください。また、WOLケーブルは、まだ単体で売っている店も少ないと思うので、WOLケーブルが付属していることを確認した方が無難です。
WakeOnLanをするためには、機器だけでなく接続されたネットワークインターフェース(Lanカード)に特殊な信号を送るソフトウェアが必要です。
その特殊な信号の正体が「MagicPacket(tm)」です。これはAMDの商標です。
では、実際に私が使ってみた、MagicPacketを送信するためのソフトウエアを紹介します。
すべて、フリーソフトです。
PCnet Magic Packet Utility (AMD社製)
http://www.amd.com/us-en/Networking/TechnicalResources/0,,50_2334_2452_2456,00.html
AMDから配布されているユーティリティです。いわゆる本家ものです。
アドレスと時刻を登録しておけば、指定時間に起動してくれます。
ルータ越しにMagicPacketを送信できる機能も備わっているので、電話回線等を利用した、遠隔起動が出来ます。
自動生成機能で、Ethernet
cardのアドレスを自動取得してくれます。
1台1台に対してMagicPacketを送信するための個別起動などは使い勝手がよくありません。
小規模用途ではないのかもです。
Magic Packet (TM) generator "sndmagic" (yumo氏)
---別に、"rpctl" 電源断機能を拡張したNT用プログラムもあります ---
http://www.st.rim.or.jp/~yumo/pub/sndmagic-j.html
yumo氏作の他のプログラムから、この部分だけ取り出したようです。
コマンドプロンプトで動作しますので、「 magic -q 192.168.1.39 1 00a0xx99c8xx
」のように、IPアドレス MACアドレス(Ethernet
アダプタのアドレス)を書き込んだバッチファイルを作っておけば、クリック一発。超簡単起動です。
Remote Power Control (hwada氏)
http://www04.u-page.so-net.ne.jp/sa2/hwada/
自動電源ONに加え、自動電源OFF機能も備えた優れものです。インストールするとタスクトレイに常駐するように設定され、何せ、日本語表示と見やすい大きなボタンで使いやすさもあります。
また、現在の状態なども一目瞭然なので、とてもわかりやすい作りです。
4.Ethernet アダプタ アドレス(MACアドレス)の調べ方
Windows98/95 → スタート / ファイル名を指定して実行 / C:\WINDOWS\WINIPCFG.EXE 。
WindowsNT → スタート / プログラム /
管理ツール(共通) / Windows診断プログラム /
ネットワーク / トランスポート
。
ハードウェア編 ハードウェアの準備 ハードウェアの取り付け ケーブル配線 ハードウェアの設定
ソフトウェア編 NetBEUI編 TCP/IP編ファイルとプリンタの共有設定(各プロトコル共通) ファイル・ドライブの共有設定 プリンタの共有設定
Wake On Lan
[EOF]