星にとどけ、ベルカント

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更新 2005年08月31日

静岡県相良町・天井鍼灸院       
 磯キリンのガーデニング道楽

ガーデニング英和辞典

 “ガーデニング英和辞典”は、英米の園芸の参考書やカタログなどによく登場する単語を集め、アルファベット順に配置し、訳語と簡単な解説を付けたたものです。
 最近のガーデニングブームと、インターネットの普及により、園芸に関する 外国の情報を見たいと思っている方も多いと思います。また、クレジットカード を使えば、草花やハーブ、さらに国内ではほとんど販売されていないサボテン・多肉植物・球根類・樹木のタネなどを簡単に輸入することが出来ます。
  しか し、園芸の文献というのは、ごく簡単なタネのカタログ一つを取ってみても、私 たちが中学・高校の英語の授業やラジオ・テレビの英会話のテキストなどにはほとんど 出てこない、非常に難しい単語がたくさん出てきます。また、簡単な語句でも、 園芸で特別な使い方をされるものがあります。何種類かある英和大辞典には、こうした専門用語も載っていますが、一般に使われている語彙数5万語程度のものではほとんど載っていませんし、また、大辞典の場合はなかなか見つけるのが大変です。
 「悪い見本」として書いては失礼なのですが、最近バラクラ・イングリッシ ュ・ガーデンが出版したThompson and Morgan社の日本語版のカタログを入手し たところ、園芸をあまり知らない人が訳したらしく、ずいぶん不適切な訳が多数 あるのに気が付きました。例えばcool greenhouse(無加温の温室)を「涼しい 温室」と訳してあったり、bushy(株立ちの)が、「茂みを作る」、good for cutting(切り花によい)が、「挿し木によい」になっていたりします。「挿し木」が楽しみで園芸をやっている人はあまりいないでしょう。知っている人が見ると噴飯ものの訳が結構あります。園芸など「たかが趣味 」の世界ですが、植物学の、それもギリシャ語やラテン語由来の語句が多いため 、以外に術語が多く、難しいようです。
 そこで、園芸でよく使われる単語をいくつか選んで、辞書形式にまとめてみ ました。植物の名前、植物学の術語から、ハーブ関連では薬草・アロマテラピーについての説明な どもよく見られることから、医学・薬学・マッサージ関連の術語も入っています。それらには 先頭に(医)のマークをつけておきました。
 日本語はごく簡単な説明にし、園芸に関係のない訳語や、品詞の別などの文 法的な説明はほとんど入っていません。複数形が不規則なもの(ラテン語起源のものにはこれが結構あります)には、注記したものもあります。ただし、植物学や園芸学に関する難しい 言葉は、簡単な解説を付けてあります。
 カタログなどに書かれているラテン語の科名は、植物の性質などを知る手がかりになります。このページとは別に「科名索引」としてありますので、併せてご覧ください。。

 ファイルが大きくなりすぎたので、4つに分割しましたが、下のアルファベットからすべての文字の先頭にジャンプできます。

A B C D E F G H I J K L M N O P Q R S T U V W X Y Z


 Aaron's rod ゴマノハグサ科モウズイカ属の植物。。 マレイン の1種。
  abbreviation 省略形、短縮形。ChrysanthemumをMumとするような言い方。
 Acacia アカシア 。マメ科の常緑樹。1000種類以上があり、暖かい地方で切り花用や香水 用などに栽培されている。また切手の貼り付け面などに付いているアラビアノリもこの仲間である。英語では「アケイシア」と発音する。なお、北海道で 「アカシア」と呼ばれている植物は、別の属のニセアカシアである。
 Acanthus アカンサス 。ラテン語ではアカントゥス。キツネノマゴ科ハアザミ奥の植物。根生の大 きな放射状に出る葉はアザミに似ていて美しく、ギリシャ時代から装飾用の文様とし ても使われているが、大柄なため、国内ではあまり栽培されていない。
 acaulescent 茎がない。茎が見えない。a(打ち消しの接頭語)+caule*茎)
 achene 痩果(そうか)。固い殻で覆われているが、成熟しても果皮が割れないもの。「エイキーン」と発音する。
 acid 酸、酸性。化学では水素イオン濃度(pH)7.0未満が酸性だが、土壌に関しては 6〜7くらいが中性と見なされている。ツツジ、アジサイなど酸性土壌を好む植 物もあるが、欧米から伝来した野菜、ハーブ、草花などは中世から弱アルカリ性 を好む物の方が多い。
 Achillea キク科ノコギリソウ属。 ヤロウ
 〜aceous 〜科の。〜aceaeで終わる科名を形容詞化するときに用いる語尾。<例>Rosaceous(ロウゼイシス)バラ科の。
 aconite キンポウゲ科 トリカブト 属(Aconitum)。古来から毒草として有名。漢方では附子(ぶし)と言って、有用な薬 味の一つ。観賞用にも栽培されている。
 acorn どんぐり。英語でオークと呼ばれている樫の仲間の果実。
 acrid 刺激性の 不快な強いにおいや味がある。
 Adam's flannel →  マレイン
 adaptability 順応性。適応性。
 adhesive 粘着剤、接着剤。
  adsurgent 直立する。まっすぐ上へ生育する。
 adult 成熟した。おとなの。
  adventitious 不定な、あるいは異常なところから発生した。特に根が茎や葉から直接生える こと。
 aforementioned 前述の。前記の。かなり形式的な語句だが、イギリスの園芸書にはよく出てくる。
  Agave リュウゼツラン属。
  aggregate 密集した。結合した。集合した。
  〜 flower 密集花
  〜 species 近接種。非常によく似ていて、一つの種と見なしてもよいもの。例えばケシPapaver somniferumとボタンゲシPapaver paeoniflorumは近接種である。
 agrimony アグリモニー  キンミズヒキの仲間で、キッチン・ハーブ、薬草として栽培される。
  air layering 高取法。挿し木などで容易に発根しない植物の繁殖に用いられる方法で、樹皮 を幅1cmから数cmの幅で剥き、そこに湿った水苔などをビニールなどのカバーと 一緒に縛り付け、発根を確かめてから切り離して植え付ける方法。
  albumen 胚乳。種子が発芽してからしばらくの間栄養分、エネルギー源とする部分。でんぷんなどの糖質や油脂を多く含む。
 alga 藻。海藻。形式的な名称で、一般にはseaweed(海の雑草)という。従来緑藻植物。褐藻植物。紅藻植物などいくつかの門に分類されていたが、植物界の緑色植物門・黄色植物門・紅色植物門とすべきか、その下の原生生物界の緑藻門・褐藻門・紅藻門にすべきか、意見が分かれている。複数形はalgaeでアルヂと発音する。。
  alkaline アルカリ性の。
  alkaloid アルカロイド、植物塩基。植物体にある窒素を含んだアルカリ性の有機化学 物質。麻黄に含まれるエフェドリンやキツネノテブクロに含まれるジギタリンな ど、医薬品として使われているものもあるが、それらも含め、少量でも毒性が強 いものが多い。たばこのニコチンもこの仲間。
 alleviate (掌状を)緩和させる。楽にする。
 alluvial soil 沖積土。河口のデルタ地帯などに見られる、川が運んできた砂、小石、泥や腐植質などが混ざった肥沃な土壌。
 alpine 高山性の。アルプスの。
 alternate 互生の。葉が茎に一枚づつ互い違いに付いていること。
 amber 茶色みを帯びたくすんだ黄色。よく「琥珀色」と訳されているが、黄土色・カ バ色・えび茶なども含む。なお、信号の黄色も英語では.である。
 analgesic (薬)鎮痛剤。痛み止め。
 Anemone アネモネ。キンポウゲ科イチリンソウ属。北半球の温帯を中心に、一部は南米・南アフリカにまで分布し、200種以上ある。日本にもイチリンソウ、ニリンソウなどが分布している。
 Anemone flowered 丁字咲き。キク科の花の管状花の外側の部分が大きく長く発達し、先が割れて花弁状になったもの。スパイスのクローヴ(丁字)に似ているので丁字咲きという。ダリア・菊・金盞花・コスモスなどに見られる。
  anemoniflora
丁字咲き。上記を参照。
  anemophilous
風媒花の。
 angiosperm
被子植物。裸子植物とともに、種子植物門を構成する二つの亜門の一つ。名前 の通り種子が果皮に覆われており、単子葉と双子葉の二つの綱がある。美しい花 を咲かせたり、果実をならせる植物は全てこの中にはいる。
 annual @一年草。園芸では、種が発芽してから、開花、結実して枯れるまでが1年以 内の植物。春まき一年草と秋まき一年草がある。A一年に一回発行される書物、年鑑、年刊。
 ant lion ウスバカゲロウ。幼虫は有名な「アリジゴク」
  anther 葯(やく)。雄しべの先端にある花粉を作るための器官。
 antihemorrhagic 止血性の。止血剤。
 apetalous 花弁がない。
 apex 先端、頂点。成長点。茎や葉の先端部分。
  apeces 上記apexの複数形。アメリカではapexesと書くことが多い。
 aphrodisiac
性欲を起こさせる
 arbor @
木本、樹木。A木陰の休憩所、あずまや。
 arboreous 木が多い、木がよく茂った。
 arborescent 木質化した。木本状の。樹形の
 arch
アーチ。門から玄関までの通路などに設置されているアーチ形のトンネル。釣つるバラやその他のつる性植物を絡ませる。
 Arctic 北極地方。北極圏。
 Archichlamydeae 離弁花類(離弁花亜綱)。合弁花亜綱と並ぶ双子葉類の亜綱で、花弁および蕚片が一枚ずつ独立しているもの。あるいは、果皮が不完全または欠如しているもの。ドクダミ科からミズキ科までが130ほどの科がある。
 Arctotis
アークトチス 。南アフリカ原産のキク科の草花。ハゴロモギク属。
 areole サボテンか植物の棘座(とげざ)。
 arid (泥鰌が)乾燥してやせている。不毛の。
  aril 仮種皮。本来の種子の周りに発達した肉状、綿毛状などの部分。鮮やかな色を していることも多い。ナツメグの仮種皮のマースはスパイスとして使われている 。
 arid 降水量が少なくて不毛な。(土地・気候など)
 aromatic 香りのある。主に花以外の葉、茎、根などに使う。
 Arthropod 節足動物。分類学上は節足動物門Phylum Arthropoda。蛛形(ちゅけい)・甲殻・単枝の3つの亜門にの綱がある。全動物手中の8割ほどを占めており、園芸に関連するのは蛛形亜門蛛形綱のクモ、ダニの類と、単枝亜門の昆虫綱である。
 Ascomycetes 子嚢菌門。真菌界の門の一つで、かび類の多くが入るが、チャワンタケ、アミガサタケ、さらに世界三大珍味の一つとされるトリュフもこの仲間である。
  asthma (医)喘息(ぜんそく)
  astringent (医)収斂性の、収斂性の。強い渋みがある。えぐい。
 auricle 耳たぶのような。
  awn 芒(のぎ)。イネ科植物の穂や種子に付いている、剛毛状または小さな刺のよ うな部分。l
  axil 腋。葉腋。枝や茎から葉が出たり、また枝や茎が分枝する又の部分。
 axillary 葉腋(ようえき)の。「葉腋」というのは葉の付け根のことである。

   {B ]
 baccate (漿果(しょうか)を持つ。木イチゴやブルーベリーなどのような、みずみずしい果実をつける。
 bactericide 殺菌剤。バクテリア(細菌類)を殺す薬。形容詞はbactericidal
 bark 樹皮。木の皮。
 barley オオムギ
 base
根本。根に近い部分。woody at baseといえば、根本に近い下の部分は木質化 しているという意味。
 Basidiomycetes 担子菌門。真菌界を構成する5つの門の一つで、ほとんどのきのこがこの仲間である。
 basil
バジル 。一種の植物のなかに数十種の香りを持つ品種があり、ハーブの王様と言わ れている。
 beaked くちばし状の。植物の一部、または器官が鶴や鷲のくちばしのように細く鋭く 尖っていて、また先が少し曲がっている。
  bed 花壇、苗床。
 bedding plant 花壇用草花。
 bicolour(ed) 二色の。
 biennial 二年草。一般に麦やアブラナのように、越冬性の作物を二年草ということがあるが、園 芸ではキンセンカ、ヒナゲシ、スターチスなど越冬性の植物も、春に播いて夏か ら秋に咲かせることができ、一年草と同じ扱いが出来るので、発芽してから開花 ・結実までに丸一年以上かかり、結実後枯れてしまう植物を二年草と読んでいる 。
 bipinnate 二回羽状複葉の。コスモス、千寿菊、オジギソウなどの葉の形である。
  bitter 苦い、苦みがある。
 blazing star 「瞬く星」の意味だが、 リアトリス のこと。
 blight 疫病。
  bloom @(集合的に)花。花盛り。A葉、茎、果実などの表面を覆っているロウの ような、あるいは白い粉のような分泌物。
  blossom (果樹や樹木の)花 風情はあるが、特に観賞用に栽培されていない植物の花。
 boggy 沼沢性の、沼地の。低湿地の。
  bole 樹木の幹。
 bonkei 盆景。
 bonsai 盆栽。上記bonkeiとともに日本語から導入された英語である。特に盆栽は戦後欧米で非常に流行し、盆栽向け種苗や、盆栽用具の専門店などもある。
 border 花壇。植え込み。本来は国境などの境界線の意味。特に縁をれんがやブロックなどで仕切られている花壇。草丈の低い
 botanical 植物学の。また「原種(改良されていない、または改良される前の種)」をい うこともある。
 botany 植物学。
 bouquet garni (仏) ブーケ・ガルニ。「付け合わせの束」の意味。パセリ、タイム、月桂樹の葉、チャイヴズなどのハーブをたこ糸で束ねたもの。煮物やスープなどの香味付けに使われる。
  bract 苞、苞葉。
  brilliant きらきらと輝く。すばらしい。
  bristle 剛毛。粗い毛。
  bristly 剛毛が多い。ざらざらした。
  bronchial (医)気管支の。
  bryophyte コケ植物。 
  bud 芽、花芽。つぼみ。
  bulb 球茎、鱗茎。その植物の生育に適さない季節(休眠期)を越えるために、植物 が地下に栄養を蓄えた多肉質の部分。茎とその周りの葉の部分からなる。チュー リップ、グラジオラス、アマリリスなどユリ科、アヤメ科、ヒガンバナ科などの 単子葉植物の球根に多い。
  bulbet 小球。木子。球根の脇に付いている子供の球根。
  bulbous 球根性の。球茎、鱗茎などが出来、球根で増やすことが出来る。
  bur いが。

   [C ]
 cactus 複数形はcacti. サボテン
 cactus flowered カクタス咲き。キク科で、舌状花が管状になっているもの。ダリア、菊、ヒャクニチソウなどに見られる。
  calcareous 石灰質の。炭酸カルシウムの。チョークのような。
 calyx 萼(がく) 複数形はcalcyces. 植物学の用語には、単数・複数が不規則変化 する語句が多いのは困り者ですねえ。
 Camellia ツバキ科ツバキ属。ツバキ・サザンカなどの観賞植物のほかに、茶もこの仲間である。
 Camellia flowered
椿咲き。幅の広い平弁が整った花形の重ねの厚い八重咲きになったもの。乙女椿の花に似ているところからこの名がある。球根ベゴニアが有名だが、ホウセンカや千寿菊などにもある。
  camphoraceous 樟脳(しょうのう)のようなにおいがする。
 candid 一般には「正直な、率直な」の意味だが園芸上は「白く輝く」。
 Capitate 頭状の。
  capsule さく果。果肉のほとんどない乾いた果実で、熟れると割れてタネが飛び出す。
 carpel 心皮。
 carpentry 木工、工芸、大工仕事。
  catkin 尾状花序(びじょうかじょ)。柳やヤマモモの仲間のような、穂状花序が垂れ 下がったような形の花序。花は花弁がなく、雄しべだけからなる場合が多い。
  cauliflory 茎生花。普通の花は茎の先端や葉腋に咲くが、幹・枝・茎から直接花柄が出て 咲く花。カカオの花が特に有名。
 cedar @松柏類(いわゆる針葉樹の中で、幹が直立し、円錐形の整った樹形になる植物 の総称として用いられる。本来はマツ科のヒマラヤスギ属Cedrusのことだが、杉 をJapanese cedarというなど、マツ科、スギ科、ヒノキ科の植物まで含まれる。Aセンダン科チャンチン属Toonaの植物。木材の香りがCedrusに似ているkとから、かつてCedrelaと言っていたことによる。
 celeus 柱サボテン
 centipede ムカデ。漢字で「百足」と書くが、英語も語源はラテン語で、「百足」。農業上の害虫ではないが、咬まれると激痛、腫れ、発熱などに見舞われる。
 chalice 聖杯、ワイングラス。本来はカトリックのミサなどで、「キリストの血」としての赤ぶどう酒をいただくための、やや小振りで口が少し外に開いているグラス。
 chervil チャーヴィル 。セリ科の植物で、キッチン・ハーブとして重要なものの一つ。
 chicory チコリ 。日本ではあまり知られていないが、欧米では野菜としてよく栽培されてい る。
 chives チャイヴズ 。和名エゾネギ。ネギの仲間だが葉が細い。葉も花も食べられる。
 chlorophyll クロロフィル、葉緑素。植物の葉が緑に見えるのはこれが含まれているため。 これによって、光合成が行われている。
 Chromista 原生生物。Protoctistaともいう。
 
cineraria シネラリア
 circinate 渦巻き状の、ゼンマイのような。
 Class 綱。生物の分類単位で門の下、目の上。種子植物では被子植物亜門の中に単子葉と双子葉の2綱、裸子植物亜門の中にソテツ、イチョウ、松柏、グネツムの4網がある。
 classification 分類、分類学。植物界(Vegetable Kingdum)は、門(もん、Division), 綱(こう、Class), 目(もく、order), 科(か、family), 属(ぞく、genus), 種(しゅ、species)となっていて、種の下に亜種(あしゅ、sub-species), 変種(へんしゅ、variety), 品種(ひんしゅ、race)がある場合がある。、
 cleistogamous
閉花受精の。花がまだつぼみのうちに自家受粉してしまう性質。
 cleft grafting 割接ぎ。接ぎ木(grafting)の一種で、台木に垂直な割れ目を入れ、そこへくさび 形に切った接ぎ穂を差し込み、形成層を合わせて固定して活着させる方法。
 cluster 花や果実などの房花序。
 Coleoptera 鞘翅目。昆虫綱の一目で、カブトムシの仲間。鱗翅目に次いで種が多い。語源は文字通り「鞘」と「翼」
 Collarette flowered コラレット咲き。キク科の植物で、一重の舌状花の内側に、短い舌状花がもう一列襟巻き状に付くもの。2列の舌状花は色が違うものが多い。ダリアの花形の一つだが、コスモスにも似たものが見られる。
 colon
(医)結腸(けっちょう)。大腸のうち、先端の直腸をのぞくほとんどの部分。
 
columnar 円柱の。多角柱の。
 compost 堆肥
 condiment 香味料、薬味。spiceほど香味の強くないもの。
  cone @円錐形。A球果。松柏類の実、松かさなど。
  compound 複合の、複式の。一つの組織・器官がいくつかの部分から成り立っている。複葉など。
 conical 円錐形の
 conspicuous
よく目だつ。わかりやすい。目に付きやすい。
 conifer 松柏類。いわゆる針葉樹の仲間。
 connate 合着性の。茎に節があり、そこから3枚以上の葉が一度に出る性質。ナデシコ 科に見られる。
 cool greenhouse 冷床。無加温温室。フレームやビニールハウスのたぐい。
 coppice @雑木林。A斬り戻し。毎年、元気な枝が出るように、地上部を切り落とすこ と。
 cordate ハート形の。
 corm 球茎。クワイやアマリリスの球根のように、茎の一部が多肉質になったもの。 鱗茎とまとめてbulbということもある。
 corn トウモロコシ (ただしこれは米国的な言い方で、英国ではmaizeという。穀物。
 corolla 花冠。花弁の集合体。特に合弁花類では、何枚かの花弁が一枚のようになって いるので、花弁という言葉を使わずに、花冠という言葉が多く使われる。朝顔やペチュニアなど。また単子葉綱では、花弁と蕚片が似ているので、内花被と訳すこともある。
  corona 副冠、小花冠。水仙やトケイソウの、花冠(花弁の集合)の内側にある小さな 花冠状のもの。
  corymb 散房(さんぼう)花序。ナノハナやオミナエシの花序のように、外側の花の方が花軸が長く 、小花が一つの平面上または球面状に配列されるもの。パソコン辞書Bookshelfにあるこの項の発音記号はkórimbだが、実際の発音はkoráimである。。
 cotton ワタ 、木綿
  creeping 匍匐性の。地上を這って生育していく性質のこと。生育に従い、途中の枝や茎 から発根することも多い。
 crenate 鈍鋸歯。
  crested とさかのような。羽根飾りのような形の。
 crimson 深紅色。血のような色。
  crisped 葉の縁などが波を打っている、縮れている。
  cristate とさかのような。
  crop 農作物。穀物や野菜など、大規模な農場で栽培される作物のこと。
  crown クラウン。@宿根草の地上部が枯れた後、翌春新しい芽を出す部分。A高木の 、直立した幹の上にある、葉が鬱蒼と茂っている部分。B水仙やトケイソウの副 冠。
  culinary 台所用、料理用。
 culinary herb キッチンハーブ。日本で一般にハーブと呼ばれているもの。主として料理の香味付けやサラダ、ハーブティーなどに用いられる。
 cultigens 培養変種。起源となった野生種がハッキリせず、栽培種のみが知られている植物。オオムギなど。
  cultivar 栽培種。交配や栄養繁殖によって供給される植物で、自然界には存在しないも の。
  cultivation 栽培、培養。動詞はcultivate
  cuneal, cuneate くさび形の。
 cupid's dart カタナンケ。キク科の多年草で、ドライフラワー・切り花向き。
 cuspidate 先が鋭くとがっている。
  cutting @挿し木、挿し芽。植物の繁殖法の一つで、枝や茎の先端を切り取り、川砂・赤 玉土・ヴァーミキュライトなど、肥料分のない清潔な土に挿し、発根させること。A切り花、生け花。
 cyan シアン色、浅黄色。緑を帯びた青。ただし英語ではサイアンと発音する。
 cycad ソテツ。
 cylindrical 円柱形の、円筒形の。
  cyme 集散花序。有限花序の代表的な花序で、穂状の場合は上の方から、円錐形(お 皿を伏せた形)の場合は中心から咲いて行く花序。アジサイ、リアトリスなど。
  cymose 集散花序。

   [D ]
 daisy ひな菊。日本では菊がキク科の植物の代表だが、英語ではイングランドにも自 生しているひな菊がキク科の代表である。一重の菊のような形の花に〜daisy とついた名前が多く、一部キク科以外に似た花が咲くためにこの名がつけ られているものもある。
 dandelion ダンディライオン 。たんぽぽ。欧米では野菜として栽培されている。
 deadhead しぼんだ花、枯れた花。また、見栄えをよくし、新しい花が咲いてくるように 花殻を除去してやること。
 deciduous 落葉性の。生育に適さない休眠期に葉を落とす性質のある樹木。晩秋に落葉す るものがほとんどだが、ジンチョウゲ科のナツボウズのように初夏に落葉する珍 しい植物もある。
 decoction (薬草を)煎じること。動詞はdecoct
 decorative flowered デコラ咲き。ダリアの花形の一つ。先のややとがったさじ状の舌状花が八重咲きになったもの。整然とした花形のフォーマル。デコラ咲きformal decorativeと、舌状花がよじれて乱れた花形になるインフォーマル。デコラ咲きinformal decorativeがある。
 decurrent 下方にのびた。
 dendrochronology 年輪年代学
  desirable 好ましい、適当な。
 Deuteromicete 不完全菌。分類上は真菌界不完全金門で、一万数千種ある。有性繁殖をしない菌類の総称で、有性繁殖が認められると担子菌や子嚢菌などに分類される。見かけ上はカビやキノコの形をしており、ボトリチスなど植物の病原になっているものも多い。
 devurrent 下の方に伸びた。沿下の(葉柄の翼状の付属物が、葉の付け根よりさらに下の 方まで伸びている)
 deltoid 三角形の。もともとはギリシャ語のデルタの字に似ているという意味である。
 diabetes (医)糖尿病
  diarrhoea (医)下痢
 dicotyledon 双子葉植物。種が発芽するとき、いわゆる「双葉」が出てくる植物。葉脈は網 状で、花弁数が4枚か5枚、あるいは多数のものが多い。200ほどの科があり 、草本のものから「広葉樹」と呼ばれる木本のものまで様々である。
  dieback @立ち枯れ。病気や霜などで地上部または茎や枝の先端が枯死すること。A立ち枯れ病。
 dill
ディル 。セリ科の植物で、キッチンハーブとしてポピュラーなものである。
 dioecious 雌雄異株の。イチョウ、キウィフルーツなどのように、雄の木と雌の木が別々にあるもの。 
 disc floret
管状花。キク科の花の芯の部分。例えばマーガレットでは、中心の黄色い部分 が管状花で、周りの白い部分は舌状花ray floretという。
 distichous 二列生の。
 division @
株分け。繁殖法の一つで、掘り上げた株を2,3芽ずつに分割して植え広げて やること。A門。生物分類学上の界の下、綱の上の単位。私たちが園芸で親しんでいる植物はほとんどが種子植物門に属し、その下にシダ、コケ、地衣などの植物門がある。ふつう大文字で書き始める。なお、動物学では門をphylumという。
 dormancy 休眠。休眠状態。 形容詞はdormant
 disk 円盤状のもの。キク科の植物の管状花。
 dragonhead ドラゴンヘッド 。シソ科ムシャリンドウ属の植物。薬草として知られる他、花が美しく、観 賞用にも栽培されている。
 drain 排水する。水を抜き取る。
 drill タネをまくためのすじ、蒔き溝、畝。
  droopy
垂れ下がった。枝垂れた。
 drupe 核果。梅や桃のように、タネが固い殻に覆われている果実。
 dry dehiscent fruit
乾裂開果。果肉のない乾いた果実で、熟すとはじけて中のタネを遠くへ飛散さ せる果実。
 dwale ベラドンナ 。鎮痛剤などの目的で利用されていた薬草だが、非常に毒性が強く、素人の 使用は絶対厳禁。
 dwarf 矮性(わいせい)の。本来のものに比べて草丈が低い。
 dyer's 「染め物屋の」の意味。染色用に使われた植物にはこの名前が付いていること がある。<例>dyer's chamomile
  dyspepsia (医)消化不良

   [E ]
 early 早咲きの、早生(わせ)の。
 
earthworm ミミズ。環形動物門蚯蚓綱の動物の総称。「小さな耕耘機」とも呼ばれ、土を耕し、有機物のゴミを肥料にしてくれる働きがある。
 eczema
湿疹(しっしん)
 
edge (葉の)縁。(サボテンの)稜
 edible 食べることができる、食用になる。
 eelworm 線虫。
 effleurage マッサージの軽擦法。マッサージの最も基本的な手技で、手のひら(まれに親指をのぞく4本の指)でこすること。
 elliptic
長円形の。
 embryo 胚。
 embryonic 胚に関係のある。
 emollient (薬品、化粧品などが)皮膚を柔らかくする。肌をなめらかにする。
 endemic (ある地方に)固有の、特有の。分布域が非常に狭い。
 endive
エンダイヴ。 チコリ の別名。
 ensiform 剣形の。剱状の。(グラジオラスなどの葉の形)
 entire
葉の縁に鋸歯(きょし=ぎざぎざ)がなくなめらかな。
 entomophilous 虫媒花の。
 epicalyx 蕚状総苞。
 epigenous (病原菌などが)葉の表面に付着する。
 epigynous 子房下位。子房(果実になる部分)が、萼や花弁よりも元のほうにできるもの。ウリ科の植物などが代表的。
 epiphyte
着生植物。土の上でなく、他の植物の表面で生育する。ただし養分は空中から 取り、付着した相手の植物からはもらわない。
  epiphytic 着生の。〜 orchid 着生ラン。
  Equisetineae トクサ綱。シダ植物門の1網。3階層下の属まで一つしかない。ラテン語科名索引のトクサ科を参照。
 ericaceous
@ツツジ科の。Aツツジ科の植物が好むような、酸性土壌。
 escape 帰化植物。本来その地域の原産ではなく、栽培植物として、あるいは他の荷物 などに紛れ込んで持ち込まれ、野生化した植物。セイタカアワダチソウ、オオマツヨイグサなど。
 espalier 果樹格子。土中に支柱を何本か立て、そこへ水平に桟を渡したもの。木の枝を水平 にしてその桟に縛り、花付きや実付きをよくする。ぶどうなどの栽培に用いられ ている。
 evergreen 常緑性の。
 everlasting 永遠の、不朽の。〜 flowerというと、俗に「ドライフラワー」と呼ばれる、乾燥した状態では半永久的に観賞できる草花のこと。センニチコウ、ムギワラギク、リモニウムなど。
  exstipulate 托葉。葉の付け根にある付属物で、葉状のもの、突起状のものなどがある。
  external (医)外科の、外科的な。

   [F ]
 F1 hybrid ただF1と書かれていることも多い。雑種第一代。一代交配種。二つの違った 性質の種または品種の交配によって得られるもので性質が丈夫で、固定種では得られない特徴を持っているものが多い。しかし操 作が難しいのでタネが非常に高価であり、また、その子孫は遺伝子が不安定なた めに、全く利用できない。
  F2 固定種。好ましい性質のものを選抜して行き、その子孫も親と全く同じ性質に なるまで固定された品種。固定種。F2は正しい書き方ではないが、欧米の種苗カタログな どにはよく出てくる。
 family 科。属の上。目の下の分類単位。植物には500ほどの科があるとされている。英語圏ではdaisy family(キク科), Phlox family(ハナシノブ科)のような英語式の言い方と、Compositaeのようなラテン語式があり、現在は子供用や家庭用のごく一部の書物にラテン語と併用して英語式が載っているほかは、カタログなどすべてラテン語である。ラテン語科名索引にこのサイトに乗せた植物の科をラテン語と日本語の説明つきで解説してあるので参照して欲しい。
 fancied 幻想的な。気に入った。
 feathery pinnate 羽状複葉の。
 female 雌の。(もちろん人間で使うときは「女性の」である)
 fern シダ。シダ植物門として種子植物門のすぐ下の門だったが、裸子植 物の下の亜門として扱われるようになってきた。マツバラン・ヒカゲノカズラ・ トクサ・シダの4綱があり、全部で1万種ほどあるとされる。裸子植物と同じ3〜2億年前こ ろに栄え、当時は高木も多かったという。胞子で繁殖するが、胞子がタネによく 似ていて、タネとして販売されているものもある。
 fertiliser, 〜zer 肥料、化学肥料。草花の説明などで、このあとに5-10-5などと書いてあるときは、窒素・燐酸・カリがそれぞれ5,10,5の割合で含まれている化学肥料を与えよと言う意味。
  filament 花糸。雄しべの葯(やく)を載せているひも状の部分。
  filiform 糸状の、繊維状の。葉がコスモスのように非常に細いときに用いる。
  fines herbes フィーヌ・ゼルブ。ハーブを細かい粉にしたもの。
  flexuous くねくねと曲がった。波状の。
  floret 小花。花の中には小さな花が集まって一輪の花のように見えるものがずいぶん あるが、その小さな花のことを言う。また、キク科の頭状花を構成する舌状花や 管状花。
 floribunda ラテン語で“多花性の”、“咲き乱れる”の意味の女性形。一般には、四季咲き多花性のバラの系統を指す。
 flourish よく生育する。繁茂する。しっかり開花・結実する。カタログなどでは「どうにか生きている」のをsurvive, 十分に生育するのをflourishという。
  flower 花。定義として言えば、種子植物の生殖器官である。ラテン語のfloraからフ ランス語のfleurを経て導入された言葉で、観賞用の花を指すことが多い。blossum,を参照 。
  flower head 小さな花がいくつか集まって一輪の花のようになっているもの。特にキク科の 植物の花は、頭状花といい、花弁のように見える1枚1枚が一つの花である。
 fodder crop 飼料用作物、まぐさ
 foliage
葉っぱ
  foliage plant 観葉植物。葉が美しくて観賞価値のある植物。
 foliolate 〜の複葉から成る。3-foliolateは3枚の複葉から成る。 
 
follicle 袋果。乾果の一種で、内縫線、外縫線という放射状の裂け目に沿って果実が開いてタネを飛ばすもの。  
 force
促成栽培。
 fragrant 香りがよい。
  free-flowering 多花性の。特に栽培しやすく、よく花が咲く。
  frilled ひだがついた。ひらひらした。葉の縁などが、波を打っている。
  frond シダ植物、やしなどの細かく分かれた葉。
 fructification 結実。果実を実らせること。
  fruit 果実。いわゆる「果物」の他種子を保護し、また風や昆虫などを利用して、 種子を遠くに運んでもらうための器官。
  full double 完全八重咲き。本来は二重弁でも八重咲き(double)だが、ボタン・ツバキ・菊 ・ダリアなど、重ねの厚い八重咲きの花の多いものでは、特に重ねのよいものをfull doubleという。
 fungi 真菌類。かび・きのこ・酵母の仲間。単数形はfungusだが、一般的に複数形の この形で用いられることが多い。
 fungicide 防かび剤。(農薬の)殺菌剤。ダイセンやボルドーなど。農薬での殺菌剤の対象は、細菌(バクテリア)ではなく、真菌つまりかびの仲間である。
  funnel-shaped 漏斗状の、じょうご形の。
 fusiform 紡錘形。

   [G ]
 

 gamopetalous 合弁花。花弁が合体して一つの花冠になっているもの。ラテン語ではSympetalae 
 gardener
園芸家。園芸愛好家。園芸の上手・下手よりも、園芸を本当に愉しんでいる人 というイメージの言葉である。
 gardening 園芸、庭いじり。草花・野菜・果樹の栽培から造園まで、また趣味からプロまで含む言葉。
 garnet ガ−ネット、桜石。朱色またはオレンジ色を帯びた濃い赤。紫を帯びたものをルビ−色、朱色を帯びたものをが−ネット色というが、宝石は一粒ずつ色合いが違い、ガ−ネット色のルビ−やルビ−色のガ−ネットもある。
 gemma (複数形はgemmae) 無性芽
 gender
(文法上の)性。英語でも「船」や「国」などが、itではなく、sheで受けら れることがあるのはご存じの方も多いと思うが、ヨーロッパのほとんどの言語に は、生物としての性(sex)のほかに、文法上の男性・女性(ドイツ語・ロシア語 ・ラテン語などでは中性も)の性別があり、人称代名詞はもちろん、冠詞や形容 詞、副詞、言語によっては動詞の活用なども違っている。
 genera
"genus"の複数形。
  generation 世代。
 genetic(genetical, genetically) 遺伝の。遺伝的な。
 genetic recombination 遺伝子組み替え。形容詞形はgenetic(gene-) recombinant. gene-recombinant foodは今問題になっている遺伝子組み替え食品。DNAの一部を組み替え、「2ヶ月間腐らないトマト」や、特定の除草剤に反応しない作物などができている。本当に安全なものかどうか論議がある。
 genome
ゲノム。生物の染色体の基本数となる一組。n=の形で表される。一般の生物では染色体は2本のゲノムで成り立っていて、例えば人間は2n=46である。精細胞と卵細胞はゲノムは一本である。ゲノム3本以上で一組になっている生物を3倍体、4倍体といい、園芸植物の場合、3倍体は不稔性、四倍体は基本種より大柄である。
 genus
属。植物の分類単位で、種の上、科の下。学名はラテン語の属名と種名を続け て書く2名式になっているので、全生物界を通じて同一なものはない。複数形はgenera
 germinate 発芽する。名詞形はgermination.
 glabrous 無毛の。
 gland-dotted 腺細胞が分布している。
 glandular 腺。分泌組織。
 glaucous 果物や葉などが、白いワックス状または粉状のもので覆われた。
 globose 丸い、球形の。
  glume 穎(えい)。イネ科植物の花の基部に付いている通常一対の小葉。
 gourd うり。特にヘチマや瓢箪など、食用以外のウリ科植物の実。
 grafting 接ぎ木。植物の繁殖法の一つ。よい花や果実をならせるが、性質が弱い植物の 枝を、近縁種で強い植物の根に継ぎ合わせる方法。生育を司る形成層を合わせな いと活着しないので、慣れないと難しい。果樹やバラ、それにナス科やウリ科の 蔬菜に多く行われている。「脳死問題」で話題になっている「臓器移植」は、英 語ではgraftつまり接ぎ木という。
 granadilla トケイソウ のうち、食用として栽培されるもの。
 grass @草原や牧場などに生える草。草むら。Aイネ科の草本類。牧草などに多く利用される。
 greenhouse
温室
  growing 生育。
 glutinous グルチン(にかわ)のような。ねばねばした、粘着質の。
 gymnosperm
裸子植物。被子植物とともに、種子植物門を構成する2つの亜門の一つ。ソテ ツ・イチョウ・松柏・グネツムの4綱がある。古生代の終わり(3億数千万年前 )から中生代末(約6500万年前)に栄えたが、現在は松柏類が数百種ある他 は、1種から数十種で、生きた化石になっている。グネツムを除き木本で、大木 になるものが多い。

   [H ]
 H {略語} hardy. 寒さに強い。
  habit 性質、性状。特に寒さ・暑さに対する耐性や土壌の好みなど。
 half hardy 寒さにやや弱い。一般には強い霜に合うと枯れるが、霜除けをしてやれば越冬 する。
 hanging basket 吊り鉢。しだれ状または匍匐性の植物を鉢植えにし、高いところからつり下げて愉しむ。
 hanging garden 懸崖低塩。がけの上から、植物が垂れ下がっているように見せる庭園。
 hardiness 耐寒性。園芸上は、植物がどのくらいの寒さに耐えられるかという意味である。耐寒性を表すのに、英国ではH(hardy)=
耐寒性がある、HH(half hardy)=霜よけが必要、G(greenhouse)=温室栽培が必要、野3段階で表示。米国では国土が広いため、Z1からZ11までのzone numberで表される。
 hardy 強健な。特に寒さに強い。
  hastate 鏃(やじり)形の。
  heel 本来は「かかと」の意味だが、球根の基部。
  heartwood 心材。高木の幹の中心部にある色が濃い部分。軟らかく、材木としては役に立 たないが、精油・樹脂などを大量に含んでおり、香料・医薬・工芸用などに利用 されている。
 hedgerow 生け垣
  herb @草本。A観賞用と大量に栽培される穀物・野菜を除く有用植物。いわゆるキ ッチン・ハーブの他、薬草や草木染めなどの工芸に使われる植物。
  herbaceous 草本性の。
 herbal bath ハーバル・バス。薬草や香りのよい植物を浴槽に浮かべたもの。
 herbal medicine 漢方医学。薬草学。漢方薬術、あるいは漢方薬術と鍼灸術を合わせてChinese traditional medicineということもある。日本では俗に「東洋医学」と言うが、ギリシャ文 明を「オリエント文明」というように、オリエントやオリエンタルという言葉は ローマから見て東の地方、特にギリシャを指す言葉なので、oriental medicine は不適切である。
 hermaphrodite 両性の。両性花の。一つには何おしべ・めしべが両方備わっているもので、大半の花はこれである。。
  hilum
(タネの)へそ、付着点。タネが子房内で生育する胚珠の時、珠柄(しゅへい)という子房の胎座と胚乳をつなぐ管が付いていたあと。
 hips
バラ属植物の果実。rosehipsともいう。酸味がありビタミンCが豊富なため、 英国などではそのまま食べたり、乾燥させてものをお茶として利用している。お 湯で振り出すとロゼワインのような色の、フルーティーな香りと、心地よい酸味 のある飲み物になる。
 hispid 剛毛がある。
  holdfast 付着部。
 horse-radish ワサビダイコン 。国内では栽培されていないが、カナダなどで生産されたものが、練りワサ ビなどの原料として使われている。
  horsetail トクサ、スギナの仲間。ラテン語名はEquisetineae 
 horticulture
園芸。hortは「庭」、cultureは「耕す、文化」の意味なので、gardeningとほ ぼ同じ意味だが、gardeningが「庭いじり」、「土いじり」と言った趣味的なも のに使うのに対し、horticultureは形式的な言い方で、「園芸学」と言った意 味である。
 host 宿主。寄生生物がよりどころにする生物。
 humidity 湿度
 HT Hybrid Tea 1867年に登場したバラの交配種で、現在切り花などの営利栽培に用いられている品種はほとんどがこれ。大輪で色が鮮やかで、四季咲き性があり、剱弁(花弁の外側がしたに巻き込み、弁の先が三角にとがった形になっている)高芯(芯が盛り上がる)の形のものが多い。
 humus 腐葉土、腐植土。
 hybrid 交配種。雑種。
 Hymenoptera 膜翅目。蜂や蟻の仲間。昆虫綱の目で、ラテン語の「膜」と「翼」の合成語。
 hyperacidity (医)胃酸過多。
 hypogenous (菌類や細菌などの病原菌が)葉の裏側に付着する。
 hypogynous 子房上位の。子房(果実になる部分)が、萼・花弁・雄しべなどより先のほうにできるもの。

   [I ]
 incense 香り、芳香。香料、線香。
 inconspicuous
(花などが)目立たない。
 indoor
室内。
  inflorescence 花序。
 ingredient (薬品や加工食品の)原料、材料。漢方薬の薬味。
  internal (医)内科的な。副詞形はinternally
 intertidal 波打ち際に生息する。
 intestine (医)腸。the large 〜s 大腸。 the small 〜s 小腸。bowelが日常語として「はらわた」の意味に使われるのに対し、やや形式的。
 involucre 総苞。形容詞系はinvolucral

   [J ]
 Jew's mallow モロヘイヤ
 juicy ジューシー、果汁分の多い。
 juniper ヒノキ科の ネズ の仲間。
 juvenile 若い。未熟な。adultの反対語。

   [K ]
 kale キャベツの変種で、緑色が濃く、多汁質で結球しない。青汁と呼ばれるスープ を作る。 ハボタン のことをflower kale という。
  kernel 仁(じん)、桃や杏などの堅いタネの、中にある柔らかい部分。
 Kingdom 界。生物分類上の最大の単位。かつては動物界と植物界の二つに分けられていたが、現在では

@モネラ界 Kingdom Prokaryotae
A原生生物界 Kingdom Protoctista
B菌界 Kingdom Fungi
C植物界 Kingdom Plantae
D動物界 Kingdom Animalia
に分類するのが標準になっている。
 knead 揉捏(じゅうねつ)法。マッサージの手技の一つで、親指、手のひら、手首などを使って揉むこと。

   [L ]
 labellum 唇弁(しんべん)。ラン科やショウガ科の花の、下向きに垂れている舌状または袋状の一番大きな花弁。複数形はlabella 
 laciniate (葉、花弁などに)不規則な切れ込みがある。
 lamb's ear(lamb's tongue) ラムズイヤー 。ワタチョロギの仲間。葉が厚みがあり、軟らかくて白い綿毛に覆われてい ることから、「兎の耳」または「兎の舌」の名前がある。花壇に植えて、白い葉 が美しいが、寒さにやや弱く、また高温多湿に弱いので栽培しにくい。
 lanceolate (葉の形が)被針形の、槍形の。
  late 遅咲きの、晩生(おくて)の。
 lateral 枝や根の横への生育。株張り。
 latex 乳液状の分泌物。でんぷん、砂糖、アルカロイド、ゴム質などを含んでいる。
 Lavandula ラヴェンダー 属。
 lavender ラヴェンダー 。化粧品や香水の原料としてよく知られているハーブ。シソ科の常緑小低木 。語源はラテン語の「洗う」という意味から。
 lax 緩やかな、まばらな。
 laxative (薬)緩下剤。通じ薬。
 leader 成長点。主幹(茎)の一番先の部分。
 leaf 葉。複数形はleaves
 leaflet 小葉。複葉の小さな分かれた部分。
  leek 日本の長ネギを少しずんぐり形にしたような野菜。学名Allium porrum. エ ジプトですでに栽培が始まっていたとされ、最も歴史のある野菜の一つといわれてい る。
 legume マメ科の植物。また、豆が入っている鞘(さや)。マメ科は大きな科で、三つ の亜科に分かれているが、それぞれの亜科をさすこともある。
 lanceolate 被針形の
 Lepidoptera 鱗翅目。昆虫綱の一目で、蝶や蛾の仲間。地球上の動物の種の半数近くを占める大群。空を舞う宝石と呼ばれる美しい種や、カイコのような有用種もあるが、園芸上の害虫も多い。
 liana 熱帯または亜熱帯産の、木本性のつる性植物。熱帯雨林の下草として生育して いる場合が多い。
 lichen 地衣植物。コケ植物門の下にある植物門で、藻類と真菌の共生によって成り立 っている植物。リトマスゴケなどの仲間。
  lime 石灰質の。石灰(炭酸カルシウム)を含む土壌。
 lime (2) リンデン 。セイヨウシナノキ。菩提樹の仲間。日本では英名のライムより、ドイツ 語のリンデンバウムLindenbaumのほうがよく知られている。
 lime (3) かんきつ類 の一種。レモンの半分くらいの緑色の果実で、果汁を清涼飲料にしたりカク テルの材料にする。lime greenというと明るい黄緑色。
  lime-hating 石灰質(アルカリ性)の土壌を嫌う。ツツジ科の大部分はこれである。
 linear 線状の。
  lip @唇形花。シソ科独特の花の形で、ちょうど上下の唇が合わさったような形を している。キツネノマゴ科にも似た形の花を付けるものがある。Aラン科植物の 花の、下の方に付いている袋状の花弁。
  lithophyte 岩生植物。岩や石の上に生育する植物。
  liverwort 苔(たい)類。ゼニゴケの仲間。
 loam ローム。粘土を含む、水持ちのよいやや重い肥沃な土壌。
  lobe 裂片。
 lorate ひも状の。舌状の。細長い。
 lozenge ひし形。
 lustrous つやつやした、光沢がある。
  luxuriant
よく繁茂する、生育の良い。(土地が)肥沃な。
 lyrate
頭大羽状複葉の。先端の方が太くなった、いわゆるへら形で、羽状複葉のもの。語源は古代ヨーロッパで用いられていたリラというハープのような楽器の名前から。正座の「こと座」も、日本の箏(こと)とは関係なく、このリラに由来し、Lyraである。 

   [M ]
 maize トウモロコシ の英国式の言い方。アメリカではcorn.
  majestic 堂々とした。荘厳な、風格のある。草花の品種名によく使われている。
 malformation 奇形。
  masticatory 咀嚼用の コーラの木のような、かんで愉しむ嗜好品。
  mealybug コナカイガラムシ
 Mecoptera 長翅目。シリアゲムシの仲間。
 medlar ドイツカリン 。日本で栽培されている花梨(かりん)とは別属の植物。ヨーロッパでジャム用などに 作られているが、日本では果樹としての苗木は手に入らない。
 medicinal 薬用の、薬効のある。医療用の。
 membrane 薄い膜。形容詞形はmembranous 
 mesamb(s) メセン。ツルナ科の多肉植物群
  micro propagation 組織培養による繁殖。成長点付近のごく微少な組織を培養して増やす方法で、 洋蘭の繁殖などに用いられている。無菌状態の苗が得られる。
  midrib (葉の)中肋(ちゅうろく)、中央脈。葉の中央を通っている一番太い葉脈。 また、羽状複葉の正中部の軸。
  midseason 中生(なかて)の。開花期・収穫期が標準的な。
  mildew @うどん粉病。およびその原因になるウドンコカビ.
A白かび
 millepede (millipedeとも) やすで。ムカデと同じ多足類だが、1節に脚が2対ある。
  mineral 無機質、無機物。一般に炭素を含まない単体または化合物。ただし炭素を含ん でいても、炭酸塩、シアン化合物などは無機質である。
  mineral salt 無機塩類。金属元素が無機物とイオン結合したもの。
  monocarpic 多年草または木本類で、一生に一度だけ花を咲かせ、結実するとそのまま枯れ てしまう植物。竹やリュウゼツランなどがよく知られている。
 monoecious 雌雄同株。一つの株に雄の花と雌の花が分かれて咲くもの。ウリ科などが代表的。
  monotypic 生物の分類学上で、その一段下の単位に、立った一つあるだけのグループ。例 えばボタン科はボタン属だけ、カンナ科はカンナ属だけしかなく、また、スギ属、 ユウガオ属は一種しかないのでmonotypicである。ホホバ科やイチョウ科のよう に、一つの科に一種しかないものもある。
  montane 山の、高山性の。
 moisture 湿気。水分。湿り気。
 Mollusca 軟体動物。正式にはPhylum Mollusca(軟体動物門)で、貝類やイカ・タコの仲間。園芸に関連のあるのはいずれも腹足綱(Class Gastropoda=巻き貝類)有肺亜綱(Subclass Pulmonata)に属するカタツムリとナメクヂで、温室植物、花卉、蔬菜類に多大な被害を与えている。
 monkshood トリカブト 。花の形がお坊さんのかぶる帽子に似ていることから。
 monocarp、monocarpic  一回結実性。多年草または木本で、開花・結実するのは一生に一度だけで、結実語枯れてしまう植物。竹や竜舌蘭が有名。
  monocotyledon 単子葉植物。 種が発芽するとき、まず槍状の芽が一本出てくるもの。そのほかに普通葉脈 は平行で、花弁数は3枚、6枚など3の倍数のものが多い。イネ科、アヤメ科、 サトイモ科、ユリ科、ラン科など三十いくつかの科がある。
 moss 蘚類(せんるい)。水苔やスギゴケの仲間。
  mound layering 地伏せ法。栄養繁殖の一つ。枝の先を地面近くまで誘導し、枝の一部に盛り土 して発根を促し、発根したら分離して植え替える方法。
  mucilaginous べとべとした、糊状の、粘質の。
 mucronate (葉の先などに)小突起、刺状の突起がある。先端が鋭くとがっている。
  mulch マルチ、マルチング。藁や腐葉土などの有機物を土の上や植物の周りに敷き詰 めること。土壌中の乾燥を防ぎ、根を霜の害から守り、雑草の繁殖を押さえ、ま た灌水や雨の時に病原菌が植物に跳ね返るのを防ぐ。腐ればもちろん肥料になる 。
 multifid (葉に)多くの切れ込みがある。
 muricate
堅い刺で覆われている。
 Musci コケ植物門。種子植物、シダ植物の下に位置する植物門。

   [N ]
 nasturtium ナスターチウム 。本来この名前は、アブラナ科のクレソンの仲間の属名だが、香味が似てい ることから、キンレンカの英名になってしまった。草花だけでなく、エディブル ・フラワーとして有名である。
 naturalize 野生状態の時と同じような環境で育てる。
 nausea (医)吐き気、むかつき。
 NB 注意せよ。よく見よ。ラテン語nota beneの略。カタログの注目品種や目玉商品にNB!などと打ってあることがある。
  nectar
蜜。普通は蜜腺と呼ばれる花にある組織から分泌されるが、茎や葉から分泌さ れることもある。語源はギリシャ神話の「神々の酒」の意味で、甘みの強い果物 、ジュース、ワイン、カクテルなどの商品名として使われていることもある。
  needle 松柏類(針葉樹)の針状の葉。
 Nematode ネマトーダ、線虫。動物分類上は線形動物門Phylum Nematodaという。5つの綱があり、土壌・淡水・海水中で自由生活をするものと、動植物に寄生するものがある。かつて大半の日本人が持っていた回虫もこの仲間。園芸では草花に被害を与える根瘤線虫と呼ばれるものや、松食い虫などがある。。
  nettle
ネットル 。イラクサの仲間。若い葉を食べることが出来るが、うっかり触ると蕁麻疹 のような腫れ物が出来るので、栽培しない方がよい。
  neutral 中世の。酸性でもアルカリ性でもない、水素イオン濃度(pH)7の状態。
  node 茎の節。茎の、葉が出てくるところ。落葉した後、新しい芽が眠っている膨ら み。
  notch V字形の切れ込み。
 numerous たくさんの。非常に多くの。
  nutlet タネが中に一つだけ含まれている果実。
 nursery 育種場。種苗園。園芸用の種苗を流通・販売する業者。
 nutmeg ナツメグ 。スパイスとして最も重要なものの一つ。

   [O ]
  obelisk (obelisque) オベリスク、方尖塔。本来はエジプトの神殿で、門の両脇に建てた四角錐の石 の塔だが、それを模して門の両脇に建てた石塔。
  oblanceolate 葉の形がへら形の。先端は太く丸みを帯びていて、基部が細くなっている形。
  oblong 引き延ばされた形の。長方形、長円形など。
  obovate (葉の形が)基部の方が細くなっている卵形。
  obtuse (葉の先端が)とがっていない、丸みを帯びている。
  offset 植物の株もとに出来る子供の植物。分割して増やすことが出来る。
  offspring 子供、子孫。
 old rose 1867年にH・Tが出現したが、それ以前から栽培されている原種または古い系統の栽培種のバラ。春の5月ころに咲くだけで、小輪だが香りが高く可憐なので、愛好者が多い。
  omnimorbia 「万病に効く薬」の意味。16世紀頃にはゼニアオイのことをこのように言 っていた。
 opaque 不透明な。不明瞭な。
  orchid ラン。次項を参照。
  order 目(もく)。生物の分類単位で、科の上、綱の下。例えば双子葉類の一番上は 、キク科とキキョウ科を会わせてキキョウ目となっているが、園芸の上ではあま り使われない。
  ordinary soil 普通の土。中性で、適度の水はけ・水持ちと、肥料分を含んでいる土。
 organic 有機質の。最近異常に人気の出ている言葉である。
 ornamental 観賞用の。
 oval 卵形の。
  ovary @子房。雌しべの下の方にある膨らんだ部分。動物の卵巣に当たる部分。中に胚 珠が入っていて、受粉すると子房は果実になり、胚珠はタネになる。明治時代には實素(じっそ)と訳されたことがあるが、この方が「実の素’でわかりやすいと思うのだが。A(医)卵巣。
 ovate 卵形の。

   [P ]
 P phosphateの略。燐酸(りんさん)。リン酸肥料。
 palmate
掌状の。手のひらのような形の。覇に掌状の切れ込みがある。掌状複葉の。
 pancreas (医) 膵臓(すいぞう)。
 pandurate
すぐ下のpanduriformを参照。
 panduriform
バイオリン型の、ひょうたん型の。(葉の形が)楕円形で、中央部にくびれがあるもの。
 panicle
円錐花序。有限花序の一つ。主軸からいくつかの枝が出て穂状または房状にな り、外観が円錐状に見え、主軸に近い枝、つまり上の方から咲く花序。
 paniculate 円錐花序の。
  pantropical 汎熱帯。世界の亜熱帯から熱帯を含む広い範囲。pan tropical, pan-tropicalとも書く。
 papilionaceous 蝶形花(ちょうけいか)。マメ科特有の花の形。
 pappus (タンポポなどの)冠毛。いわゆる落下傘の付いたタネが球状に集まったも のである。複数形はpappi
  parasite, Parasitic 寄生生物。植物では、他の植物の体内に根を下ろし、そこから養分をもらって 生育する。また、病原菌を指すこともある。
  parentage 出所、血筋、決闘、由来。植物では交配親などの情報。
 parthenogenesis 処女生殖、単為生殖。雌が受精しないまま、子供を作ること。人間でこれをやったのはマリア様だけ?だが、動物ではアリマキ、ミジンコなどがあり、また植物ではドクダミ、タンポポなどかなり高等なものにみられることがある。
 Passiflora トケイソウ 日本ではあまり知られていないが、温室用の草花として、また熱帯地方では果 物として栽培されており、中には世界で一番うまい果物とされるものもある。
 passion flower (passion fruit) トケイソウ
  pealike (花の形が)豆に似た。つまり蝶形花の。蝶形花は5枚の花弁からなり、中央 に二枚貝のような竜骨弁が2枚、それを囲むように翼弁(よくべん)が2枚、さ らにその外に平たくて大きな旗弁(きべん)が一枚ある。
 peculiarity (性質などが)非常に変わっていること。奇妙さ。
  pedicel 小花柄。pedicleとも書く。
  peduncle  花柄。 花茎
  peltate (葉が)たて形の。
 pelvic 骨盤の。名詞形はpelvis
  pelvis @骨盤。A(医)腎盂(じんう)
 perennial
多年草の。
 perfoliate 貫穿葉(かんせんよう)。葉の中央部を茎が貫通しているような葉のこと。突 き抜き葉ともいい、ユーカリなどに見られる。
 perianth 花被。萼と花冠(花びら)を合わせたもの。カヤツリグサの仲間などではこれが欠如している。
 pest 害虫、有害動物。ヒトの病気ペスト(黒死病)はドイツ語のPestからで、英語ではplague.
発音はなんと「遊ぶ」と同じプレイである。
  petal 花弁、花びら。
 pH 水素イオン濃度。potential of Hydrogenの略。0から14までの数値で表し 、7が中性で、数値の大きいほどアルカリ性、小さいほど酸性である。日本では 「ペーハー」とドイツ語で読むが、英語では当然「ピーエイチ」と発音する。
  philtre 媚薬(びやく)、惚れ薬。米国式綴りはphilter
 phosphate 燐酸塩。リン酸肥料。
 photosynthesis
光合成、炭酸同化作用。緑色植物が葉緑素の作用により、二酸化炭素と水から 太陽光のエネルギーを用いて糖分を合成する働き。
 phyllode 仮葉、偽葉。
 phylum 門。生物分類状の単位で、界の下、綱の上。植物界には、種子植物門、シダ植物門、コケ植物門、褐藻植物門などがある。
 picotee (picotée) ピコティ 花弁に濃色の縁取り、覆輪があるもの。本来フランス語で、レースにピコという縁飾りをつけたものの意味。カーネーション・椿・牡丹・ペチュニア・コスモス・ポピー・ベゴニアなどにこの名の付いた品種がある。
 pinch out
側枝の発生を促すために、枝の先端を摘み取ること。
 pinnate 羽状複葉。バラやネムノキの葉のように、主軸から対生に何組かの小葉が左右対称に出ているもの。先端が1枚の奇数羽状複葉と、2枚の偶数羽状複葉がある。コスモスやオジギソウなどのように小葉がさらに羽状に切れているものを2回羽状複葉bipinnateという。
 pinnatisect (葉に)羽状に裂け目がある。菊の葉のようなもの。
  pistil 雌ずい。雌蘂、雌しべ。
 pitcher (英)食虫植物の補虫嚢(ウツボカズラやサラセニアなどの)。本来は取っ手の付いた水差し、急須の意味。(米)ではご存じ野球の投手のこと。
 plant あほ區物。特に地面に植えて栽培する植物。
 plant louse アブラムシ、アリマキ。園芸家にとってもっともやっかいな害虫の一つ。それ自身樹液を吸うだけでなく、モザイク病などの病原菌の運び屋である。 
  plumule 幼芽。
 pod (豆類の)さや
  poisonous 有毒な、毒性のある。
  pollen 花粉。
  pollination 受粉。
  polygamous 雑性花の。雄花または雌花と、雄しべ、雌しべのそろった花が混じって作成室がある。ジンチョウゲ科などに見られる。
 polypetalous 離弁花類。
  portion 部分、一部分。partとほぼ同じ意味だが、園芸の本にはよくこの語が出ている 。
 potpourri ポプリ。本来フランス語で、「腐ったものを入れる壺」の意味。
 prickly とげが多い、とげだらけの。ちくちくする。 
  procumbent
匍匐(ほふく)性の。地面をはいながら伸びて行く。
 Prokaryotae モネラ界生物分類上の5つの界の一つ。正しくはKingdom Prikaryotae
  propagate 増殖する。増やす。
 propagation 繁殖、増殖。
  prostrate 匍匐性の。平伏する。
 prostrate 匍匐する。
  prune @プルーン’スモモの仲間の果実を乾燥させたもの、健康食品として売られ ている) A剪定する。切りつめる。
  pseudobulb 着生蘭の茎の最下部にある、水や養分をためておく球根に煮た膨らみ。「偽物の球茎」の意味。
 Pteridophyta シダ植物門。花が咲き、タネを実らせる種子植物門のすぐ下にある門。
 pubescent 軟毛がある
  pulp 果肉。

   [Q ]
 quantity 数量
 q.v (qv) ラテン語quad videの略。「その項目を見よ」

   [R ]
  race 品種。
 raceme
総状花序。穂状(長い円錐状)の花序だが、穂状花序が花柄がなく直接花が花軸に付くのに対し、花柄があるものを総状花序という。
 radical (葉が)根生の。
  radicle 幼根、胚根。種子が発芽するときに初めて出す根。
  ray (petal) 舌状花。キク科の植物の花(頭状花)の外周にある、ひも状、管状またはへら 形の花弁のようなもの。本来はあの一枚が、5枚の花弁が合体した合弁花であ るが、独立した萼や、雄しべ、雌しべなどはもっておらず、飾りのためにのみ存 在する。
  receptacle 花床、花托。花弁・雄しべ・雌しべ・萼などを載せている部分で特に肥大した もの。イチゴやアーティチョークの食用にしている部分はこれに当たる。
  recurved そりかえった。後ろの方に曲がっている。(シクラメンの花など)
  reniform 腎臓形の。葉が円形または幅広の長円形で、用兵との接続部がくぼんでいるもの。kidney-shapedともいう。 
  repent (reptant) 匍匐(ほふく)性の。
  resin 樹脂。植物から分泌される固形、ゼリー状、またはゴム質の物質。ただし現在は 、合成樹脂、プラスチックの原料をresinということが多い。
 reticulate 網状の、網目模様のある。
 retuse 浅い裂け目がある。
   retting 切った枝を水につけること。麻などで、細菌の活動を活性化して組 織を分離しやすくするための行われる。
  revert 逆戻り、先祖がえり。斑入りだった植物の斑が消えてしまったり、八重咲きの 個体から株分けしたものが一重咲きになったりする現象。突然変異の一種だが、 しばしば起こる。
  revolute 葉の縁が、外に巻いていること。
 rhizome 根茎、塊茎、地下茎。
  rhomboid 平行四辺形。偏菱形。
 rigid 非常に堅い。弾力がない。曲がらない。〜 supportといえば、支柱のこと。
 rind 外皮。特に堅いごわごわしたもの。
  rock garden (rockery) ロック・ガーデン。英国で日本庭園の影響を受け、岩や水場、傾斜などを配し 、自然の景観に似せて造った庭園。野草的な趣のある、背が低く可憐な花が咲く 灌木や草花が好んで植えられる。大きな花、派手な花が咲く植物は不可である。
 root 根。
  rootball 植物を抜き取ったとき、根と、根にくっついてくる土の塊。フットボール・サ ッカー・ラグビーなどの球技をこういうこともあるが、これは「乱暴な」と言う ところから来ているそうだ。
  rootstock 接ぎ木用の台木。
  rosette ロゼット、根生葉。地際の一点から放射状に生えている葉。
 rue ルー 。ヘンルーダ。漢字名は芸香(うんこう)。以前はキッチンハーブとして使 われていたが、毒性があるとされ、最近は使われず、もっぱらポプリなどの工芸 用。葉に桜餅のような香りがある。
 rugose (葉に)しわが多い。
 Ruta
ヘンルーダ属。 ルー の仲間。

 S

 sac fungi 子嚢菌。 
  sadole grafting 鞍接ぎ(くらつぎ)法。接ぎ木の一種で、台木の上端を鋭角のくさび形に整え ておき、それに、ぴったりはまるようなV字形の切れ込みを入れた接ぎ穂を合わせて固定 させる方法。
 samara 翼果。ニレやカエデのタネのように、果皮が薄い翼のようになっているもの。
 saprophyte 死物寄生植物
 sawfly 葉蜂(はばち)。雌の産卵管がのこぎり状で、それで植物の茎に傷を付け産卵することからこの名がある。
 scabrid, scabrous 表面がざらざらした、でこぼこした。
 scale insect 貝殻虫(カイガラムシ)。
 scarlet 緋色。やや紫またはピンクを帯びた濃い赤。
 scented 〜の香りがする。apple scentedだと「リンゴの香りがする」。
  scion (接ぎ木用の)接ぎ穂。
 scorpion さそり。蛛形綱サソリ目の虫の総称。
 scorpion fly シリアゲムシ。長翅目の昆虫。
 seed 種子。タネ。
 seedling タネの芽生えたもの。実生苗。小苗。
 semi-double 半八重咲き。普通は二重弁でも立派な八重咲きdoubleだが、重ねの厚い八重咲 きの多い、ダリア、ボタン、椿などで、2,3重弁のことをsemi-doubleといっ ている。
 sherry vinegar スペイン産のアルコール強化ワイン“ヘレス”を原料にした酢。ドレッシングなどに最適。セメダインのような強い香りがある。
 shoot
若い枝。新梢。
 shrub 低木。本来は「灌木(かんぼく)」と訳すべきで、樹高が低いと言うだけでなく、株張りに なるという意味を含んでいる。
  shrublet 小灌木。樹高1b以内の木本。ハーブのタイムや久留米ツツジなど。
  simple 単葉。切れ込みがなく、また小葉に分かれていない葉。
 sine qua non 欠かすことのできないもの(こと)。英語ではサイニ・クヮ・ナンと発音する。
 single
一重咲き。
 sinus 湾曲、サインカーブ。三角関数の「サイン」。A葉の裂片の間のくぼみ。湾欠。B(医)副鼻腔洞。
 skin 外皮。トマトの皮のような、なめらかで柔らかいものに用いる。
  slender ほっそりした。細長い。
  slight 弱々しい、華奢な。
  slug ナメクヂ
 snail かたつむり。陸生の巻き貝で一万種くらい有ると言われる。子どもの頃おもちゃにした人は多いだろうが、おおかたは害虫で植物を食害する。
  soil 土、土壌。
  sole 唯一の、一つだけの。
 soothe なだめる。落ち着かせる。鎮静させる。(こりや痛みなどを)和らげる。
  sorus (複数形はsori) シダ植物の葉の裏に出来る胞子嚢(ほうしのう)群
 sow タネを播く。
 spadiceous 肉穂花序の
  spadix (複数形はspadices) 肉穂花。肉穂花序(にくすいかじょ)。花茎の先端が太くなり、その周りに小さな柄のない花が密集して咲くもの。サトイモ科やパイナップル、トウモロコシなどに見られる。
 spathe 仏焔苞(ぶつえんほう)。サトイモ科の水芭蕉、カラー、アンスリウムなどの肉穂花序(上記を参照)を覆っているロート状またはスプーン形の部分。浄土宗や浄土真宗のお寺にある阿弥陀如来像の光背に似ていることから仏焔苞という。
 spatulate (葉が)へら形の。
 species 種(しゅ)。生物分類の最小単位。原則として同種間なら交配した子孫からその孫を得ることができるが、異種間の場合は一代限りの子孫は得られても、その子はできないことになっている。しかし、バラ属では種間交配種の子孫がいくらもできるなど例外も多い。種の下に亜種や変種がある。
 sphagnum 水苔。苔植物門蘚(せん)綱ミズゴケ目ミズゴケ科ミズゴケ属。寒帯の湿地に分布し、広い範囲に層を成していることが多い。水持ちがいいので、ランの植え付けに用土として用い、苗木の搬送のさい、根巻きに用いる。下層の古い石炭化したものをピートといい、園芸用土として多く用いている。
 spicate 穂(spike)の、穂状花序の。
  spider @クモ。ダニやサソリなど節足動物門クモ綱の虫たちもspiderという。A花弁 (舌状花)が管状で、クモの脚のように途中で内側にカーブしているもの。spider flowered.
 spine @とげ。特に針状の刺。A背骨、脊(せきちゅう)柱
 spike 花穂
  sporangium (複数形はsporanngia) 胞子嚢。
 spore 胞子、芽胞。種子植物より下のシダ、コケや、真菌類の繁殖子。
 sprout @発芽したばかりの幼植物。また、植物がhつがして伸び始めること。Aアルファルファなどの発芽したばかりで本場が出ていないもので、食用にするもの。
 spur 距(きょ)。花冠や萼の基部から出ている袋状の器官。スミレ・オダマキ・豆 類などに見られる。鳥の蹴爪(けづめ)に似ているところからこの名前がある。
  stalk 茎、軸、柄。
  stamen 雄しべ、雄ずい。この複数形は何とstaminaであるが、現在「スタミナ」と言 えば、精力、持久力の意味になってしまったので、stamensという複数形が用い られるようになった。
 stellate 星形の。放射状の。
  sterile @実のならない、実の付かない。A不毛の、痩せた。
  stigma 柱頭。雌しべの先端に付いている、受粉をするための器官。
 stimulant 興奮剤、刺激剤。(コーヒーなどの)興奮性飲料。
  stimulating 刺激性の、興奮させる
  stipule 托葉(たくよう)。葉の基部に付いている付属物で、葉の形のもの、刺状のも の、突起状のものなどがある。
  stock (接ぎ木用の)台木。
  stolon 匍匐枝(ほふくし)。地際を這って広がるか、斜め上に伸びた枝がアーチ形に 地面に達したもの。そこから発根して新しい個体になる場合が多い。
 stoloniferous 匍匐性の。匍匐枝のある。〜 shrub 匍匐性灌木。 
 stomatal, stomatic 気孔の(ある)
 stove (house) 加温温室。冬でも最低気温が10℃かそれ以上に保たれている暖房設備の整った温室。
 stratification 発芽力がすぐなくなってしまう木本類のタネなどを、湿った砂や土のなかに入れて保存すること。本来は社会的な階級・階層の意味だが、土のなかにコークス・砂・ピートなどを層にして床を作ることから名付けられた。
 stratify 上記の語の動詞形。
 streak すじ。縞。花の中心部から花弁の中心脈に沿って放射状に入る筋を言うことが多い。
 striate, striated 細い溝、筋などがある。
 strobile 球果。松かさなど、松柏類の果実。学術的な形式語で、一般の英語ではconeという。
 submerged 水中の、水生の。
 sub-shrub 亜灌木。多年生で、茎の下の部分が木質化したもの。常緑のものと落葉(宿根)のものがある。キク科、シソ科などのハーブに多い。日本では多年草として扱われている。
 succulent 多肉質の。
 succulent plant 多肉植物。葉・茎・根などが肥大して水分を蓄えている植物。乾燥にはめっぽう強いが多湿には弱い。耐寒性のものと不耐寒性のものがある。サボテンも茎が多肉化した多肉植物だが、区別する場合が多い。
  sucker 吸枝。地下茎から直接出る枝で、分離して増やすことができる。竹やサトウキビなどに見られる。
 survive 生き延びる、どうにか生きている。まともに生育して開花・割実するのをflourishという。
 swampy 湿地姓の。湿地に多い。
 sweet 甘い。心地よい。かつては甘いものは大変貴重だたことから「心地よい」の語ができた。sweet voice(美しい声)など。ハーブにはsweetのつく植物が多い。
 sweet scented よい匂い(甘い香り)がする。
 Sympetalae 合弁花類。以前は双子葉綱の亜綱とされ、イワウメ科からキク科までが入っていたが、現在では重要な分類法とはされていない。花弁が合体して一つの花冠になっているもの。朝顔の花のようなものである。キク科は例えばヒマワリなどの場合、花びらのように見える1枚が1個の合弁花(舌状花)である。

   [T ]
 tall 背が高い。
 tansy タンジー 。キク科の多年草。以前はキッチン・ハーブとして使われていたが、毒性が あるとされ、現在はポプリ用。あるいは花壇用として栽培されている。
  taproot 直根。大根やゴボウのようにまっすぐ下へ垂直に伸びて行く根。直根を持つ植 物は、ごく小さい苗の時以外は、移植は難しい。
 taragon タラゴン 。フランスではエストラゴンといい、重要なキッチン・ハーブの一つ。フレ ンチ種とロシア種があるが、キッチン・ハーブになるのはフレンチ種だけである 。
 tarmelic ターメリック 。カレーの色づけなどに使われているスパイス。和名はウコン〔鬱金)といい、最近 肝臓を強くする働きがあるとして注目されている。
 temperate 気候の。〜 regionというと、温帯。
  tender 寒さに弱い。最低気温が10℃以上必要な、熱帯産植物に用いられる。栽培に は加温設備のある温室が絶対に必要。
  tendril つる性植物の巻きひげ。
  terete (少し先が尖った)円筒形の。
 terminal 頂生の。花や果実などが、茎や枝の先端に出来るという意味。
 ternate 三つの部分からなる。三出葉(ミツバやクローバなどの葉のような)。
  terrestrial 地上の。(着生・水生などにたいして、地面に生える植物の意味)
  testa 外種皮。
 testicle (医)睾丸(こうがん)、きんたま
  tetraploid 四四倍体。染色体のゲノムが4本で一組になっている植物。アゲラトゥムやムギワラギクなどにあり、基本種より全体に大振りである。
 thicket 灌木の茂み、藪、雑木林。
 thorn とげ。針状の刺をspineというのに対し、鈎状または刃物のような刺、イボな どをthornという。
 thorn apple ダトゥラ 。チョウセンアサガオ属の植物。
 throat @のど。A花冠の中心部の管状になっている部分。
 thyme タイム 。和名はキダチジャコウソウ、ヒャクリコウなどという。小低木で、キッチ ン・ハーブとして重要なものの一つである。
 thyrse 密錐花序。
 tinctorial 染色用の、染め物用の。
 tinged 〜の色を帯びる。
  tissue 組織。
 tomato トマト
  tomentose 繊毛(ビロードのような細かい柔らかい毛)に覆われた。
  toothache 歯痛、
  toothed 鋸歯がある。葉の縁にある細かいギザギザのこと。
 trailing 匍匐(ほふく)性の。
   translucent 半透明の。
 tree 高木。本来は「喬木」という意味で、樹高が5bかそれ以上になると言うだけ でなく、幹がまっすぐに伸びる木をさしている。
 tree tomato トマトノキ 。同じナス科だが、トマトとは別属の植物。寒さにやや弱い常緑樹。
  trellis トレリス、格子垣。竹・木材・金属派言うtなどで格子形に作ったフェンスで 、蔓草を這わせたり、常緑の灌木を誘導して生け垣に使う。
 trichotomous 3つに分かれた。
  truncate 切形の。葉が、長いハート形や三角形を丈夫で水平に切断した形。
 tuber 塊茎(じゃがいもなどの)。tuberousは「塊茎を持った。
 tuberose チューベローズ。和名ゲッカコウ(月下香)。戦中に流行歌で有名になったイェライシャン(夜来香)とは別の植物。春植え球根。
 tuberous 塊茎を持っている。〜 Begoniaは球根ベゴニア
  tulip チューリップ 
 tunic (種子や球根の)外皮。本来の意味は、古代ギリシャ・ローマ人が着ただぶだぶの外套。

   [U ]
  umbel 散形花序。長い柄のある花が、上から見ると平面または傘のように見え、一点 から周りに咲いて行く有限花序の一つ。セリ科の植物が代表的。
 umbrella pine カサマツ。アメリカ産の松の仲間。→マツ
 unarmed とげのない。本来の意味は「武器を持たない、非武装の」
 unique 独特の、特徴のある。
  unusual 普段はあまり見かけない。非常に珍しい。
 Ursinia ウルシニア。寒さにやや弱いキク科の一年生草花。

   [V ]
  valve ヴァルヴ、バルブ。いわゆる弁の意味だが、植物学ではさく片、葯片(やくへ ん)と呼ばれる、さく果(capsuleを参照)などの、果実の中のいくつかの仕切ら れた部分。またそのしきりになっている薄片。アサガオのように一つのヴァルヴ に1個のタネが入っているものと、鳳仙花のように複数入っているものがある 。
 vanilla ヴァニラ 。アイスクリーム・菓子・リキュールなどの香り付けに使われる植物として あまりにも有名。
 variegate 葉が斑入りの。
 variety 変種。例えばかんぴょうにする夕顔とひょうたん、ふくべは植物学上は同じ種の変種である。
  vegetable @植物。A野菜。〜 kingdom 植物界。
  vegetative 植物の。the vegetative world 植物界。
  vegetative propagation 栄養繁殖、無性繁殖。タネによる繁殖(実生繁殖、有性繁殖)以外の繁殖法の 全てを含み、株分け、挿し木、接ぎ木、取り木、成長点培養などの方法がある。
 vermiculite ヴァーミキュライト。雲母を1200℃くらいで熱処理し、多孔質の顆粒状に したもの。非常に軽い。水持ち・水はけがよく、病原菌・害虫・肥料分がゼロな ので、単独で種まきや挿し木の用土として優れ、また、土壌改良材としても使わ れている。語源はラテン語で「芋虫のような」。
 verticillate 輪生の。
 vigorous
生育旺盛な、元気のよい。
 vine @ぶどうの木。フランス語のvin, 英語のwineと同じ語源で、本来は「ぶどう 酒」で、そこからぶどう酒を作るための作物、ぶどうとなった。Aつる性植物。
 vinegar 酢。欧米ではワイン、シェリー、リンゴ酒などを原料にする。
 violet ニオイスミレ。濃い青紫。
  viridiflora 緑色の花が咲く。観賞価値のない「風媒花」には緑色の花の咲くものが結構あ るが、観賞用ではヒャクニチソウにグリーン・エンヴィという品種があるほか、 チューリップやアイリスなどに、緑と他の色の複色の花がある。
   [W ]
 wall germander ウッドセージ の仲間。
 wallflower アブラナ科 ニオイアラセイトウ 属の草花。春にオレンジ色の香りの良い花がたくさん咲く。
 warty いぼが多い。
 Wasabi ワサビ 。学名Wasabia japonicaで、英名もそのままである。すしの普及でアメリカ などでも知られるようになった。
 wasp スズメバチ。ジガバチの類。アメリカ白人をののしって言う白豚White AngloSaxon Pig(WASP)と同じ綴りなのがおもしろい。チャドクガの天敵として有益であるが、刺されると生命に関わることもある。
 watercress 日本では クレソン と呼ばれている。アブラナ科オランダガラシ属の植物で、独特の香りとぴり っとした辛さがあり、サラダに入れたり、ソースの香味付けに用いられる。
 wattle オーストラリア産 アカシア の仲間を指す言葉。
 wax gourd トウガン
 wax myrtle ヤチヤナギ。東アフリカ産のヤマモモ科 ヤマモモ 属の高木で、香りの良いロウが採集され、高級ろうそくの原料として利用さ れている。
 weed 雑草。
 weeping 本来は涙を流して泣くことだが、園芸では「しだれた」の意味。
 well-drained 排水良好な。
 white 白い。
  whorl *ed) 輪生の。葉のつき方の一つで、一つの節から2枚が出ているのを対生(opposite) といい、3枚以上が出ているのを輪生という。
  wild collected (タネを)野生の植物から収穫した。ワイルドフラワーのタネなどにはこの表 示のあるものがある。
 wine vinegar ワイン酢。ワインを発酵して作った食酢。酢酸分(酸味のもと)が日本の穀物酢の1.5倍ほどある。
  winged 翼がある。@角柱状の茎の辺(稜)が出っ張って、刀の刃のようになっている もの。A飛散させるためにタネに羽毛状のものが付いている。(松やセンニチコ ウなど)
 wireworm はりがねむし。甲虫目コメツキムシ科の昆虫の幼虫で、作物の茎や根を食害する。
 woad ウォード 。アブラナ科タイセイ属の植物で、インドからインディゴが伝わるまで、染め物 用の青い染料として使われていた。しかし発酵させるときのにおいがものすごく、 5マイル(約8`)先までにおったという。
 woodsage ウッドセージ 。シソ科ニガクサ属の植物。
  woody 木質の。
 wormseed アカザ科アカザ属の グッド・キング・ヘンリー の仲間。全草に独特の臭気があり、スペイン語でエバソテといって、キッチ ン・ハーブに使われる他、殺虫剤の原料にもなる。
 wormwood キク科ヨモギ属のニガヨモギの仲間。 ワームウッド 。薬草として利用されていたほか、アブサンという蒸留酒や、アロマタイズ ド・ワインの香味付けに使われている。これを燻すと虫除けになることから名付 けられた名前。w

   [X ]
  x クロス(cross)と読み、種間あるいは属間の交配種であることを表す。例えばPetunia x hybridaのように。x Amarineのような交配によって出来た属もある。なお、 「磯キリンのガーデニング道楽」では、見やすいように×を使ってある。
 Xeranthemum キク科 トキワバナ 属。ムギワラギク(帝王貝細工)の近縁種で、ドライフラワーになるが、花 が地味で、また暑さに弱いため、日本ではあまり栽培されていない。
 xerophyte, xerophytic 乾性植物。サボテンや多肉植物など砂地や砂漠に生える植物。

   [Y ]
 yarrow ヤロウ 。ノコギリソウの仲間。美しい花が咲き、切り花にもなるが、葉に樹脂のよ うな強い香りがあり、薬品や化粧頻用に利用されている。
 yellow dock ソレル (すいば、すかんぽ)のなかまのナガバギシギシ。かつて欧州で薬草とし て使われた。性質が強く、日本では帰化してやっかいな雑草と化している。
 yellow loosestrife リシマーキア 属の植物。
 ylang-ylang イランイラン 。インドネシア産の常緑高木。花の香りには催淫作用があるといわれる。香 水やアロマテラピー用のオイルなどに使われる。
 youth and age ヒャクニチソウ の英名
 Yucca ユッカ 。リュウゼツラン科キミガヨラン属の常緑樹。暖地の大きな庭園などに見ら れ、スズランに似た大きな白い花が咲くが、葉が硬く鋭く尖っているので、家庭 では植えない方がよい。

   [Z ]
 Zinnia ヒャクニチソウ 属。
 zone number Z1からZ11までの数字で書かれている、アメリカの気候の寒暖を示す番号。ア メリカの園芸書や、種苗カタログなどではおなじみのものである。Z1が最も寒く 、数が大きいほど暖かい地方を表している。アメリカと日本では湿度などが違 うが、それでも東海岸のように多湿な地方があるので、最低気温から日本の自分 の地域をどのゾーンか見当をつけることが出来る。例えば静岡はZ9くらいである 。
  zygomorphic (花冠などが)左右対称の。左右相称の。


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