磯キリンのガーデニング道楽
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普段アルファベットによる言語を使わない私たち日本人にとって、学名とい うと難しくてとても親しみのもてるものではないというイメージがあります。しかし その一つ一つの由来を調べると結構おもしろいものがあり、決して無味乾燥とい うわけではありません。中にはなぜこんな名前を付けたのかと思うほどユーモラ スなものもありますし、また、日本語によるものもあるほどです。
ここにはハーブ・草花のデータベースで紹介した植物を中心に、属名や種名
についてアルファベット順に由来について書いてあります。他のページにも書
きましたが、学名は世界共通で、インターネットなどから種苗を注文するときも
、学名がわかれば、違った植物をつかまされる心配はまずありません。
ジェンダ−genderについて |
A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z
記号
× 交配種を表すマーク。種名の前に書かれることが多い。なお、原則的には存在
しないが、属間交配種というのがあり、この場合は属名の頭にこの記号をつける
。ランの仲間に多いが、ネリネとアマリリスの属間交配のアマリーネ×Amarine
というのもある。
A
a- <接頭語> 「〜がない」
=a <接尾語> 女性名詞の主格の語尾を表す。(例)japonica なお、このリストには、a, -us,
0umと書かれている獄外靴か有る。これは属名の性別によって語尾が変化する
もので、例えば上の例のjaponica(女性形)に対応して男性形はjaponicum 中性
形はjaponicusとなることを表している。
Abelmoschus アオイ科トロロアオイ属。アベリア(スイカズラ科ツクバネウツギ属)と“じゃこう”の合成語。
Abies マツ科モミ属。「上る」の意味からで、高く生育することによる。ドイツトウヒの種名にも用いられているが、この属の植物に似ていることから。
Acacia マメ科アカシア属。古いギリシャ語のアカキアから。
Acanthus
キツネノマゴ科ハアザミ属。「棘」の意味から。
Achillea
キク科ノコギリソウ属。アキレス腱で有名なアキレスの名から。古い時代か
ら訳そうとして用いられ、兵士の傷の治療に用いられたことから。
acaulis 「枝がない」の意味。ほとんど分枝しない意味。
Achras アカテツ科チュ−インガムノキ属。属名は野生のなしの一種を指す言葉だという。
Acinos
シソ科アチノス属。バジルタイムと呼ばれているハーブ。属名の由来は不詳。
Aconitum
キンポウゲ科トリカブト属。「毒草」の意味から.
Acorus ショウブ科ショウブ属。古いギリシャ語で、根茎に香りを持つ植物に用いられていた五という。。。
aculeata, -um, -us
棘がある。または捲きひげがある。
aenica, -um, -us 〜を模倣する。〜と比肩する
africana, -um, -us アフリカ産の
Agave
リュウゼツラン科リュウゼツラン属。「立派な」の意味。
Ageratum
キク科カッコウアザミ属。属名は「色があせない」の意味で、花が鮮やかな
空色をしていることから。
Agrostemma ナデシコ科ムギナデシコ属。「野原の冠」の意味。
alba, -um, -us 白い
Alium ユリ科ネギ属。ただし他のユリ科の植物とはずいぶん違っているので、別に
ネギ科を立てる学者も多い。ここには
ニンニク
がある。
alpida, -um, -us 白っぽい。
alpina, -um, -us アルプス産の。高山性の。
alpina, um, us
アルプス産の
Alyssum
アブラナ科イワナズナ属。「怒りを静める」の意味で、昔鎮静剤として使わ
れていたことによる。
americana -um -us.「アメリカ産の」
Amaranthus ヒユ科ヒユ属。「しぼんだり色あせたりしない」の意味。ハゲイトウやヒモゲイトウの仲間。
Anacyclus キク科アナキクスル属。打ち消しのa,
花anthus, 円cyclusの合成語。
Angelica
セリ科ヨロイグサ属。「天使」の意味。薬草としてよく使われたことによる銘
々。ハーブのアンジェリカの他に、伊豆諸島などで野菜として栽培される
アシタバ
がある。
angustifolia 「葉が尖っている」
Aniba
クスノキ科アニバ属。原住民の言葉から。ローズウッド。
annua, -um, -us 一年草
Anthemis
キク科コウヤカミツレ属。属名は「花」の意味。花が美しいことから。
Anthoxanthum
イネ科ハルガヤ属。ヴァニラグラスが含まれている。「黄色い花」の意味
。
Aquilegia
キンポウゲ科
archangelica 「天使長」の意味。
Antirrhinum
ゴマノハグサ科キンギョソウ属。「動物の鼻先のような」の意味で、花の両端
を押さえると動物の口のように開くことから。
Arctium
キク科ゴボウ属。ラテン語の「球磨」からで、派に白い毛が密生していることから。
Arctotis キク科クンショウギク属。「熊の耳」の意味。
arvensis 「畑で栽培される」
Arizonica, -um, -us アリゾナ産。
Asparagus
ユリ科アスパラガス属。野菜のアスパラガスの他、薬草のテンモンドウ、観
賞用の植物もある。
Asperulla
アカネ科クルマバソウ属。属名は「がさつな」の意味で、葉がざらざらして
いることから。
atro- <接頭語> 黒い、暗い。たとえばatropurpureaは「暗紫色の」
augusta. -um, -us 気高い、荘厳な。背が高い。
Aucuba 「アオキバ」e臑ったもので、ミズキ科アオキ属のこと。
aurea, -um, -us 金色の。
auriculata, -um, -us 耳たぶのような。
aurantia, -um, us. aurantiaca, -um, -us オレンジ色の。
auriculifolia, -um, us 耳のような葉の。葉に柔毛が密生している。
B
Baccharis キク科サワギク属。ギリシャ神話に出てくる酒の神バッカスから。根にぶどう酒に似た香りがあるためという。
balearica, -um, -us ばれアリス諸島(地中海にあるスペインの島)産の
Banksia ヤマモガシ科バンクシア属。キャプテン・クックとともにオ−ストラリアに渡り、この植物をはじめ1400種ものオ−ストラリア産植物をヨ−ロッパに紹介したバンクスにちなんだもの。
basilicum 「王様のように立派な」の意味。バジルの種名として用いられ、イタリア語のbasikico
英語のbasilなどの語源になっている。
Benincasa ウリ科トウガン属。イタリアの植物学者ベニンカ−サ侯爵(?
- 1596)に因んだもの。
betasea ビート(てんさい)に似た。
bi 数字の「2」を表す。
Bidens キク科センダングサ属。「二重の歯」の意味。痩果学理の伊賀に似ていて、歯
がいっぱい生えているように見えることから。
biennis 「二年草」
biloba 「二つに分かれた」
bipinnata 二回羽状複葉の。
blumei 東南アジアの植物についての数々の著作があるドイツ人カール・ルートヴィヒ
・ブルーメの名から。
bonus-henricus 良きヘンリーの意味。英国のヘンリー8世の名から。俗に「貧乏人のアスパ
ラガス」と呼ばれるgood King Henryの種名。
Borago
ムラサキ科ルリチシャ属。ハーブのボリジで、それを表すギリシャ語の古名か
ら。
botrys ぶどうの房
Botrytis 真菌類の属。うどん粉病または灰色かび病と称する、葉の表面居城や灰色の楕
円形の斑点をつけるやっかいな病原体。繁殖したところがぶどうの房に似ている
ことから名付けられたが、これが城ぶどうの房に規制すると、何と超高級の甘口
白ワインいわゆる貴腐ワインになる。
Brachycome
キク科ヒメコスモス属。属名は「短い毛」の意味。
Brassica アブラナ科アブラナ属。ギリシャ語で「菜っぱ」の意味。ここには
菜の花
と
葉牡丹
がある。
Brunfelsia
ナス科バンマツリ属。ドイツの神父で外科医だったオットー・ブルンフェル
スOtto Brunfels 1489 - 1534の名から。
Buddleya
フジウツギ科フジウツギ属。英国の植物学者アダム・バドルAdam Buddle 1660_
- 1715)に因んだもの。
Bulbine ユリ科ブルビーネ属。「球茎」の意味から。
Bupleurum
セリ科ミシマサイコ属。ギリシャ語の古名から。
C
Calaminta
「美しいハッカ」の意味。ハッカの仲間では一番花が美しいことから。
calamus 「葦」の意味。
Calceolaria
ゴマノハグサ科カルケオラリア属。「スリッパ」の意味で、花の形が似ている
ことから。
Calendula
キク科キンセンカ属。カレンダーと同じ語源。昔の暦は3月から始まっていた
が、3月頃には長崎始めることから名付けられたと思われる。
Calonyction
ヒルガオ科ヨルガオ属。「美しい夜」の意味。
Camellia
ツバキ科ツバキ属。ツバキ、サザンカの他、お茶がこの属にはいる。ルソンの
植物についての著書があるモラヴィアのイエズス会会員カメルの名から。
canariensis カナリー諸島産の。スペイン領のカナリア島は、小鳥のカナリアの原産地として知られているが、語源は「犬」の意味である。
candida, -um, -us 白く輝く。
cannabina, -um, -us 大麻に似た。
capensis 南アフリカ・喜望峰産の
capitata, -um, -us. 頭状花序の。本体頭状花序というのはキク科の花を指す言葉で、柄のない花が
平面上に並んでいる物である。キク科では普通一輪の花と呼ばれているのは、小
さな舌状花や管状花の集まりである。
Capsicum
ナス科トウガラシ属。属名の由来にはいろいろな説があり、ギリシャ語で「
かみつく」の意味のkaptoからという説と、ラテン語の箱を意味するcapsaからと
いう説が有力。
-carpa, -um, -us <接尾語> かrの果実の。
chamomilla
カミツレの古名から。
canadensis カナダ産の
Cananga
バンレイシ科カナンガ属。アロマテラピーで有名なイランイランがこの属に含
まれる。
canariensis カナリア諸島さんの。
Canna
カンナ科カンナ属。由来は不詳。
cardiaca, -um, -us 神藏を和らげる。精神を安定させる。
Carthamus
キク科ベニバナ属。属名はアラビア語またはヘブライ語で「色を塗る」の意味
から。
Carum
セリ科キャラウェイ属。種名のcarviとともに、この植物が初めて発見され
多少アジアのカリア地方から。
caryophyllus 「スパイスのクローヴのような香りがする」の意味。カーネーションの種名
として用いられている。カーネーションは欧米では、バラに次いで多く栽培され
ている切り花用の草花であるため、ナデシコ科はこれに因んでCaryophyllaceae
という。
Caryopteris
クマツヅラ科カリガネソウ属。属名は「翼のある豆」の意味で、果実に翼の
ような物が付いていることから。ダンギクが収録されている。
Cedronella
シソ科ギリアドバルサム属。「西洋杉のような」の意味で、葉が被針形で
、針葉樹を思わせる香りがあることから。
Cedrus
マツ科ヒマラヤスギ属。ギリシャ語から。
Celosia
ヒユ科ケイトウ属。属名は「炎」の意味で、炎が燃えているようだから。
Centranthus
オミナエシ科ベニカノコソウ属。花が拍車のような」の意味。
Cedronella
シソ科ギリアドバルサム属。「杉の木のような」の意味で、全草にじゃこうの
ような、あるいは材木のような香りがあるところから。
Centaurea
キク科ヤグルマギク属。ギリシャ神話に出てくる半人半馬のケンタウルスか
ら。島宇宙(星雲)で正座名のケンタウルスと語源は同じである。
Cerastium
ナデシコ科ミミナグサ属。属名は「角」の意味で、子房のかたち月のに似て
いることから。
cerifera 蝋を生産する。
Chamaemelum
キク科カミツレモドキ属。いわゆるローマンかもマイルが含まれる属で、
属名は「大地の蜂蜜」の意味。
Chenopodium
アカザ科アカザ属。ガチョウの足の意味で、葉が三角形で切れ込みがあって、
トリノ足に似ていることから。
Chimonanthus
ロウバイ科ロウバイ属。属名は「冬の花」の意味で、真冬の1月から2月に
かけて花が咲くことによる。
chinense -is 「中国産の」の意味。「キネンセ」と発音する。sinense -sisと書くこともあ
るが、こちらは「シネンセ」と発音。
Chrysanthemumキク科キク属。「黄金の花」の意味から。キク・マーガレット・ハナワギクな
どの観賞用草花の他、野菜の春菊、蚊取り線香の原料として有名な除虫菊もこの
中まである。
Cichorium
キク科ニガナ属。エジプトの言葉でチコリのこと。エジプトで利用され、ロ
ーマではすでに広く栽培されていたと言われる。
Cinnamomum
クスノキ科ギリシャ語の古名に由来し、英語の「シナモン」も語源は同じ。ク
スノキ属。
cinerariifolium 葉が死ねらリアのような
Circium
キク科アザミ属。由来については不詳。
clethroides リョウブに似た
citriodora, -um, -us レモンの香りがする。
Clitoris
マメ科チョウマメ属。何所も有ろうに女性のあそこ、相良むらの方言でつんび
ーとぞ言ひけるもののこと。
Coffea
アカネ科コーヒーノキ属.アラビア語から。
Coleus
シソ科コリウス属。「鞘の意味で、花の形が刀の鞘に似ていることから。
comosa, -um, -us 一般的な
Coreopsis
キク科キンケイギク属。属名は「ナンキンムシ」の意味で、種を南京虫が
好んで食べるからだという。
Coriandrum
セリ科コエンドロ属。属名はかめ虫、いわゆるへっぴりむしに由来し、禅僧に
それに似たにおいがあることから。香菜(シャンツァイ)として知られるコリア
ンダーである。
corymbosa, -um, -us 散房花序の
Cosmos
キク科アキザクラ属。いわゆるコスモスである。属名は「美しい」の意味。
crispum 縮れている。
Cryptomeria
スギ科スギ属。「隠れる」の意味では永隠れて見えないことから。
Craspedia
キク科クラスペディア属。「房飾り」の意味で、花が咲いたあとに実るタン
ポポに煮た種が、それに似ていることによる。95年頃から種苗症のカタログに
載るようになったオセアニア原産の植物で、ボウズギクともいう。
cristata, -um, -us 鶏の登坂のような。
Crocus
アヤメ科サフラン属。属名は古代カルデア語から。スパイスとして知られるサ
フランの他、春咲きで水栽培などによく利用されているクロッカスもこの仲間で
ある。
cristata 鶏のとさかのような。
Cryptotaenia セリ科ミツバ属。「隠れたリボン」のみ。
Cuminum
セリ科クミン属。クミンはエジプト時代にすでに利用されていたスパイスの
一つで、古名から。
Cupressus ヒノキ科イトスギ属。ギリシャ語からで、英語のcypressも同じ起源。
Curcuma ショウガ科ウコン属。アラビア語の“黄色”から。健康食品として人気が高いウコンは、カレ−の色づけなど黄色の染料として利用されてきた。
cv. cultivated variationの略で、“栽培される変種”の意味。
cyanus シアン色、いわゆる浅黄色(緑がかった青)の。
cv. “cultivate variation”栽培変種の意味。図鑑などには、種名の跡にたとえばcv.
kagayakiなどと品種名として書かれることがある。
Cyclamen
サクラソウ科シクラメン属。属名は「回転する」の意味で、花茎が半回転
して花がした野方を向いて咲くことから。
cyminum 集散花序の。
Cynara
キク科チョウセンアザミ属。アーティチョークは西洋野菜として知られて
いる。
Cyphomandra
ナス科キダチトマト属。属名は「がんにかかった人」の意味で、訳の形が一
種の腫れ物に似ているため。
Cynoglossum
ムラサキ科オオルリソウ属。「犬の舌」の意味で、葉がへら形でざらざらし
ていることから。
Cytisus
マメ科エニシダ属。属名の由来ははっきりしないが、ギリシャ語でクローバー
の意味のキティソスに由来するとされる。
D
Dahlia
キク科ダリア属。スウェーデンの植物学者でリンネので師だった、アンドレ
アス・ダールの名を記念したもの。
damascena 「麝香のような香りがする」
Daphne
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属。月桂樹を意味する古いギリシャ語で、葉の形や花の香りがにていることから。
Datura
ナス科チョウセンアサガオ属。属名の由来は負傷。
Davidia ハンカチノキ科ハンカチノキ属。中国原産で、1科種の珍しい植物。中国に渡り、宣教師としてだけでなく、現地の植物をヨ−ロッパに紹介したフランス人ダヴィの名による。
dealbata, -um, -us 白い粉に覆われた
debilis 「華奢な」または「弱々しい」。
deltoides ギリシャ語のデルタΔの形のような。三角形の。
denudata, -um, -us 綿毛が生えているが、次第に無毛になる
depressa, -um, -us 失望させる。つまらない。
Dianthus ナデシコ科ナデシコ属。ここには
カーネーション
ナデシコ
が収められている。属名は「二つの花」の意味。花弁に切れ込みがあるため
。
Didiscus
セリ科ディディスカス属。2重の円盤の意味。雌しべの形から。
dioica 雌雄異株の。
Dioscorea ヤマノイモ科ヤマノイモ属。1世紀にギリシャで活躍していた医学者の名前から。
Diospyros
カキノキ科カキノキ属。「神様の穀物」の意味から。
domestica, -um, -us. 「家庭の」の意味。動物名では家の中で飼われる家畜や、人家に良くいる外注
などにつけられているが、植物の場合は人家の近くにあるという意味。
Dracocephalum
シソ科ムシャリンドウ属。英語でドラゴンヘッドと呼ばれるハーブで、属名
はそのものズバリ「竜の頭」である。・
E
Echinacea
キク科バレンギク属。「ハリネズミのような」の意味で、管状花が硬く、ブツ
ブツがあるところから。
edulis 「食用の」
effusa, -um, -us 外に広がる。分散する。
elastica, -um, -us ゴム質の、弾力のある。
elegans 「優雅な」
Erysimum
アブラナ科エリシマム属。「引っ張る」の意味で、ひっかいたようなしわがあ
ることから。
esculata, -um, -us 食用になる。
Eucommia トチュウ科トチュウ属。「良いゴム」
Eupatorium
キク科ヒヨドリバナ属。属名はこの属の植物を毒消しとして使ったとされる
、古代ギリシャのポンテュスの王様ユーパトロンの名にちなんだものである。
europaea, -um, -us ヨ−ロッパ産の。
Eustoma
リンドウ科ユーストマ属。俗に「とるこぎきょう」と呼ばれている植物。
属名は「美しい顔立ち」。
F
falcata, -um, -us.円形がまのような。
fastuosa, -um, -us 「誇り高き」の意味。
Ficus クワ科イチジク属。古いラテン語から。イチジクの他、インドゴムノキやインドボダイジュなどがこの仲間である。
flabellata 換気扇のような
flava, -um, -us まっ黄色な、戦黄色の
flaveola, -um, -us 黄色っぽい。
flavescens 淡黄色の。クリーム色の。
flora -um -us 「花」のこと。英語のflower, フランス語のfleur, イタリア語の fioreなどと
同じ語源。
Foeniculum
セリ科ウイキョウ属。属名は古いギリシャ語から。
Fortunella
ミカン科キンカン属。英国の王立園芸協会のプラント・ハンター(外国の
珍しい植物を探して本国に持ち帰って紹介する人)のロバート・フォーチュン1812
- 1880の菜から。
flore-pleno 花が八重咲きの。
floribunda, -um, -us 多花性の。咲き乱れる。
-folia -um -us 「葉」の意味。英語で葉を表す名詞はleafだが、形容詞になるとfoliageにな
り、「観葉植物」は foliage plantという。
-formis <接尾語> 〜の形をした
Fragaria バラ科オランダイチゴ属「おらんだいちご」は普通のイチゴのこと。属名は古いラテン語からだが、香りが良いという意味から。
fragrans これは英語と同じで「香りがよい」。
frutescens 灌木状の。
funebris 葬式の。線香の原料にすることから。
G
Galega マメ科ガレガソウ属。「乳」からで、かつて乳汁の分泌を促す薬草として用いられていたことによる。
Galium アカネ科ヤエムグラ属。「乳」の意味から。古代チーズを作るときに牛乳を固
めるためにこの草の絞り汁を入れたことから。金属元素にガリウムというのがあ
るが、こちらはGalliumと書き、「雄鳥」が語源。発見者のレコック・ド・ボワ
スボードランLecoq de boisbaudranがLecoqをthe cockともじってつけたものと
いう。
Gardenia
アカネ科クチナシ属。学名を提唱したリンネの友人のアレキサンダー・ガーデ
ンAlexander Garden1730 -1791の名から。
Gazania
キク科クンショウギク属。仏ガザニアと呼ばれている。ギリシャの古典の植
物学所をラテン語に翻訳したテオドーレ・シ・ガザ(1398-1478)に因んだもの。
Gentiana
リンドウ科リンドウ属。BC5世紀頃のギリシャのイリリアの王ゲンティウ
スの名前から。彼がリンドウの薬草としての効果を発見したため。
Gerbera
1743年没のドイツの自然愛好家ゲルバーの名から。キク科センボンヤリ属
。園芸上のガーベラである。
germanica, -um, -us ドイツ産の。
Geum
バラ科ダイコンソウ属。古いラテン語から
gigantea, -um, -us 巨大な
Ginkgo
イチョウ綱イチョウ科イチョウ属。日本語の銀杏(ギンキョウ)が訛ったも
のと思われる。
glauca, -um, -us 青緑色の。
globosa -sum -us 「丸い」
Godetia
アカバナ科イロマツヨイ属。スイスの植物学者ゴデ(Godet 1797-1879)に因ん
だもの。
Gomphrena
ヒユ科センニチコウ属。ハゲイトウの仲間を表すギリシャ語の古名から。
graminea, -um, -us イネ科の植物に似た。
grandiflora, -um, -us 大輪の。花が大きい。
grandis 「大きい」。接頭語になるときはgrandiで、grandiflora -um, -usは「大輪の
」
Grevillea
ヤマモガシ科ハゴロモノキ属。英国人のグレヴィル(1749-1809)の名から。
griffithii インドのカルカッタで植物園の支配人をしていた英国人のウィリアム・グリ
フィスWilliam Griffithsの名前から。
Gymnema ガガイモ科ギムネマ属。「花糸が露出している」
Gypsophila
ナデシコ科コゴメナデシコ属。一般にはカスミソウと呼ばれている。属名は
「石膏を好む」で、この植物が石膏の多いところに生えていたからという。
H
hederacea ツタのような 。
heli 太陽を意味するheliosの省略形。Helianthus(ひまわり)など、様々な植物名
に使われている。
Helianthus
キク科ヒマワリ属。文字通り「太陽の花」の意味。
helianthoides
ヒマワリの花のような。
Helipterum
キク科ハナカンザシ属。「太陽の翼」の意味。
Heliopsis
キク科キクイモモドキ属。「太陽のような」の意味。
Heliotropium
ムラサキ科キダチルリソウ属。「太陽に向かって回転する」の意味。十歳児は
回転しないが、原産地のペルーの人たちがそう信じていたため名付けられた。
Hemerocallis
ユリ科ワスレグサ属。「昼が美しい」の意味で、花が昼間だけ咲く一日花であ
ることから。
heterophylla 「ツタの葉のような」。
hirsuta, -um, -us 粗い毛の生えている。
hirta, -um, -us 毛がある。
Hordeum
イネ科オムギ属。ラテン語で「大麦」を意味する言葉から。
hortensis 「庭に植える」。
humilis 背丈が低い。矮性の。
Humulus
クワ科カラハナソウ属。属名は「地面」の意味で、放っておくと地面を張って
生育するため。ビールに入れるホップの仲間である。
hybrida -um -us.雑種の。
Hypericum オトギリソウ科オトギリソウ属。Hyper(上)とeikon(絵、いわゆる「アイコン」と同じ語源)の合成語。昔北欧の「真夏の夜祭り」で、この花が悪霊を追い払うとされていたことから。
Hypoestes キツネノマゴ科シタイショウ属。ヒポエステス。
Hyssopus
シソ科ヒソップ属。古いラテン語から。
I
Iberis
アブラナ科マガリバナ属。「不ペインの意味。イベリア半島の。
imperialis 皇帝のように気高い。
Illicium
シキミ科シキミ属。「魅惑」の意味で、非常に魅力的な香りがあることから。
ただし同族のシキミは毒ハーブなので注意。
incana -um, -us. 灰色の。
incarnata, -um, -us 肉色の。
Incarvillea
ノウゼンカヅラ科インカーヴィレア属。中国の植物をヨーロッパに紹介した
フランス人のピエール・ダンカルヴィルPierre d'Incarvileの名から。
indica, -sum, -us インド産の。
invalucrata, -um, -us 総苞のある
Ipomoea ヒルガオかサツマイモ属。由来は不明。
Iris アヤメ科アヤメ属。「虹」の意味から。
-issima, -um, -us <接尾語>。最上級を表す。英語のestにあたる。<例>altissimum(もっとも背が高い
italica -um -us. イタリア産の。
Ixia アヤメ科イキシア属。「鳥もち」からで、茎を傷つけると粘液が出ることから。
J
jalapa メキシコのハラパ産の。オシロイバナの種名に使われている。
jamesoni ガーベラの収集家として有名だった英国人のジェームソンの名から。
japonica -um -us 「日本産の」
Jasione
キキョウ科ヤシオネ属。本来西洋ヒルガオを意味するギリシャ語が誤ってつ
けられたもの。
junceus -m い草のような。葉が非常に細い。
Juniperus
ヒノキ科ネズ属。ギリシャ語の古名から。英語のjuniperも語源は同じ。材木
用・ハーブ・観賞用など様々な利用価値がある。
K
kaki 日本語から。
カキ
の種名。
Kniphofia
ユリ科クニフォフィア属。人名に由来。日本では長い間旧属名の鳥とまで親
しまれていた草花。
Kochia
赤座かホウキギ属。属名はドイツの植物学者ウィルヘルム・ダニエル・コッホWilhelm
Daniel Koch 1771 -1849に因んだもの。
L
lactiflora, -um, -us.花が乳色の。
Lagurus
イネ科ウサギノオ属。文字通り「ウサギのしっぽ」の意味。
Lagenaria
ウリ科ユウガオ属。「フラスコ」の意味から。日本ではかんぴょうを採るため
の夕顔が早くから栽培されていたが、欧米では瓢箪の方が有名であ生。
Lagerstroemia
ミソハギ科サルスベリ属。生物の学名を考案したリンネの友人だったラゲルストロ−ム日南だもの。
lanceolata -um, -us.葉が槍の穂先のような形の。
Lathyrus
マメ科レンリソウ属。ギリシャ語でエンドウ豆の意味の古名から。スイー
トピーがこの中まである。
latifolia 「葉の幅が広い」。
Lathyrus
マメ科レンリソウ属。広く栽培されているのはスイートピー。
Lavandula
シソ科ラヴェンダー属。「洗う」の意味から。殺菌作用があり、石鹸の香料
などによく利用されたことから。
Lavatera
アオイ科ハナアオイ属。スイスの自然科学者ラ・ファーター兄弟の名から。
Leonurus シソ科メハジキ属。「ライオンのしっぽ」。マザ−ワ−トの英名で知られるが、Lion's
tailの別名もある。
Leptospermum
フトモモ科ギョリュウバイ属。属名は「細長いタネ」の意味で、種子が細か
く細長いことによる。
leucantha, -um, -us 花が白い。
Leucanthemum 新しくキク科モクシュンギク属の属名として使われている語。マーガレットやシャスタ・デージーなどがこれにはいる。ただ、園芸の分野ではまだChrysanthemumとして扱われていることが多いので、このデータベースでもそれに習った。
limonia 檸檬の種名として使われている。古名から。
Limonium
イソマツ科イソマツ属。属名は「牧場」の意味。以前はStatice属だったため
、今でもスターチスと呼ばれることがある。
linearis (葉が)線状の。非常に細い。
Linum
アマ科アマ属。ギリシャ語の古名から。7千年前にはエジプトで栽培されて
いたという、世界でもっとも古い栽培植物の一つ。
lobata, -um, -us (葉が)さけている。切れ込みがある。
longa, -um, -us 長い。
longi- 「長い」の意味の接頭語
Lycopus シソ科シロネ属。「オオカミの前足」から。
lumulus ギリシャ語の古名で
ホップ
のこと。
Lupinus マメ科ハウチワマメ属。ラテン語の「狼」の意味から。肥料をどん欲に鳩首す
ると思われていたことから。
Lucopus シソ科シロネ属。「オオカミの足」から。
Lysimachia
サクラソウ科オカトラノオ属。属名はギリシャにあったトラキア国の多さ間
の名前から。
M
macro- 「大きい」という意味の接頭語。
macrocarpa, -um, -us 果実が大きい。
macrocephara 頭(頭状花)が大きい。
major 大きい。
majus 五月の。
mastachina 乳香の香りがする
mays インディオの言葉で
トウモロコシ
の意味。英国語のmaizeの語源になっている。
Matricaria
キク科カミツレ属。「子宮」の意味で、美佳氏婦人病の薬として用いられてい
たことから。
majus 5月の。花が5月に咲き始める、あるいは5月を中心に咲くことから。
Matthiola アブラナ科アラセイトウ属。イタリア人の医師で植物に造詣の深かったマッティオーリの名から。
Melaleuca
フトモモ科メラレウカ属。「黒と白」の意味で、幹の色が濃いのに対して枝の
色が明るい色であることに由来。ティートゥリーはアロマテラピー用の香油をと
ることで有名だが、花木として美しいものもある。
Melissa シソ科メリッサ属。
Mentha
シソ科ハッカ属。ギリシャ語の古名から
Mespilus
バラ科ドイツカリン属。属名はラテン語から。西洋花梨と呼ばれることが多い
が、マルメロも西洋花梨と呼ばれるため、このデータベースではドイツカリンと
しておいた。
Mimosa
マメ科ネムノキ属。属名は「まねる」の意味。この属のオジギソウが、植物
なのに動物のように運動することから。
minima, -um, -us 最小の。
minor, -us 小さい
Mirabilis
オシロイバナ科オシロイバナ属。「すばらしい」の意味。
mirabilis 珍奇な。非常に珍しい。
molifolium 「クワ科の植物に葉が似ている」の意味。
mollis 柔らかい。
montana -um -us 「山の」。
monticola 「山が大好きな」
Morinda アカネ科ヤエヤマアオキ属。Morus(桑)とIndus(インド)の合成語。ただしくわとは全く別の植物である。
morifolium クワ科の植物に葉が似ている。
moschata -um, -us 麝香の香りがする。
multi 接頭語で「たくさん」の意味。例えばmultifloraは「花がたくさん咲く」。
multicaule よく枝分かれする。
municata, -um, -us ざらざらした。
Myosotis
ムラサキ科ワスルナグサ属。ギリシャ語の古名に由来するが、「ハツカネズ
ミの耳」の意味から。葉と茎がねずみ色で、毛が生えていることから。
Myrica
ヤマモモ科ヤマモモ属。ギリシャ語の古名から
Myristica
ニクズク科ニクズク属。スパイスのナツメグのことで、モツヤクのような
香りがするという意味。
N
Nandina
メギ科ナンテン属。日本語のナンテンから。
Nasturtium
アブラナ科オランダガラシ属。「鼻が曲がってしまう」の意味で、辛みと刺
激が強いことから。ハーブのクレソンの仲間。なお、英語で nasturtiumというと
、全く別の植物のキンレンカをさすが、禅僧の香味がお互いによく似ていること
から。
natsudaidai 「なつみかん」の種名に使われている。もちろん日本語の「なつだいだい」か
ら。
Nepeta
シソ科キャットニップ属。ギリシャ語の古名亜kら。また小文字で書いてか
らミントの種名としても用いられている。
Nicotiana
ナス科タバコ属。ポルトガルで勤務していたフランスの領事ジャン・ニコJean
Nicotの名から。彼がたばこの普及に貢献したから名付けられたという。
Nigella
キンポウゲ科クロタネソウ属。属名は「黒い」の意味で、種が真っ黒で光沢
があることから。
nipponica, -um, -us にっぽんの。
nobilis 気品のある。
nudi 「裸の」。英語のnudeと同じ語源。
nobilis 気高い。高貴な。
noveboracensis ニュ−ヨ−クの
O
Ocimum
シソ科メボウキ属。ハーブのバジルのことで、ギリシャ語の古名から。
occidentalis 西方の。ローマから見て西の方の意味なので、スペイン、フランスなどの意味だが、アメリカ産の種に付いていることもある。
odora 香り
odorata -um -us 「香りのよい」の意味。英語のodorと同じ語源。接尾語になるときは-odoraで
、たとえば citriodoraは「レモンの香りがする」
odorifera, -um, -us 香りのよい果実をつける。
officinalis -e 英語のofficeと同じ語源で、「商売になる」の意味。昔植物の一 番の有効利用
は薬用だったので、「店で売られる」から「薬用の」の意味になった。ハーブの
種名にはこれが一番多い。
-oides <接尾語> 〜のような。たとえばulmoidesは「ニレの木のような」
Olea
モクセイかオリーヴ属
preacea, -um, -us. 台所用の。料理用の。
orientale, -is 東洋の。ただしローマから見て東の方の意味なので、ギリシャや東欧、ロシアなども入る。
Orychophragmus
アブラナ科ショカツサイ属。1属1種だが、この植物は紫花菜、オオアラセイ
トウ、ハナダイコンなどの名前で呼ばれることがある。
Oryza イネ科イネ属。言うまでもなく我々日本人の主食だが、薬草やハーブとして、
また観賞用にも栽培されている。属名は「塹壕を掘る」で、穴を掘って水をため
て栽培したことから。
Osteospermum キク科オステオスペルマム属。「骨」と「タネ」の合成語。
P
Paederia
アカネ科ヘクソカズラ属。和名もすごい名前だが、属名も「むかむかするにおいがする」の意味。
Paeonia ボタン科ボタン属。西洋芍薬は古くからヨーロッパで訳そうとして使われてお
り、ギリシャの外科医パイオンがこの草を初めて使ったことに因んだもの。
paniculata -um, -us.「円錐花序の」。
paradisi 果樹園で栽培される。
Passiflora
トケイソウ科トケイソウ属。英名のパッション・フラワーあるいはパッション
・フルーツと同じく、「受難の花」の意味。副冠の形が、イエスが磔にされた十
字架に似ていると言うことから。
parthemium 「処女のような」。キク科キク属のナツシロギク(マトリカリア、フランス小
菊ともいう)に与えられた種名で、清らかな白い花が咲くことから。
Papaver
ケシ科ケシ属。古名から。
Pelargonium フウロソウかテンジクアオイ属。属名は「蔓のくちばしのような」の意味。こ
こには草花としての
ゼラニウム
とハーブのセンテッド・ゼラニウム入っている。
pendula 「垂れ下がる」
Penstemon ゴマノハグサ科ヤナギチョウジ属。属名は「五つの雄しべ」の意味で、本来はPentestemonだが、現在はこれが正式な名前に名手炒る。
penta 数字の5 pentaphyllaは「花弁が5枚ある」
Perulla 質素かシソ属。属名はヒンディー語から。
シソ
と
エゴマ
は植物学上は全く同じだが、香味が全く違い、前者は日本料理や薬用に、ま
た後者は朝鮮料理あるいは油を取るために栽培されている。
Petroselinum
セリ科パセリ属。「岩に生えるセロリ」の意味から。
perennis 「多年草の」
peruviana ペルー産の
Phacelia
ハセリソウかハセリソウ属。「房」の意味。
Pharbitis
ヒルガオ科アサガオ属。属名の由来は不詳。
Picea マツ科トウヒ属。「松ヤニ」からで、精油が豊富で、枝や葉をつぶすと香りの強いものが多いことから。
Pimenta
フトモモ科ピメンタ属。属名はスペイン語でトウガラシの意味。
pinnata, -um, -us 羽状複葉の
Pinus
マツ科マツ属。属名はもちろん「松の木」から。
pipericum 故障のような。
Platycodon
キキョウ科キキョウ属。「幅の広い釣り鐘」の意味から。
Pogostemon シソ科ヒゲオシベ属。「ひげ」と「雄しべ」の合成語。パチョリ。
plumosa -um -us 「羽のような」。plumerius, -umと書かれることもある。
Polianthus リュウゼツラン科ゲッカコウ属。「白っぽい花」の意味。戦前の流行歌に唄われた“夜来香(いぇらいしゃん)とは別の植物。
poly- <接頭語> 「たくさんの」
polymorpha um -us 「いろいろなタイプがある」の意味。
Pontirus
ミカン科カラタチ属。フランス語で柑橘類を意味するポンティールから。ただ
し日本と中国が原産の植物である。
praecox 「早い」の意味で、同属の他の種より花が咲くのが早いときなどに使われてい
る。
pratense, -is 牧場に生える
Primula
サクラソウ科サクラソウ属。「一番の」の意味で、春一番は約咲くことから
。
provera, -um, -us. 非常に背が高い。
Prunella
シソ科ウツボグサ属。ドイツ語で扁桃周囲膿瘍(へんとうしゅういのうよう)
の意味で、その治療に訳そうとして使われていたことから。セルフヒ ール。
pseudo <接頭語> 「偽物の」の意味。(例)pseudoacasiaは「ニセアカシア」の種
名。
Pueraria マメ科クズ属。イタリアのジェノヴァ生まれで、コペンハ−ゲン大学の植物学教授になったプエラ−リ(1766
-1845)から。
Pulchella, -um, -us かわいい。愛らしい。
pulegioides ハッカに似た
punctata, -um, -us 「斑点がある」
purpurea, -um, -us 紫の。
Q
Quamoclit ヒルガオ科ルコウソウ属。
quinque- <接頭語> 5
R
Raohanus
アブラナ科ダイコン属。ギリシャ語で二十日大根の意味。
refracta -um -us.
(茎などが)ジグザグの、稲妻状の。
religiosa, -um, -us 宗教上の。神聖な
repens 地面を覆う。
reticulata, -um, -us.網目模様がある。
retusa, -sum, -sus 浅い切れ込みがある。
robusta -um, -us.
頑丈な
Rosa
バラ科バラ属。薔薇はギリシャ・ローマの昔から観賞用・香水用として栽培さ
れていた。
rosea -us um 「バラ色の」つまりピンクのこと。バラはラテン語ではろséイタリア語と同じで、rosa
である。
roseaodora ばらの香り。
ローズウッド
の種名に用いられている。
Rosmarinus
シソ科マンネンロウ属。ローズマリーの仲間で、語源は「海のバラ」。
rubra, -um, -us 赤い
Ruta
ミカン科ヘンルーダ属。ハーブのルーが含まれる。ルーは古くからハーブと
して知られており、古名に由来する。
S
Saccharum イネ科サトウキビ属。属名は砂糖から。砂糖はほとんどがサトウキビから作られている。
salignus 柳のような
Saccharum イネ科サトウキビ属。「甘い」という意味から。
Salpiglossis ナス科サルメンバナ属。“筒”と“舌”の合成語で、花の形から。
Salvia
シソ科サルビア属。属名は「救う」の意味で、古くから焼くようとして使われ
ていたことから。ハーブのセイジ、クラーリーなどのほか、草花の仲間も多い。
Sanguisorba
バラ科ワレモコウ属。「血液を救う」のいいで、ワレモコウが古くから婦
人のいわゆる血の道の薬として利用されてきたことによる。
Santolina
キク科ワタスギギク属。「聖なる亜麻」の意味から。
Saponaria
ナデシコ科サボンソウ属。属名はシャボンつまり石鹸の意味から。この植物
をもむと出てくる白い駅を石鹸の変わりに塚手いたことから。ソープワート。
sativa -su -um 「栽培される」の意味。
Satureja
シソ科キダチハッカ属。属名はギリシャ神話に出てくる酒の神バッカスの家来
で、森の神サテュロスから。神話では好色ぶりを発揮するが、この植物に催淫作
用があるとされたことから。ハーブのセイヴォリー(サボリー)の仲間。
Sarcicicca ツゲ科サルココッカ属。「肉質の果実」の意味。
saxsatile 「岩の」
scaber, scabra, -7m ざらざらした。
scandens
蔓性の。まとわりつく。
scorpioides 星占いの天蝎(たんかつ)宮つまりさそり座を表す言葉。
semper 「いつでも」の意味。semperflorensは「いつでも花が咲く」つまり四季咲き
のこと。また、sempervirensは常緑の。イタリア語のsempreと同じ。
Sedum ベンケイソウ科マンネングサ属。「座る」という意味からで、他の植物が立っているように見えるのに、草丈が低くいかにも座っているように見えることから。
semperflorens いつも花が咲いている、つまり四季咲き姓の。
Setaria
イネ科アワ属。「剛毛のある」の意味。
sibirica, -um, -us シベリア産の。
Sicana ウリ科シカナ属。ペルーのインディオの言葉から。
Silene
ナデシコ科虫取り撫子属。ギリシャ語の古名から。
Simmondsia
ホホバ科ホホバ属。人名に由来。
sinensis 中国産の。
Sinningia
イワタバコ科シンニンギア属。一般にはグロキシニアと呼ばれている。ドイ
ツのボン大学の園芸学者ヴィルヘルム・シンニングWilhelm Sinning 1794 - 1874
に因んだもの。
sinuata, -um, -us 青い。
somniferum 眠気を催す。ケシの種名に用いられ、鎮痛剤・催眠剤として用いられることか
ら。
Spartium
マメ科レダマ属。属名は「ひも」の意味で、葉が非常に細いが丈夫なことか
ら。
spathulifolia, -um, -us 葉がへら形をしている。
spectabile 美しい。
spicata, -um, -us 穂状花序の。
Spinacea アカザ科ホウレンソウ属。「とげ」から。タネに細いとげがいくつか生えていることから。
splendens
「輝く」の意味。
spurium, -us 私生児の。偽物の。
Stachys
シソ科カッコウソウ属。属名は古いギリシャ語から。
striata, -um, -us 細い溝、筋がある。
Strobilanthus キツネノマゴ科イセハナビ属。「円錐の花」の意味。
uaveolens 「甘い香りがする」の意味。
suffruticosa
sulphuleus 硫黄のように黄色い。
superba, -um, -us とびきり上等の、非常に立派な。
sylvatica 藪に生える。雑草の。
Sylvestris
森、林に生える。また、野生種の、改良されていない(栽培種に対して)
Symphytum
シソ科ヒレハリソウ属。「共存する植物」の意味。薬草として古くから親し
まれてきたことによる。
syringa
モクセイ科ハシドイ属。ライラックまたはリラと呼ばれている植物。ギリシ
ャ語の「管」または「パイプ」の意味から。なお日本語のハシドイは、信州の村
語から。
Syzygium
フトモモ科フトモモ属。属名の由来は不詳。スパイスのクローヴがこの中まで
ある。
T
tabacum 西インド諸島の原住民の言葉でたばこのこと。たばこの種名に用いられている
が、日本語のたばこの語源も同じである。
Tamarindus マメ科タマリンド属。アラビア語で“インドのナツメヤシ”の意味。
ternatea インドネシアのモルッカ諸島にあるテルネイト島産の意味。
tetra 数字の4
tetraptera -um -us 花弁が4枚ある。
Thelesperma キク科テレスペルマ属。「乳」と「タネ」の合成語で、痩果が乳房の形に似ていることから。
Thunbergia
キツネノマゴ科ヤハズカズラ属。日本にも来たことがあるドイツ人の旅行か
で植物学者のカール・トゥンベルクkarl Thunberg 1743 - 1822に因んだもの。
Thymus シソ科ジャコウソウ属。ギリシャ語で“タイム”の意味。
tinctoris 「染物屋の」の意味。染色の材料として使われた植物は用の東西を問わずかな
りあり、この種名を持つ植物も多い。
tomentosa, -um, -us. ビロード条の柔らかい毛が生えているという意味。
tricolor, -e 三色の。
Trifolium マメ科ツメクサ属。クロ−ヴァの仲間で、「三つ葉」から。
trimestris 3ヶ月持続する。開花期が3ヶ月程度に渡る物に名付けられる。
Tropaeolum
ノウゼンハレン科ノウゼンハレン属。ギリシャ語でトロフィーの意味で、花
がおもしろいたちをしていることによると思われる。
tuberosa, -us, -um 結節状の球根があるという意味。
tuberosa, -um, -us 根茎のある。
U
ulmaria セイヨウナツユキソウを表すギリシャ語名。
ulmoides ニレの木のような。
uni 数字の「1」を表す。
uniflora 花が一輪だけ咲く。
unshiu ミカンの種名。日本語の“温州”から。
usitatissimum 非常に役に立つ。
Urtica
イラクサ科イラクサ属。古いラテン語の名前から。
uvaris ぶどうの房のような。
V
Valeriana
オミナエシ科カノコソウ属。古名に由来。ヴァレリアンが含まれる。
Vanilla
ラン科ヴァニラ属。アイスクリームやケーキの香り津として有名なスパイス。
Venidium
キク科ヴェニディウム属。「すじ」の意味から。
venusta, -um, -us かわいらしい。愛らしい。
Verbascum
ゴマノハグサ科モウズイカ属。ラテン語の古名から
Vernonia キク科ヴェルノニア属。北米の旅行家で植物学者のヴァ−ノン(1711)から。
vera, -um, -us 本当の、本物の。
Vinca キョウチクトウかツルニチニチソウ属。ラテン語のpenvinca(縛る)に由来し、丈夫な蔓で花束などを作ったことによる。ヴィンカの名でタネが売られているニチニチソウとは別。
vinifera 「ワインに加工される」。ブドウの種名として使われている。
violacea -um us 「スミレ色の」の意味。
viridiflora 花が緑色の。
Vitis
ブドウ科ブドウ属。古いラテン語から。
v vulgale -is 「一般的な」
W
Wasabia
アブラナ科ワサビ属。いうまでもなく日本語の「ワサビ」から。
Welwitschia ウェルウィッチア科ウェルウィッチア属。ドイツ人の旅行かで植物学者のヴェルヴィッチの名から。世界でもっとも珍奇な植物の一つとされている。
X
Xanthoxyum
ミカン科サンショウ属。「黄色い旗」の意味で、この仲間には、黄色い樹皮
を持っている物があり、染め物に使われたためのようだ。
Xeranthemum
キク科トキワバナ属。「永久の花」の意味。ドライフラワーにするといつま
でも持つことから。
Y
yakushimana, -um, -us 屋久島産の。yakushimaense, -sisと書かれることもある。
yedoensis 「江戸産の」の意味で、ソメイヨシノの種名に使われている。日本を代表する
桜の花は、武蔵国豊島郡染井村(今の東京都豊島区巣鴨付近)の植木屋が作り出
した品種と言われている。
yucca
リュウゼツラン科キミガヨラン属。先住民の言葉に由来するが、本来はキャッ
サヴァと呼ばれる全く別の植物を刺す言葉だった。
Z
Zea
イネ科トウモロコシ属。属名はギリシャ語で穀物を採るためのイネ科植物の
意味だという。
zeylonicum セイロン、現在のスリランカ産の意味。
Zingiber
ショウガ科ショウガ属。ギリシャ語の古名から。ショウガの他に、ミョウガ
も古除くに含まれる。
zonale 「帯状の紋がある」。