板のたわみ回転半径-3

              カービングスキーのたわみによる回転半径の計算
                    
カービングターン


 図を見ていただきましょう。

                    図ー1(あくまで簡略化した概念図です。)

   
計算です。

A
 が1,500mm、サイドカットが14mmの時の半径Rは、
    
       2    2
(R-14)  +750 = R
        
      2
28R =
 750 +14 =562,696

R = 20,096     答え:半径Rは、約20m

次にたわみZが20mmある時の回転半径Rを考えてみます。
 
2     2    2
X = 14 +20

X =24.4
                  
(R-24.4)  +750 = R
         
         
48.8R =
 750+24.4 =563,095

R = 11,539     答え:回転半径Rは、約11.5m

その時のθは、tanθ=20÷14=1.42857

θは、55°

まとめ: たわませる量と内傾角(雪面と板底面の角度)はリンクして、
回転弧ができると思います。
(追加)
要するにターン前半は内傾角・たわみは小さく、回転半径は大きい、
ターン中盤は内傾角・たわみは大きく、回転半径は小さくなると考えます。

今回、雪面への板底面のカービングに関し、ふれていませんが実際は、
エッヂで切り込み、板底面で圧を加え雪面は圧密されるのですが、この釣りあう
圧密量は雪面の状態(アイスバーンからソフトなバーンまでさまざま)で違い、
雪接面積もカービング量により当然異なると考えますが、
基本的にカービングターンの場合P・S・Q点を通るエッジを全体的にカービング
するような操作と考えています。(10月14日追加)


        memo

1.サイドカットのRは、各部分、各メーカーによっていろいろです。
  上記の計算のように、、同一半径Rでは無いのですが、
  (当然迎え角、押え角は、違いがあります。)基本的な概念として
  考えました。又、サイドカットの1/2Aをたわみの最大点として
  簡易にしてあります。

2.ブーツを固定している部分は、剛性が大きくなるのでたわみが
  小さくなり、スキーの各部でたわみに違いがでると思います。
  ただし最近売られているフレックス性のあるさまざまなプレート類
  を装着すると、ブーツが固定されている部分もたわみ、
  逆台形状の変形からR弧状のたわみになると思われます。


                      
2000年10月5日、記載