図を見ていただきましょう。
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スキーの形状 |
| 板の傾き | |
| 円弧の大きさ | |
| 回転半径 | |
| 円錐をイメージ |
図ー1(あくまで概念図です。)
実験です。
まず20p×2p大の厚紙を片面だけカービングスキーの形状になるよう、多少、
大げさにR弧のあるサイドカットをつけ、切りとります。
次に、机の上でサイドカットを付けた方を横にして図ー1のように立てて見ます。
真中に隙間ができます。そこで今度は、平らに置き直し、
両端をつまみたわみを徐々に加えかつ少しづつ垂直になるまで引き起こします。
注意したいのは、エッジ部分がすべて平面に接するようにしてみてください。
これは、カービング的な回転弧をつくる事と考えています。
この事で分かる事は、たわみと傾きがリンクして回転弧をつくることが分かります。
図ー1のように、スキーの傾きと回転弧の関係はロートのような円錐をイメージして
みると分かりやすいかもしれません。
遠心力と傾きが釣り合っているのなら、内傾角が強い時は、荷重も大きいので
たわみも大きくなります。このようにカービングスキーの特性は、傾けるほど、
オートマチック的にたわみ、回転弧も小さくできるのだと思います。
次にサイドカットをつけなかったノーマルスキーのエッヂ側で同じ事をしてみましょう。
当然中央部に隙間は出来ません、このままでは直進しか出来ません。
そこで先ほどの様にたわませて、引き起こしてみますが、かなり垂直にならないと
R弧が出来ません。ノーマルスキーのサイドカットというのは
R=50メートルとかいうものなので、これでカービングターンしようとしても遠心力に
あった内傾角をつけただけでは、カービング的なR弧はつかないので、外足の小指
側の引き上げ、内足のアウトへの荷重(このようにしないとずれが大きく
なると思うのですが)をし、スキーの内傾角をさらに強めたわませ、カービング的な
R弧をつくるように、がんばります。
ノーマルでカービングターンをするという事は、このようにむずかしものになってしまい
ます。
カービングスキーは、強いサイドカットが板の強い傾きを要求しないので、楽が
出来ます。
まとめ: たわませる量と内傾角はリンクして、回転弧ができると思います。
memo
1.雪面に対し、上から板の底面をたわませてもカービングターンにはならないので
くれぐれも・・・・
2.カービングターンのずれとスキッドターンのずれの違いですが、カービングの場合
スキッドのようにスキー底面でのスライドでは無く、エッジ部分でおこる雪面崩壊
によるものだと考えています。
自分の場合むしろ、アイスバーンになっているような硬いバーンが好きです。
2000年8月8日、記載