桜えび(Sergestes Lucens)節足動物甲殻網十脚目長尾類サクラエビ科。
雌は、夏に150メートルくらいの海中に1,500粒〜2,000粒くらいの卵を生む。1月頃には4センチくらいに成長、その年の夏に卵を生み、一生を終わる。寿命は1年。1種で1科をなす独立した種のえび。
昭和の始めまで桜えび漁は、八丁櫓の伝馬船に白帆をかかげ沖へ出て行きました。今では勿論エンジン付、その上魚群探知機や網の沈み具合を知らせる深度計などの近代装置を備えています。
しかし、今も昔も変わらないのですが、2隻で1組の夫婦船となり、あぐり網を引いて漁をすることです。そのためか、夫婦を組む船名は同じものが多いです。 桜えびは日中や月夜には300メートルぐらいの暗い深海にすむ生物、それが夜になると70〜80メートルぐらいまで浮上してくるので、夜にでかけて漁をします。
セリ市に積み重ねられた桜えび、市場はまさにピンクの洪水、朝の光を受けてひときわあざやかになっていきます。
早朝に始まるセリ市、威勢のよい声で値がつけられた桜えびは、すぐ加工にまわされます。あるものは生のまま、あるものは釜揚げで、煮干しで、素干しで・・・・・
釜揚げは、大きな釜でさっとゆであげます。どういうわけか、量が多いほど桜えびの風味が逃げないのです。