小田原ドラゴンの漫画『おやすみなさい』に、主人公の鉄郎が前世を占ってもらうという
くだりがある。鉄郎は占い師に「あなたの前世はビフィズス菌です!」と宣告され、その夜
何百億もの仲間たちと腸内の平和を守るために戦う夢を見るのであった。
別にインド仏教の信者でもないので輪廻転生とかなんとかあんまり考えないが、
それでも、ふと、自分の前世を思うことがある。
そして、河童だな、と思ったりする。
カッパナイトのページだからそういうことを言っているのではなくて、
カッパナイトが始まるより前からそう思っているのである。
まず、キュウリが好きだ。大好きだ。常に冷蔵庫には数本入れてある。
酒のつまみがなんにもないとき、とりあえずキュウリにマヨネーズをつけてかじる。最高。
サラダを作っていて、キュウリの端っこがなんとなく悪い形で残る。
そのかけらは味も付けないで喰ってしまう。
オリーブオイル・酢・塩・こしょうであえただけのキュウリサラダも素晴らしい。
ちょっとキュウリが傷んできても、すりこぎで叩き崩してタッパーに詰め、
昆布だしで浅漬けにして、朝飯の一品に加える。
(中略)
おかげさまで、キュウリの端っこを包丁で細工して門松みたいなものも作れるくらいである。
そして、運動苦手なわたしが人並みにできるスポーツは水泳、ただ一つだけ。
球技や陸上などは全部苦手である。体育の成績も夏だけは良かったが、他の季節は散々だった。
しかも泳ぎまくっていた割にはおなかがぽっこり出ていた。まさにカッパ体型。
さらに子供の頃はずっとオカッパ頭。さすがにこれは駄洒落にもならないが、事実だ。
こうやって書き出してみると、ただのキュウリ好きでしかない自分に気づく。それでいい。