館長のコラム(1)

27/2/2003   悪貨は良貨を駆逐する。正に今、メガネ業界が直面しています。
ディスカウンターによるスリーププライス(¥5000・¥7000・¥9000メガネ)をはじめとした大量販売、大量消費により、
福井のメガネ産地に存亡の危機が迫っています。
ディスカウンターの価格競争により、福井産地は国内生産ではかなわず、1980年代中国に生産をシフトしてしまったのです。
ところが、経済圏の違うところでうまくいくはずがなく、福井のメガネメーカーは今まで培ってきた技術を中国に盗られ、
撤退、破産の憂き目にあいました。
中国は人海戦術と日本の技術で大量生産に拍車をかけ、ディスカウンターなどに売り込み、又、
大手ディスカウンターが生産を依頼して安い中国製品を湯水のように日本に輸入、販売をおこなっています。
そのため脆弱な産地メーカー、問屋に転職、破産の嵐が吹き荒れています。
輸入された商品は低価格品中心。粗悪品が一気に市場に広がりました。
消費者の低価格志向に負け、メガネ店の店頭から本物の良いメガネが消えていきます。
掛けていて直ぐずれてしまうプラスチィックフレーム。ロー離れして、腐食の早いメタルフレーム。
修理が出来なくて、フレームを交換しなければならないフレーム。
本来、視力を守るため、気持ちよく、安心して生活が送れるはずのメガネが、わずか半年とか一年で使い物にならなくなっています。
中国製品であるにもかかわらず、日本で組み立てて日本製だと称するメーカー、問屋はいずれ淘汰されるでしょう。
使い捨ての安価なメガネは、地球環境問題にも関連してきます。
大手メガネチェーン店の言葉に踊らされたつけは、いずれ消費者に回ってきます。
しかし、全ての技術が中国に行ってしまったわけではなく、本物のメガネを手がける良心あるメーカーは、時代の流れに流されませんでした。
しっかりした技術を持つメガネ職人が作るメガネは、安いわけがありません。
優秀なメガネ職人は眼を守り、正しい視力を保持し、狂いのないメガネフレーム作りを常に研究しています。
本物を見分ける眼を消費者の皆様に出来るだけ養っていただきたいと思います。
そのような職人さんが作るメガネを春田は応援していきます。

早速『館長雑感』に清水の画廊店主様より投稿いただきました。
昭和40年前後にプラント輸出が謳歌され、学校の教科書でも素晴らしい経済効果。であると教えられた。
私の大学受験での、さる有名なるお坊ちゃん的大学の2次試験での事。
『プラント輸出について延べよ』との問題で、私は、プラント輸出は国を衰退させる、将来的にしてはいけない・・・
と答えた。
結果、この答えは間違いとされ私は不合格となった。私を不合格にしたこの大学は、そして当時の教育は間違っていた。
結果、現在になると、私の答えこそが正しかった。
文部省、大学教授なんていっても、マニュアルを作った人間の後追いだけでゴマすりばかりが揃っている。信用出来るものではない。
実際の競争社会を知らない官僚主導のこの日本で生き残るには、自分で考え行動をしないと福井のメガネ屋のようになる。

中国人は一人で対応する分には非常に親しみを与える。が、2人いると、必ずどちらかがリーダーになる習性が有る。
まさに紅衛兵がそうであったように、犬のグループ習性と同じように、個人を押さへ、リーダーの言いなりになり、親しかったのが変じて襲ってくる。
現在で云う商標とか、デザインとか、特許なんての物真似は5千年の歴史です。
プラント輸出と同じ。我々日本人は、中国へ拠点を移す会社には売国奴的で有る事を知らしめなければならない。
何故なら、経営者のみが利益を受け、従業員は捨てられるのであるからである。
日本で充分なし得る事が出来ないのは、政治家がへり下っているからである。紅衛兵の後始末に植林を手伝っている。それだけで十分である。
年8千億円もの無駄金を中国にやる必要性がどこにある。竹下が勝手に決めた事。破棄すれば良い事である。
それよりも現在の日本に資金を廻すべきである。
我々の技術力をもってすれば、活力は充分涌く。と信じている。
      2003,2、27    Y,M

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